ソフトバンク株式会社は「情報革命で人々を幸せに」という経営理念の下、人類と社会へ貢献してきました。しかし、世界では、自然災害の発生や環境破壊、情報格差などさまざまな社会問題が深刻化しています。そして今、全ての人が平和と豊かさを享受できる持続可能な社会を実現するための世界共通のテーマ「SDGs(持続可能な開発目標)」のもとで国際社会が協力しています。当社は、企業も良き社会の一員という考え方の下、持続可能な社会づくりに貢献することを重要な経営課題と捉え、SDGsを徹底的に追及していきます。
当社では、「すべてのモノ、情報、心がつながる世の中を」というコンセプトの下、持続可能な社会の発展に向けて取り組むべき6つのマテリアリティ(重要課題)を特定しました。このマテリアリティの特定にあたっては、当社にとっての重要度だけではなく、SDGsや当社のステークホルダーが求める事柄と関連が深いものを基準にしました。
2020年3月に商用サービスを開始した第5世代移動通信システム(5G)が起爆剤となり、社会のあらゆる場面でDX(デジタル・トランスフォーメーション)が加速していくことでしょう。当社は、課題解決のためのソリューションを新たに提供し、さまざまな産業において多くのビジネスチャンスを創出していきます。それが同時に、当社の持続可能な成長にもつながると確信しています。
これからも、当社の成長戦略であるBeyond Carrier戦略をより一層強力に推進していくことで、経営理念と、SDGsの達成および社会課題の解決に向けて貢献していきます。
ソフトバンク株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO