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インターネットがつながらないときの
5つのチェックポイントと解決方法を紹介!
光回線
公開:2022年12月1日

インターネットは、スマートフォンやパソコンを利用する方にとってかかせないツールとなっています。インターネットがつながらないとメールの送受信やSNSでの連絡、Webサイトでの調べものもできなくなり、一日の予定に影響を及ぼすこともあるかもしれません。
もし端末に不具合が起きているのだとしたら、早めに対処したいところです。この記事では、インターネットにつながらないときに確認すべきポイントと、原因を特定した後の解決方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
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インターネットにつながらない状況や原因は多岐にわたります。まずは5つの問題に切り分けて、順番にチェックしましょう。
- スマートフォンやパソコン本体に問題がある場合
- 光回線終端装置(ONU)やWi-Fiルーターに問題がある場合
- セキュリティソフトとの相性が悪い場合
- 回線の障害やメンテナンス、回線混雑の影響がある場合
- 料金未納により通信サービスの利用ができない場合
1.スマートフォンやパソコン本体に問題がある場合
はじめに、該当の端末だけがインターネットに接続ができないのか、それとも家にあるすべての端末で発生している問題なのかを確認しましょう。それによって、対処法が変わります。
前者の場合は、使用しているスマートフォンやパソコンに何らかの原因があり、インターネットに接続できなくなっている状態です。故障などの場合もあれば、設定の見直しで改善するケースもあります。
もし、有線(LANケーブル)での接続に問題がない場合は、無線(Wi-Fi)の設定を見直しましょう。確認するべきポイントは6つです。
- スマートフォンやパソコンを再起動する
- Wi-Fi機能をオンにする
- 機内モードをオン、オフにする
- 別のWi-Fiを拾っていないか確認する
- Wi-Fiルーターに近づいてみる
- 設定アプリから周波数帯を変更してみる
スマートフォンやパソコンを再起動する
はじめに、インターネットに接続できないスマートフォンやパソコンの再起動を試しましょう。端末の内部で何らかのエラーが発生して接続に問題が出ている場合も、一度電源を切って再接続を試すことで改善する場合があります。
また、大容量のデータコンテンツを長時間利用していると、端末の頭脳にあたる「CPU(シーピーユー:Central Processing Unitの略称)」やバッテリーなどのパーツが稼働によって発熱し、異常に熱くなってしまう現象があります。
このような熱暴走の状態は、端末に負荷がかかり不具合を招きやすく、好ましくありません。端末が熱を持っている場合は、いったんアプリケーションの使用や充電を中断して電源を切ったあと、発熱が治まってから再起動を試しましょう。
Wi-Fi機能をオンにする
スマートフォンやパソコンでWi-Fiを利用するときは、Wi-Fi機能が常にオンになっている必要があります。人によっては、モバイル回線の月間のデータ容量を使い切るためや、セキュリティ対策が十分ではない公衆のフリーWi-Fiのアクセスを避けるために、一時的にオフにしているかもしれません。
意図せずWi-Fiがオフになっているケースでは、iPhone やiPad の「コントロールセンター」や、Android™️の「ステータスパネル」を開いたときにWi-Fiのオン/オフボタンに指が触れていたり、設定アプリの操作時に誤って切り替えていたりする場合があります。
Wi-Fi機能がオフになっている場合は、オンに切り替えて改善するか確認しましょう。また、すでにオンになっている場合も、いったんオフにしてからオンに切り替えると、Wi-Fiの電波を入れ直すことができます。
端末ごとのWi-Fi機能の切り替え手順は、次のとおりです。
iPhone やiPad の場合(iPhone X 以降)
- ディスプレイ右上の隅から下にスワイプして、コントロールセンターを表示する
- Wi-Fiマークをタップして、Wi-Fiのオン/オフを切り替える
Androidの場合
- ディスプレイ上部のステータスバーを下にスワイプして、ステータスパネルを表示する
- Wi-Fiマークをタップして、Wi-Fiのオン/オフを切り替える
- 端末の種類やOSのバージョンによって操作が異なる場合があります。
Windows10の場合
