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一人暮らしの電気代を節約する方法は?単身世帯の平均額やかさむ理由も紹介
ホームルーター
公開:2023年6月1日

電気代は生活習慣や電化製品の種類や数などによって変動します。しかし、比較対象がないと、使い過ぎて電気代が高額になっていることに気付けないかもしれません。
そのため、一人暮らしの方は電気代の平均額を知り、ご自身の電気代が高い場合は節約方法を試すとよいです。
この記事では、一人暮らしの電気代の平均額や節約方法などを解説します。一人暮らしの電気代が知りたい方は参考にしてください。
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総務省統計局が発表した「家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)」によると、単身世帯(一人暮らし)の平均電気代は月額6,808円です。次の表は、一人暮らしの電気代を男女、年齢別にわけた表です。
一人暮らし男性の電気代の平均 | 一人暮らし女性の電気代の平均 | |
---|---|---|
~34歳 | 4,817円 | 4,699円 |
35歳~59歳 | 6,627円 | 6,714円 |
60歳~ | 7,748円 | 7,629円 |
全体 | 6,612円 | 6,980円 |
男女ともに、年齢とともに電気代が上昇する傾向があります。なお、次の表は二人以上世帯の電気代を世帯主の年齢階級別にわけた表です。
二人以上世帯の電気代の平均 | |
---|---|
~34歳 | 9,884円 |
35歳~39歳 | 11,360円 |
40歳~44歳 | 12,446円 |
45歳~49歳 | 13,356円 |
50歳~54歳 | 13,328円 |
55歳~59歳 | 13,873円 |
60歳~64歳 | 13,455円 |
65歳~69歳 | 13,174円 |
70歳~74歳 | 12,559円 |
75歳~79歳 | 12,509円 |
80歳~84歳 | 11,727円 |
85歳~ | 11,767円 |
全体 | 12,678円 |
電気代が相場より高い場合は、節約を検討してみましょう。
一人暮らしの電気代の計算方法
電気代の計算方法は契約している料金プランによって異なりますが、基本的には「消費電力(kW)×使用時間(h)×1kWh当たりの電力量料金」に基本料金や燃料費調整額などが加算されます。
例えば1kWh当たりの電力量料金が19.91円の料金プランに契約していて、消費電力が1時間当たり0.28kwのパソコンを3時間利用した場合の電気代は以下のとおりです。
- 0.28(kW)×3(h)×19.88=約16円
ただし、契約している料金プランによっては、電気使用量に比例して1kWh当たりの電力量料金が変動します。
例えば、東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bに契約していて、1ヵ月の電気使用量が200kWhの場合の電気代は以下のとおりです。
- (120(kWh)×19.91+80×26.51)+572(20Aの基本料金)=約5,082円
上記の金額に料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金などが加算されます。電気使用量が増えると1kWh当たりの電力量料金は割高になるので、電気の使い過ぎには注意しましょう。
一人暮らしで電気代が高くなる理由
一人暮らしで電気代が高くなる理由は以下のとおりです。
- 電化製品の電気使用量が多い
- 生活習慣で見直すべきポイントがある
上記の理由を順番に解説します。
電化製品の電気使用量が多い
一人暮らしで電気代が高くなるときは、電気使用量が多い傾向があります。電気代は電気使用量に比例して高額になるので、消費電力量が多い電化製品には注意しましょう。
次の表は、家庭における消費電力量の割合で上位を占める家電製品をまとめたものです。
過程における消費電力量の割合 | |
---|---|
エアコン | 14.7 % |
冷蔵庫 | 14.3 % |
照明機器 | 13.5 % |
テレビ | 9.4 % |
パソコン | 3.9 % |
ビデオレコーダー | 2.4 % |
電気ポット | 2.3 % |
特に大きな割合を占めるエアコンは、夏は冷房で、冬は暖房により使用する頻度が高くなるので、電気代に大きな影響を与えます。一人暮らしで電気代を節約したい方は、上記の消費電力量を減らすことから始めましょう。
生活習慣で見直すべきポイントがある
電気代の中でもっとも大きな割合を占めるのはエアコンと冷蔵庫ですが、照明機器やテレビ、パソコンなどの情報機器の割合も高いです。
そのため、次のような生活習慣を続けていると電気使用量が増えてしまい、電気代が高くなってしまう可能性があります。
- パソコンやテレビを起動したままにする
- ゲームをスリープモードにする
- 昼間に照明を点けている
- 外出時に照明を点けたままにする
