社員紹介
香川 成矢
Seiya Kagawa

5Gに自分のアイデアをのせ、
世界に届けたい。

香川 成矢 ネットワークエンジニア
[ 2014年度新卒入社 ]
[ 2014年度新卒入社 ]

九州・沖縄地区の基地局建設工事のプロジェクト管理、設計に4年間従事。熊本地震の際は、関東大震災以降に新設されたエリア復旧本部も経験し、その後に立ち上がった復旧プロジェクトのリーダーも経験。その後、2018年4月よりモバイルネットワークの5カ年計画の立案や、SoftBank Airの品質向上施策、販売拡大施策を担当し、現在は5Gを基盤にした技術導入やビジネスプランの検討およびプロモーション、戦略の企画立案・推進を実施している。

キャリアサマリー

CAREER SUMMARY
1〜4年目

九州・沖縄エリアに安定した通信ができる設計作りを

九州・沖縄エリアの都市部から、山間部や離島まで、地域の基地局展開および設計を担当。工事に関するプロジェクトの管理を含め、予算の立案、エリアの設計、現地調査、アンテナの設置交渉など多岐に渡る業務を経験しました。

4〜5年目

長期的視点を持ってサービス事業計画を立案

本社に異動となり、モバイルネットワークとサービスの全体像を考える部署で3カ年、5カ年といった長期計画の立案に携わりました。今後の通信サービスの変化を予想し、膨大な通信量に耐えうるネットワークや5Gのような新たな通信インフラを構築するための計画を立て、承認をとり、全社に展開していく部署です。また、「SoftBank Air」といった無線の家庭インフラの戦略展開など会社の通信事業企画とダイレクトに連携する業務を経験しました。

現在

第5世代移動通信システム「5G」の必要性を訴え、自ら新しい時代を開拓していく

5Gローンチを見据え今年度から発足した5G戦略課に所属し、5G技術の応用を考えるだけでなく、その先の法人向けビジネスプランや事業化を検討しています。5Gが世間で話題になりだしたタイミングで法人のお客さまや行政機関などから「5Gで何かできないか?」と広く問い合わせがきています。まだ5Gが商用化されていないこともあり、営業担当では解決できない案件があれば、私もフロントに立ちヒアリングをし、顧客視点を持ち続けながらエンジニア目線で実証実験などの提案をしています。 コンシューマ向けのプロモーションでも、直近だとヤフオクドームで5Gを活用したVR空間での試合観戦の実験を実施したり、国内最大級の野外ロック・フェスティバルやバスケットボール日本代表国際試合の会場で、5Gを活用した新しいエンターテインメントを体験できる「5Gプレサービス」を提供しました。

現場とプランニング両方の視点で人を巻き込む。
5Gに自分のアイデアをのせ、世界に届けたい。

直接出向いて体感し現場と会話することが自分のスタイル

入社時は現場に近い環境を求めてネットワークエンジニアのポジションを希望。九州エリアの担当として福岡に配属となりました。当時、基礎知識もない20代の自分が相手をするのは、工事委託先の40~50代の方ばかりでした。その方々に対し、ネットワークの開通調整や急な変更などの指示を出すことに最初は自信を持てず、若干の距離感を感じていました。相手側にもその感覚が伝わっていたのか、自分の取引先にも関わらず、私ではなく先輩に直接問い合わせが入ると非常に悔しかったのを覚えています。

その頃から、どんな相手でも信頼を獲得するためには、やはり基本はFace to Faceで会話し理解し合い、「自分の中で分かったつもりにならず、必ず直接聞きにいく」「表面的な理解ではなく背景を理解する」ということを意識してきました。この行動指針は、今の業務スタイルのベースになっています。

熊本地震の復旧プロジェクトの際は、震災当時ソフトバンクの工事を請け負っていない保全会社や工事事業者にも直接声をかけ続け、人を集めて最短で復旧作業を実施することができました。日々現場でやっていたコミュニケーションがあったからこそ復旧プロジェクトリーダーとしての職務を果たせたと思います。

現場とプランニング両方の目線が自分の強み

現在、所属しているモバイルネットワーク本部では、商用化に向けた技術の導入だけでなく、サービス化や事業化検討といったビジネスよりのプランニングも進めています。そのため、エンジニアでありながら技術面、ビジネス面双方の企画から導入までの全行程に携わることができ、とてもやりがいを感じています。

そのプランニングで生かせる私の強みと言えば、現場経験を積んでいることだと思います。現場目線でこれから起き得る事象やスケジュールを想定できるので、どうすればスムーズに組織全体の業務が相手に伝わり、進んでいくかを想像できますし、プランニング側のやりたいことを、正確に現場に伝えることもできます。九州で業務をしていた際は、企画部隊と導入部隊の情報や温度感のギャップをよく感じていたため、現場とのコミュニケーションは非常に重要であると認識しています。

例えば、先日のヤフオクドームでの5G・VRを活用した実証実験やそのプロモーションにおいても、以前私が所属していた九州の技術チームをはじめとする各地域の技術導入のメンバーに対して、現場とプランニングの両方の目線を持ちながら、成果や事業化につながるプロジェクトというメッセージをを直接伝え、お互いの温度感を共有することで、ネットワーク調整のリソース協力を得ることができました。逆に、そこで見えた課題をプランニング側へ反映していくということも重要だと思います。全面的にサポートし協力してくれた現場メンバーに感謝するとともに、改めてこれからも自分の業務スタイルを貫いていこうと思いました。

サテライトオフィス「WeWork」をフル活用!訪問先からそのまま業務を再開。

ソフトバンクに入社した後は、自分の業務や生活をカスタマイズしやすい会社だと感じました。スーパーフレックス制度や、在宅リモートワークなどを活用することで、オンオフの切り替えを自分でコントロールしながら業務を推進することもできます。特に最近は取引先への出張や現場訪問が増えてきましたので、「WeWork」をサテライトオフィスとして活用しています。デスクやミーティングルーム、ドリンクなど会社と同じ環境が、出先にも用意されているので非常に効率が良く、大変役立っています。

このようなオフィス活用の例だけでなく、ソフトバンクで働く醍醐味は、ネットワークインフラ、エナジー事業、タクシーやキャッシュレス決済などソフトバンクの幅広い事業のサービスを社員自身が多く触れられることではないでしょうか。会社としてもまず社員が自社サービスをとにかく活用することで、その魅力を外部の人に伝えることができ、またサービスの素早い改善対応にもつながります。まずやってみる、使ってみるという姿勢により最新技術に触れる機会も増えますし、ソフトバンクで働く上でのの大きな魅力だと思います。

メッセージ

技術や情熱があっても今は明確にやりたいことが分からない。年代に関わらずそう思う人もいると思います。自分が何に向いているかなんて、やってみないと分かりません。仕事をしながら、違う分野に興味を持つこともありますし、最初から明確な目標を持って入社しても、現場とのギャップに悩むこともあります。

ソフトバンクは幅広い領域でビジネスを展開しており、同時に、社内の中で人材を育て上げていく風土があるので、私のようにやりたいことがある人の背中を押してくれますし、やりたいことが見つかっていない人でも、働きながら挑戦したいことを探求することができると思います。将来のビジネスプランを決め打ちせず、自分でクリエイトしていける会社がソフトバンクだと思います。

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