- ディスプレイ下部のタスクバーの右側にあるアクションセンターのアイコン(吹き出しのマーク)をクリックする
- Wi-Fiと書かれたパネルをクリックして、Wi-Fiのオン/オフを切り替える
Windows11の場合
- ディスプレイ下部のタスクバーの右側にあるネットワークアイコン(地球儀のマーク)をクリックする
- Wi-Fiマークの横の「>」をクリックする
- 「Wi-Fiがオフです」と表示されている場合は、Wi-Fiのスイッチをクリックしてオンにする
MacOSの場合
- ディスプレイ上部のメニューバーにあるWi-Fi状況メニュー(Wi-Fiのマーク)をクリックする
- Wi-Fiメニューの上部にあるスイッチをクリックして、Wi-Fiのオン/オフを切り替える
機内モードをオン、オフにする
機内モードとは、飛行機のなかでスマートフォンやパソコンの通信を遮断するために使う機能で、モバイル回線やWi-Fi、BluetoothやGPSを一度にオフにすることができます。映画館や重要な打ち合わせのときなどにも活用できる機能です。
厳密には機内モードがオンになっていても、Wi-FiやBluetoothだけは個別にオンに設定できますが、その設定を行っていなければオフの状態となります。そのため、接続できない場合には機内モードをオフにして確認しましょう。
端末ごとの機内モードの切り替え手順は、次のとおりです。
iPhone やiPad の場合(iPhone X 以降)
- ディスプレイ右上の隅から下にスワイプして、コントロールセンターを表示する
- 飛行機のマークをタップして、機内モードのオン/オフを切り替える
Androidの場合
- ディスプレイ上部のステータスバーを下にスワイプして、ステータスパネルを表示する
- 飛行機のマークをタップして、機内モードのオン/オフを切り替える
- 端末の種類やOSのバージョンによって操作が異なる場合があります。
Windows10やWindows11の場合
- ディスプレイ下部のタスクバーの右側にあるネットワークアイコンをクリックする
- 飛行機のマークをタップして、機内モードのオン/オフを切り替える
別のWi-Fiを拾っていないか確認する
続いて、接続しようとしているWi-Fiが目的のものであるかどうか再確認を行いましょう。利用していたWi-Fiのネットワーク名が表示されていない場合は、再設定を行います。
Wi-Fiの設定では、Wi-Fiの親機となるWi-FiルーターのSSID(無線電波の名称)を選ぶ必要がありますが、マンションやアパートなど周囲に複数のWi-Fiルーターがある場合にはいくつも候補が表示されるため、間違えやすくなっています。
Wi-FiルーターにはWi-Fi接続時に利用するパスワードと、本機ログイン用のパスワードが記載されているケースが多いです。Wi-Fiを再設定する際は、SSIDを選択して前者のパスワードを入力しましょう。
Wi-Fi接続時のパスワードは、「パスワード」、「暗号化キー」、「KEY」、「PSK-AES」、「WEPキー」、「PASS」、「セキュリティキー」など、さまざまな表記がされています。
Wi-Fiルーターに近づいてみる
Wi-Fiルーターから端末が遠いと電波が弱くなり、インターネットに接続できないケースもあります。また、距離が近くても、鉄筋コンクリートや大理石などの障害物があると、Wi-Fiの電波が遮断されてしまいます。
なるべくWi-Fiルーターに近づき、場合によってはWi-Fiルーターの位置を変えるなどして、改善するか試しましょう。
設定アプリから周波数帯を変更してみる
Wi-Fiには「2.4GHz」「5GHz」「6GHz」の3種類の周波数帯があり、それぞれに特徴があります。うまく接続できない場合は、別の周波数帯に切り替えて接続できるか試しましょう。
それぞれの周波数帯の特徴は、次のとおりです。
周波数帯 | メリット | デメリット |
---|---|---|
2.4GHz | ・扉や壁などの障害物に強い ・遠くまで電波が届きやすい |
・同じ周波数帯を利用する電化製品やほかの家の電波による影響を受けやすい |
5GHz | ・電化製品などの電波の影響を受けない ・つながりやすく安定している |
・障害物に弱い ・対応範囲が比較的狭い |
6GHz | ・帯域幅が広く、安定した通信が可能 ・電波干渉を受けにくい |
・対応範囲が比較的狭い |
2.光回線終端装置(ONU)やWi-Fiルーターに問題がある場合
手持ちの端末のすべてがインターネットに接続できない場合は、ネットワーク機器の問題の可能性があります。これらの機器の電源を順番に切り、再起動を試しましょう。ネットワークの構成は一つではありませんが、光回線の場合は光回線終端装置(ONU)、Wi-Fiルーター、各端末の構成が一般的です。
