入社時は現場に近い環境を求めてネットワークエンジニアのポジションを希望。九州エリアの担当として福岡に配属となりました。当時、基礎知識もない20代の自分が相手をするのは、工事委託先の40~50代の方ばかりでした。その方々に対し、ネットワークの開通調整や急な変更などの指示を出すことに最初は自信を持てず、若干の距離感を感じていました。相手側にもその感覚が伝わっていたのか、自分の取引先にも関わらず、私ではなく先輩に直接問い合わせが入ると非常に悔しかったのを覚えています。
その頃から、どんな相手でも信頼を獲得するためには、やはり基本はFace to Faceで会話し理解し合い、「自分の中で分かったつもりにならず、必ず直接聞きにいく」「表面的な理解ではなく背景を理解する」ということを意識してきました。この行動指針は、今の業務スタイルのベースになっています。
熊本地震の復旧プロジェクトの際は、震災当時ソフトバンクの工事を請け負っていない保全会社や工事事業者にも直接声をかけ続け、人を集めて最短で復旧作業を実施することができました。日々現場でやっていたコミュニケーションがあったからこそ復旧プロジェクトリーダーとしての職務を果たせたと思います。
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