キャリアNOW
育児とキャリアを両立する先輩エンジニア×若手社員のリアル~働き方とキャリア~
「リケジョが輝く未来はここにある」――。
ソフトバンクで活躍する女性エンジニアたちは、どのような思いでキャリアを築き、日々の仕事に向き合っているのでしょうか?
長年にわたり通信分野で専門性を発揮し続けながら育児と仕事を両立する齋藤瑞樹さんと、
まったく異なる分野からエンジニアの世界へ飛び込んだ入社4年目の丸山すみれさん。
世代もキャリアの出発点も異なる2人が、なぜソフトバンクを選び、どのように成長し、どんな未来を描いているのか。自分らしく働く女性エンジニアたちのリアルを、皆さんにお届けします。
■プロフィール
齋藤 瑞樹(サイトウ ミズキ)2004年入社 ソリューションエンジニア 課長 ※写真左※
大学では固定通信システムを専攻、入社後は音声SE、プロダクト開発部門を経て、現在はソフトバンクの法人事業全体を最適化するBX(ビジネストランスフォーメーション)推進に従事。
丸山 すみれ(マルヤマ スミレ)2022年入社 システムエンジニア ※写真右※
大学では生命科学を学び、その後ITの世界へ。現在は、IT領域のNW設定作業自動化システムの開発と、ソフトバンクAIデータセンターのインフラコントロールのUIデザインを担当。
大学では固定通信システムを専攻、入社後は音声SE、プロダクト開発部門を経て、現在はソフトバンクの法人事業全体を最適化するBX(ビジネストランスフォーメーション)推進に従事。
丸山 すみれ(マルヤマ スミレ)2022年入社 システムエンジニア ※写真右※
大学では生命科学を学び、その後ITの世界へ。現在は、IT領域のNW設定作業自動化システムの開発と、ソフトバンクAIデータセンターのインフラコントロールのUIデザインを担当。
異なる道から辿り着いた、ソフトバンクという選択
~Q:大学での専攻や、ソフトバンクを選んだ理由は何ですか?~
~Q:今の仕事に大学で学んだことは生きていますか?~
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齋藤
- 私は大学で固定通信システムの研究室に所属していたので、通信キャリアに進むのは自然な流れでした。通信って今や社会インフラそのものじゃないですか?水道や電気と同じで「なくてはならないもの」だから、そこを支える仕事がしたいと思ったんです。
また、通信キャリアの中でもソフトバンクを選んだ理由は、まさに「人」の魅力でした。社員の方々が包み隠さず会社について教えてくれたこともそうですが、選考中から学生同士もフレンドリーに話すことができ、「この人たちと働きたい!」と思えたのが決め手になりました。
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丸山
- 私は大学では生命科学を専攻していて、研究テーマはバイオインフォマティクス。ITや通信とは全く違う分野を勉強していました。ただ、就活初期にソフトバンクのインターン(1週間のハッカソン)に参加し、「モノづくりの面白さ」に気付き、視野が一気に広がりました。
また、齋藤さんと同じで「人の魅力」も入社のきっかけでした。
私が就活をしていた時期はちょうどコロナ真っ只中だったこともあり、完全オンラインでのインターンでしたが、社員の方々がすごく親身にサポートしてくれ、リモートでも「ここでならIT未経験の私でも安心して働くことができるかも」と感じることができました。
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齋藤
- 技術や知識も大切ですが、「一緒に働く人や職場の環境が自分にあうか」はキャリアを考える上で大きな要素ですよね。
~Q:今の仕事に大学で学んだことは生きていますか?~
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齋藤
- 通信の基礎的な仕組みや用語に関しては大学の時に勉強していたので、大きな抵抗はなかったです。技術的な部分に関しても、業界のスピードや新しい技術を学ぶ経験が生かせているのかなと感じました。
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丸山
- 私自身は全く違う分野を専攻していたので技術より汎用スキルになりますが、今の仕事に最も役に立っているのが資料作成です。論文発表会では自分の専攻分野以外の学生や教授に対して、前提知識がなくても理解しやすい資料作りを心がけていました。 エンジニアの現場は専門用語が飛び交いがちですが、必ずしも同じ技術的背景を持たない相手に説明する瞬間もあるので、その際は大学時代に培ったこの経験を生かし、円滑なコミュニケーションが取れるように常に意識しています。
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齋藤
- ただ、日々技術が進化していくので、今まで経験したことない事へも向き合い、勉強し、自分自身もアップデートし続ける姿勢が一番必要ですね。
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丸山
- 私自身もまずはなんでもやってみる!触ってみるっていうところが重要かなって思っています。
「やってみたい」が形になる。自分らしい成長を後押しする環境
~Q:ソフトバンクで携わってきた業務について教えてください~
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齋藤
- 入社当初は法人のお客さまを担当する音声SEでした。お客さま先に営業と一緒に出向き、音声ネットワークの設計・提案・構築、そしてデリバリーするところまでを担当していました。
3年目からはサービス開発部門に異動して、法人向けのプロダクト企画・開発を担当、その中で管理職(マネジャー)に昇進後、2度の産休・育休を取得しました。
現在は新設された組織にて、BX(ビジネストランスフォーメーション)という法人事業全体の構造改革を担う業務を担当しています。全体最適を考える視点が求められるようになり、法人施策を一元管理する仕組み作りやデータの可視化、「カッコよく働ける環境作り」に取り組んでいます。
また、通常業務と並行して入社3年目から7年間労働組合の執行委員として活動し、3年ほど前から法人統括のダイバーシティプロジェクト(Terra’s)にも参画しています。
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丸山
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私は入社後、ネットワーク機器の設定を自動化するシステムや、AIデータセンターのインフラコントロールのUIデザインなどを開発し、バックエンドとフロントエンド両方の開発を担当しています。
もともとデザインが好きだったので、「やってみたい」と自分から手を挙げ課内の複数システムのUIデザインを担当させてもらいました。
