目次
賃貸で光回線を使うために知っておくべきこと!
設備の確認や許可をもらうコツを解説
ホームルーター
光回線
公開:2023年1月19日

集合住宅で光回線を利用する場合は、設備状況の確認をしたり工事の許可を取ったりと、いくつか押さえておくべきポイントがあります。設備の状況によって、そもそも光回線が利用できるのか、工事が必要なのかなど変わってきます。ぜひ設備状況の種類や確認方法を押さえて、スムーズにお申し込みの手続きを進めていきましょう。
この記事では、集合住宅での光回線の設備状況の種類や確認方法、工事の許可をもらうコツなどを紹介します。
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集合住宅の光回線の設備状況は大きく3通り
集合住宅では、電柱から光ケーブルを引き込んで共用スペースに光回線を導入した上で、そこから各部屋まで配線をすることで光回線が部屋まで開通されます。光回線をご自身で加入する前の設備状況としては、以下の3通りが考えられます。
- 共有スペースまで導入済み
- 各部屋まで導入済み
- そもそも光回線の設備が導入されていない
共有スペースまで導入済み
集合住宅では、すでに共用スペースに光回線が導入されているケースは多いです。お申し込み後の工事としては、共用スペースに取り付けられた「スプリッタ」と呼ばれる分配器から、各部屋まで光回線を引き込むための配線工事を行います。
賃貸の物件情報に「インターネット対応」といった記載がある場合は、通常、「共用スペースまで光回線が導入済み」という設備状況を指しています。
各部屋まで導入済み
すでに各部屋までの配線が完了していて、回線が開通しているケースもあります。自宅での工事は不要で、お申し込み後すぐに光回線の利用を開始できます。例えば、前の住人がすでに光回線を利用していて、光コンセントが残っている場合などは、回線がすでに自宅まで開通されているケースがあります。
なお、賃貸の物件情報に「インターネット完備」といった記載がある場合は、インターネットが開通済みで、すでに契約も済まされています。入居後すぐにインターネットが利用することが可能です。
そもそも光回線の設備が導入されていない
共用スペースに光回線の設備が導入されていない集合住宅もあります。光回線を導入するためには、電柱から建物内の共用スペースに光ケーブルを引き込むための大掛かりな工事が必要です。管理会社や大家さん相談して協力してもらうことが必要となりますが、実際には工事を実施してもらうのが難しいケースも多いです。
導入が難しい場合は、戸建てプランやホームルーターなど別の方法でインターネットを利用する選択肢も含めて、検討する必要があります。
集合住宅の光回線の設備状況を確認する方法
集合住宅の光回線の設備状況を確認する方法としては、次の4通りの方法が挙げられます。
- 大家や管理会社に問い合わせて確認する
- 集合住宅の物件情報を確認する
- 光コンセントが設置されているかを確認する
- 光回線のWebサイトから確認する
大家や管理会社に問い合わせて確認する
「光回線は導入済みなのか」といった設備状況を確認したい場合は、大家や管理会社に問い合わせる方法が確実です。正確な情報を知りたい場合は、まずは電話などで問い合わせしてみましょう。
なお、光回線に対応している場合でも、フレッツ光回線(光コラボレーション事業者を含む)以外を利用した独自回線のみに対応している可能性もあります。問い合わせをする際には、「フレッツ光回線が利用できるのか」「独自回線への対応となるのか」などについても確認しておくとよいでしょう。
集合住宅の物件情報を確認する
物件情報に「インターネット対応」「インターネット完備」といった記載がされていることもあります。設備状況のところでも少し触れましたが、それぞれ以下の設備状況を指しています。
- インターネット対応:共有スペースに設備が導入済み
- インターネット完備:契約・開通が済んでいて入居後すぐにインターネットが使える
インターネット対応であれば、ご自身で加入すればインターネットの利用が可能です。インターネット完備の物件では、すでにインターネットが契約済みなので、入居後すぐにインターネットが利用できます。なお、インターネット対応の物件では、「光ファイバー対応」といった記載で、「光回線」が使えることが明記されるケースもあります。
光コンセントが設置されているかを確認する
すでに入居していて、すぐに光回線が開通しているかを確認したい場合には、室内に光コンセントが設置されているかを確認してみましょう。光コンセントが設置されていれば、すでに光回線が部屋まで開通していることが多いです。
光コンセントは、一般的に以下のような場所に設置されます。該当する個所を重点的にチェックしてみましょう。
- リビングなどの電源コンセントの近く
- エアダクトの近く
- 電話用モジュラーの近く
- テレビアンテナ用のコンセントの近く
なお、光コンセントが残っていても、配線が撤去されているなどで開通工事が必要になる場合もあります。光コンセントでの判断は、あくまで目安として利用するようにしましょう。
光回線のWebサイトから確認する
各光回線サービスのWebサイトのエリア検索で、お住まいの集合住宅の対応状況を確認できます。SoftBank 光など光コラボレーションのエリアについては、NTT東日本/西日本のエリア検索から確認が可能です。
集合住宅で光回線の工事の許可をもらいやすくするポイント

集合住宅で自宅まで配線工事をして光回線を開通させる場合は、事前に大家や管理会社へ許可を取ることが必要です。光回線の工事では、穴あけやビス留めが必要な場合もあり、許可なく工事を実施するとトラブルに発展する可能性があります。
工事の許可をもらいやすくするためには、穴あけやビス留めをする可能性は高くはないことを丁寧に説明しましょう。「穴あけ」といった言葉を出したときに、大家や管理会社の方が不安を感じてしまい、許可が下りないこともあります。
