IPv6とはなんですか?

「IPv6」とは、Internet Protocol Version 6の略で、インターネットプロトコルの次世代規格です。「アイピーブイ6」または「アイピーバージョン6」と読みます。

258人のかたの参考になっています。

現在、標準プロトコルとして使用されているのは「IPv4」ですが、アジア諸国を筆頭に、世界中で急速にインターネット利用者・利用機器が増加する中、IPv4上で割り当てられるIPアドレスの上限は最大2の32乗(=4,294,967,296)個であるため、IPv4アドレスは近い将来、不足することが予想されています。世に言うIPアドレス枯渇問題です。

インターネットに接続するものには住所=IPアドレスが必要ですが、今後パソコンだけでなく、ゲーム機や家電もインターネットに接続されるようになり、今よりも格段に多くのIPアドレスが必要になります。この問題を解決すべく開発されたのがIPv6です。

IPv6では、2の128乗、約340澗(340兆の1兆倍の1兆倍)個のIPアドレスが使用できるようになり、ほぼ無限であるといわれています。

IPv6が一般的になると、IPアドレスの枯渇問題から開放されるだけでなく、家庭用ゲーム機をインターネットに接続して、ネットワークゲームを楽しむ際、NATの設定などに気を遣わなくて済むようになったり、IP放送やIP電話、IPテレビ電話、ネットワークゲーム、インスタントメッセンジャーなどのP2Pアプリケーションの更なる普及を牽引するであろうと期待されています。

当社は2010年2月23日(火)プレスリリースの「IPv6 for Everybody!」構想の第1弾として、Yahoo! BBのフレッツ光をご利用のお客さま向けに、6rd技術によるIPv6インターネットを無償にて提供しています。光BBユニット(E-WMTA2.1)をお持ちのお客様は、簡単な設定でご利用可能です。
また、ソフトバンクグループであるBBIX社は、現在IPv4ネットワーク上で提供されている多様なインターネットサービスのIPv6対応を実証することを目的に、サービス提供やコンテンツ配信などを実際のIPv6ネットワーク上で行う実証実験を行なっています。

アンケートにご協力お願いいたします

このページは役に立ちましたか?