入社当時はUIデザインの専任者がおらず、挑戦への不安もありました。社内システムでは単に見栄えが良いだけでなく、オペレーションミスが起きない設計にしなければならないので、責任の重さに身が引き締まります。
だからこそ、現場から「使いやすくなったよ」とフィードバックをもらえるとうれしいですね。
~Q:成長を後押しする環境について教えてください~
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齋藤
- ソフトバンクは自己成長を後押しする制度が整っていますよね。ユニソフトバンクバーシティ(SBU)もそうですが、研修や資格支援も充実していて積極的に活用しています。
SBUは、研修単位で推奨コンテンツが分かるので選びやすいと感じています。現在は、外部のIT系資格や国家資格取得にも取り組んでいて、受験料の補助や奨励金制度も活用しています。
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丸山
- 丸山:新入社員研修では最初の1カ月は座学、次の1カ月はチームでアジャイル開発の研修を受けました。未経験でしたが、同じチームに専門分野を学んでいた同期が教えてくれたりして、不安なく研修を受けることができました。
部署に配属してからは、エンジニアとしての視野を広げるために、サーバやネットワークといったインフラの基礎から、Azureをはじめとするパブリッククラウドまで、幅広い分野の研修を受講しました。また、知識定着のために資格取得にも積極的に挑戦してきました。
ライフイベントとの両立 ~それぞれの生活に寄り添い、私らしく働く~
~Q:キャリアとライフを両立する上での職場の雰囲気を教えてください~
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齋藤
- 正直、風通しが良すぎると思うくらい、常に周りとコミュニケーションが取れている環境です。
2人の子どもたちは小学校と保育園に通っていて、在宅勤務やフレックスを活用することで、家庭との両立ができています。
私自身は「母親としてもキャリアパーソンとしても、自分らしく本気で取り組みたい」という思いから復帰後もフルタイムで働いていますが、周りには時短勤務制度を活用している社員も数多くいます。
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丸山
- 私の部署は女性が私含めて3人いますが、性別、国籍関係なくさまざまなバックグラウンドを持った方が多く、いろいろなことを吸収できる環境です。
私が所属している課にも子育て中の方が多くいるのですが、保育園などから呼び出しがあった際には、「お迎えに行っておいで!」という温かい雰囲気があり、自分のスタイルに合わせて無理なく仕事と子育てを両立する姿を間近で見ているので、とても安心しています。
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齋藤
- ソフトバンクでは「制度」だけじゃなく、「文化」として根付いていることが大きいと感じますね。
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丸山
- 私自身も在宅の日は休憩時間に家事をしたり、通院がある日はフレックスを活用して業務時間を調整したりすることもでき、柔軟な働き方を実感できています。
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齋藤
- 評価や待遇面で男性社員との格差を感じたこともなく、よい意味で性別を意識せず働くことができていると思います。管理職になると相談される側になることも多いですが、社内には「メンター制度」もあり、直属の上司以外のメンターと不定期で面談しています。
挑戦が視座を上げ、キャリアを広げていく
~Q:これからのキャリアをどうお考えですか?~
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齋藤
- 現部署は発足して日が浅いので、まずはしっかりと今の部署で成果を出し、成功体験を積み重ねていきたいです。
また、女性社員×管理職の良いロールモデルになれたらとも思っています。
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丸山
- 今年度から新入社員のエルダーになったこともあり、後輩をどう育成すればいいか、本人がどんなエンジニアになりたいかを優先して考え業務を行うようになりました。個人の視点から他者、組織の目線に視座が上がったことで一段階成長できたと思うので、今後はもっと大きなプロジェクトのリーダーに挑戦していきたいです。
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齋藤
- リーダーを経験すると、一気に視座が変わりますよね。
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丸山
- 最近、部署をまたいだプロジェクトも始まり他チームとの連携が増えたので、今後は齋藤さんのように、周りを巻き込んでプロジェクトを動かせる力をつけていきたいなって思っています。
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齋藤
- 丸山さんのように「やりたい」と言えば挑戦できるのがソフトバンクの良さ。実務や研修を通して自分の強みを一つでも見つけると、それが自信になってキャリアの軸になっていくと感じています。
自分を信じて、まずは一歩を踏み出そう
~Q:就活生の皆さんにメッセージをお願いします!~
違う専門性、違うキャリアの歩み方。
それでも共通していたのは、「自分らしく働きながら、前向きに挑戦する姿勢」でした。
ソフトバンクには、成長も挑戦も、ライフイベントとの両立も支える制度と文化があります。あなたのやってみたいを応援してくれる人たちが、きっとここにいます。
自分らしい未来を、ソフトバンクで描いてみませんか?
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齋藤
- 「キャリアアップしたいけどライフイベントも大切にしたい。仕事とプライベートどちらも全力で楽しみたい!」そんな自分らしい働き方を叶えたい人にこそソフトバンクを選んでほしいと思います。
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丸山
- ソフトバンクには、性別や年齢に関係なく挑戦できる環境があります。自分の可能性を自分で閉ざさずに、ぜひ一歩踏み出してほしいですね。
違う専門性、違うキャリアの歩み方。
それでも共通していたのは、「自分らしく働きながら、前向きに挑戦する姿勢」でした。
ソフトバンクには、成長も挑戦も、ライフイベントとの両立も支える制度と文化があります。あなたのやってみたいを応援してくれる人たちが、きっとここにいます。
自分らしい未来を、ソフトバンクで描いてみませんか?