「通常は、穴あけをせずに作業をするが、どうしても必要な場合に穴あけやビス留めを行う」という内容がしっかり伝わるように、丁寧に説明を行いましょう。
なお、直接自宅に配線をする「戸建てタイプ」で加入する場合は、退去時に撤去することを大家や管理会社と約束することで許可を貰う方法もあります。許可がとりにくく、交渉が必要となった場合にはこちらの方法もぜひ検討してみるとよいでしょう。
快適な速度で利用したいなら「SoftBank 光」がおすすめ
集合住宅で利用する光回線を検討中で、データ通信速度を重視したいなら「SoftBank 光」がおすすめです。すでに建物に設備が導入済みであれば、工事不要で利用開始することも可能です。SoftBank 光の魅力を見ていきましょう。
初期費用を抑えて導入しやすい
SoftBank 光は、NTT東日本/NTT西日本からフレッツ光回線の提供を受けて光回線サービスを展開している「光コラボレーション事業者」の一つです。集合住宅にフレッツ光回線が導入済みの場合は、光コラボレーション事業者のSoftBank 光も利用できます。
例えば、フレッツ光回線が導入済みの集合住宅でSoftBank 光をお申し込みすると建物の共有スペースから自宅までの配線工事のみや、立ち会いの必要な工事が不要な場合もあるため、初期費用を抑えて光回線を導入しやすいです。「光回線を導入したいけど工事費が気になる」という方もぜひ検討してみてください。
- SoftBank 光・10ギガの場合、NTT東西のフレッツ光/他社光コラボレーションサービスを現在ご利用中の方であっても、新規ご契約となり、立ち会い工事が必要です。
ソフトバンクのスマートフォンにセット割引が適用できる
「SoftBank 光」とソフトバンク、ワイモバイルのスマートフォンをセットで利用すると、対象プランの場合、「おうち割 光セット」もしくは「おうち割 光セット(A)」に加入することができ、加入すると毎月のスマートフォンの通信料が割引されるのでおトクです。
家族でソフトバンク/ワイモバイルのスマートフォンを利用中なら、セット割引で家計みんなの通信費が大幅に節約できる可能性があります。なお、加入プランによって割引額が異なるため、事前に詳細をご確認ください。
開通まで無料でWi-Fiがレンタルできる
SoftBank 光では、開通工事が終わるまでの期間にホームルーターまたはモバイルWi-Fiルーターのどちらかを無料でレンタルできます。「光回線をお申し込みしたいけど開通までインターネットが利用できないのは困るかも」と悩んでいる方も、安心してお申し込みすることが可能です。
- 本サービスは当社が指定する本サービス提供エリア内の方のみに提供します。電波の特性上、サービス提供エリア内であっても、サービスを提供できない場合があります。修理交換料金および未返却、紛失時には違約金を請求いたします。開通前レンタルご希望の方は、お申し込み情報入力画面の「同意して申し込む」をチェックしてください。お客さまは機器の種類は選択できません。
手軽にインターネット環境を導入するならSoftBank Airがおすすめ
手軽にインターネット環境を自宅に導入したい方、自宅に光回線が導入できない方にはSoftBank Airがおすすめです。SoftBank Airはコンセントにつなぐだけで、工事不要ですぐに利用できるホームルーターです。光回線が導入されていない集合住宅でも、SoftBank Airを利用すれば、自宅にインターネット環境が導入できます。
SoftBank Airは、5Gによる通信に対応しています。「Airターミナル6」では、対象のエリアで、Wi-Fi 7対応機器に対し、下り最大速度2.7Gbpsの高速通信が可能です。高画質な動画の視聴もオンラインゲームも快適に楽しめます。
また、SoftBank 光と同様に「おうち割 光セット」「おうち割 光セット(A)」が適用される点もポイントです。
手軽にインターネットを利用したい方、光回線が導入されていない集合住宅にお住まいの方は、ぜひSoftBank Airを検討してみてはいかがでしょうか。
- ・ SoftBank Airでご利用いただける5Gエリアは限られます。詳しくはSoftBank Airの5Gサービス提供住所リストをご覧ください。また、ご利用にはAirターミナル5、Airターミナル6が必要です。
- ・ 下り最大2.7Gbpsは一部エリアで提供中です。Wi-Fi6以上の規格に対応する機器が必要です。
- ・ ミリ波(28GHz帯)の5Gサービスには対応していません。
- ・ 表記の通信速度は、ベストエフォート方式に基づくネットワーク設定を考慮した技術規格上の速度のため、回線の混雑状況やお客さまの通信環境などにより実際の通信速度は変化します。ご利用のエリアによって、最大通信速度が異なります。詳しくはSoftBank Air速度情報(住所別下り最大通信速度)をご確認ください。利用が集中する時間帯は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
集合住宅で光回線を利用する場合は事前確認をしよう
集合住宅の設備状況は、共有スペースまで導入済み、各部屋まで導入済み、光回線の設備が未導入の主に3パターンです。共有スペースに光回線が導入済みであれば、各部屋までの配線工事を実施することで、光回線を使うことができます。
設備状況については、大家や管理会社に確認をする方法が一番確実です。まずは電話で問い合わせをすることを検討してみるとよいでしょう。ぜひ集合住宅での事前確認や工事の許可をもらいやすくするポイントを押さえて、光回線のお申し込みを進めていきましょう。
SoftBank 光は初期費用を抑えやすく、「おうち割 光セット」などを活用することでさらにおトクに利用できる光回線です。導入する光回線を検討中の方はぜひ検討してみてください。また、集合住宅に光回線を導入することが難しい方や手軽にインターネットを使いたいという方は、ぜひホームルーターのSoftBank Airも検討してみてください。
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