- 冷蔵庫のドアの開閉が多いなど
電気代は電気使用量に比例するので、上記のような電気の無駄遣いに注意しましょう。
一人暮らしの電気代を節約する方法
一人暮らしの電気代を節約する方法は以下のとおりです。
- 契約しているアンペア数を見直して節約する
- エアコンの使い方を見直して節約する
- 省エネ家電に買い替えて電気代を節約する
- 昼間は照明を消して電気代を節約する
上記の方法を順番に解説します。
契約しているアンペア数を見直して節約する
契約している料金プランにもよりますが、アンペア制を採用している場合はアンペア数によって基本料金が異なります。アンペア数が大きいほど基本料金も高くなるので、電気代の節約を考えている方はアンペア数を下げてみましょう。
アンペア数とは電気が流れる大きさを表す単位で、数字が大きいほど一度に使用できる電力量が増えます。一人暮らしの場合は多くの電化製品を同時に動かすケースは少ないので、契約しているアンペア数が40A、50Aと多い場合は、契約を切り替えてみましょう。
ただし、アンペア数を下げ過ぎると、ブレーカーが落ちやすくなるので注意が必要です。
エアコンの使い方を見直して節約する
エアコンは電化製品の中でも特に消費電力量が高いので、使い方を見直しましょう。
エアコンは点けた直後が消費電力量がもっとも多いです。設定温度になるまで電力を多く消費し、設定温度に達した後は安定運転となり消費電力量は一定値を保ちます。
そのため、1時間以内の外出ならエアコンを消すよりも、つけっぱなしの方がおトクになる場合があります。
また、ドアや窓の開閉は少なくし、カーテンを閉めるなどすると部屋の温度が一定に保たれるので、消費電力量を抑えることが可能です。
ほかにも、機種にもよりますが、設定温度を冷房時に1℃上げると年間980円、暖房時に1℃下げると年間1,650円の節約が期待できます。エアコンは必要なときに、無理のない範囲で適正な温度を設定しましょう。
省エネ家電に買い替えて電気代を節約する
エアコンや照明などは最新機器の方が省エネ性能に優れています。
例えば、照明を白熱電球から電球形LEDランプに取り換えると、年間約2,790円の節約が可能です。使用している時間や商品によって実際の省エネ効果は異なりますが、買い替えることである程度の省エネ効果を期待できます。
昼間は照明を消して電気代を節約する
照明を点ける時間を短くすることで電気代の節約になる場合もあります。
例えば、白熱電球1灯の点灯時間を1日1時間短くした場合、年間610円の節約につながります。消費電力量が少ない蛍光ランプや電球形LEDランプでは大幅な節約は難しいですが、日頃からできる節電方法なので試してみましょう。
一人暮らしでホームルーターを使うなら「SoftBank Air」がお勧め
一人暮らしの方で家計の支出を減らしたいと考えているなら、電気代の節約だけでなく、通信費の見直しも行うと固定費削減につながります。
固定費とは、毎月支払いがかかり、金額がある程度決まっている支出のことです。固定費は毎月一定額を支払うことになるので、一度減らすことができれば、長期的な節約効果が期待できます。
通信費を見直す方法は幾つかありますが、一人暮らしの方の場合は自宅で使用する固定回線を見直してみましょう。一人暮らしでお勧めのインターネット回線サービスは「SoftBank Air」です。
「SoftBank Air」は工事不要でコンセントに挿すだけでインターネット環境が構築でき、データ通信容量無制限で使い放題となります。光回線のような工事が必要ないので、賃貸物件で暮らしている方でも導入しやすいです。
また、「SoftBank Air」とソフトバンク、ワイモバイルのスマートフォンをセットで利用すると、対象プランの場合、「おうち割 光セット」もしくは「おうち割 光セット(A)」に加入することができ、加入すると毎月のスマートフォンの通信料が割引されるのでおトクです。契約プランによって割引額が異なるため、詳細についてはWebサイトまたは店舗などでご確認ください。
一人暮らしの電気代が高いときは電気使用量を見直そう
「家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)」によると、一人暮らしの方の平均電気代は月額6,808円です。性別や年齢によって多少は変動しますが、現時点で一人暮らしをしている方で、平均電気代を大きく上回っている方は電気使用量を見直してみましょう。
電気代は電気使用量に比例して高額となります。そのため、料金プランやエアコンの使い方を見直したり、省エネ性能の高い電化製品に買い替えたりして電気使用量を減らすことができれば、ある程度の節約が可能です。
また、固定費を節約したいなら電気代だけでなく、通信費の見直しも一緒に行いましょう。一人暮らしの方にお勧めのインターネット回線サービスはコンセントにさすだけで使用できる「SoftBank Air」です。気になる方は下記から詳細をご確認ください。
- Wi-FiはWi-Fi Allianceの登録商標または商標です。
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