電源を切る順番と、再起動をかける順番は、次のとおりです。
- スマートフォンやパソコンの電源を切る
- 電源コンセントからWi-Fiルーターのプラグを引き抜く
- 電源コンセントから光回線終端装置(ONU)のプラグを引き抜く
- 電源プラグを外してから1分程度待つ
- 電源コンセントに光回線終端装置(ONU)の電源プラグを挿し込む
- 数分待つ
- 電源コンセントにWi-Fiルーターの電源プラグを挿し込む
- 数分待つ
- スマートフォンやパソコンの電源を入れる
3.セキュリティソフトとの相性が悪い場合
インターネット上のトラブルを防止するために、スマートフォンやパソコンにセキュリティソフトをインストールしている方も多いでしょう。便利なセキュリティソフトですが、場合によっては通信がブロックされたり、動作が重くなるほど稼働による負荷が大きかったりすることがあります。
そのようなケースが疑われる場合は、一度セキュリティソフトを停止し、インターネットにつながるか試してみましょう。停止したことで問題なくつながる場合には、ほかのセキュリティソフトを検討することをお勧めします。
セキュリティソフトを停止しても変わらない場合は、確認後に安全のため再有効化を忘れないようにしましょう。
4.回線の障害やメンテナンス、回線混雑の影響がある場合
回線の障害が起きていたり、回線事業者がメンテナンスを行っていたりすると、インターネットは一時的につながらなくなります。個人ではこれといった対処方法がないため、復旧を待つしかありません。
回線事業者やプロバイダーが何らかの情報を公開していないかどうか、公式サイトでお住まいの地域の障害やメンテナンス情報を確認しましょう。頻繁に起こるなら、ほかの回線事業者やプロバイダーへの移行もお勧めです。
また、マンションなどの集合住宅の契約タイプは、入居者が回線事業者やプロバイダーと個別で契約し、開通工事を経て利用するか、大家さんや管理会社が一括で契約する形があります。
後者の全戸一括型マンションでは、共用スペースまで引き込まれた1つの回線をマンションの居住者でシェアするため、利用者が多い時間帯は通信速度が下がることがあります。
5.料金未納により通信サービスの利用ができない場合
スマートフォンやパソコン、光回線終端装置(ONU)やWi-Fiルーター、セキュリティソフト、回線の障害、メンテナンス、どれにも問題が見られなくても、インターネットサービスの利用料金の未払いがあれば、提供会社に回線を止められてしまいます。
この場合は、未納料金を支払えば解決します。はがきやメールなどで料金未納のお知らせが来ていないかあらためて確認を行いましょう。
以上で問題が解決しない場合は、回線事業者やプロバイダー、機器のメーカーに問い合わせることをお勧めします。
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なお、SoftBank 光は、サポート体制だけでなく通信速度を重視したい方にもお勧めです。最大通信速度1GbpsのSoftBank 光に加え、東名阪を中心とした一部エリアでは、より高速な最大通信速度10Gbpsの「SoftBank 光・10ギガ」を提供しています。IPv4とIPv6が同時利用できる「IPv6高速ハイブリッド 」なども提供しているため、通信速度を重視する方はぜひ検討してみてください。
- 記載の通信速度は技術規格上の最大値です。パソコンなどご利用の機器やネットワーク機器の性能、その他利用環境、回線の混雑状況により大きく異なります。
インターネットがつながらないときは設定やルーターを確認しよう
インターネットにつながらない状況や原因は多岐にわたりますが、原因が分かれば解決へ近づきます。この記事で紹介した5つの原因と原因別の解決方法をぜひ参考にしてください。
マンションなどの集合住宅では、回線タイプの関係で一時的につながりにくい場合もあるため、時間帯を変えて何度か試すことをお勧めします。それでも改善されないときは、回線契約やプロバイダーの契約を見直してもよいでしょう。
「SoftBank 光」では、オプションサービスとして「BBサポートワイドサービス」を提供しており、インターネットやパソコンについてわからないことを相談できます。電話やリモートサポート、専門スタッフによる訪問サポートなどでトラブル解決の補助を行っているため、いざトラブルが発生しても安心です。ぜひこの機会にご検討ください。
- Wi-FiはWi-Fi Allianceの登録商標または商標です
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