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固定電話(アナログ回線)を契約する方法は?
電話料金がおトクになるIP電話も詳しく紹介
固定電話
公開:2023年1月17日

固定電話のアナログ回線に申し込むなら、NTT東日本かNTT西日本に連絡をして、開通工事行う必要があります。申し込みを検討している場合、開通までの流れを事前に把握しておきましょう。
また、固定電話の利用手段はアナログ回線だけではありません。この記事では、固定電話のアナログ回線を契約する方法や、電話料金がおトクになるIP電話などを紹介します。
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おうちのでんわの詳細をみる固定電話(アナログ回線)の契約方法
一般的なアナログ回線の固定電話はNTT回線のため、NTT東日本/NTT西日本に申し込みをして、契約をします。契約方法の流れを順番に解説します。
固定電話(アナログ回線)の契約に必要なもの
固定電話(アナログ回線)の契約には契約者の名前や住所を確認できる、公的機関が発行する下記のような証明書や身分証などが必要です。
契約に必要なもの | ||
---|---|---|
個人の場合 | 1枚で証明できる | 運転免許証 パスポート 在留カード 特別永住者証明書 マイナンバーカード(個人番号カード:表面)など |
2枚で証明できる | 健康保険証 国民年金手帳 印鑑登録証明書など |
|
法人の場合 | NTT東日本・NTT西日本が「登記情報提供サービス」により登記情報を確認するので不要 ※上記サービスにて確認できない場合は、下記資料のいずれかが必要になる 登記簿謄(抄)本(書面) 資格証明書 現在事項全部証明書 地縁団体台帳 印鑑登録証明書 |
事前に必要な証明書や身分証を用意しておくと、スムーズに契約が進みます。
固定電話(アナログ回線)の申し込み方法
固定電話(アナログ回線)の申し込みは、NTT東日本/NTT西日本の公式サイトにある予約申込フォームか、下記の電話番号にて申し込みができます。
電話番号 | |
---|---|
固定電話からの申し込み | 局番なしの116 受付時間:全日9時~17時(年末年始を除く) |
携帯電話、NTT以外の固定電話からの申し込み | 0120-116-000 受付時間:全日9時~17時(年末年始を除く) |
海外からの申し込み | +81-24-954-3159 受付時間:全日9時~17時(年末年始を除く) |
ホームページから申し込むと、予約受付後にNTTの担当者から詳細確認のための折り返し電話があります。証明書の提示方法の案内がされるので、しっかりと確認しましょう。
固定電話(アナログ回線)の開通までの流れ
固定電話(アナログ回線)は前述のとおりNTT東日本/NTT西日本の予約申込フォーム、もしくは電話窓口から申し込みをします。予約申込フォームで申し込むと、担当者より詳細確認の連絡がくるので、申し込むサービス内容や電話番号や工事の日程を決めましょう。
NTTの工事が完了後、固定電話(アナログ回線)の開通となります。なお、新規申込の場合は取り付けの場所や時期によって異なりますが、1週間程度で利用可能です。
固定電話は2025年にすべてデジタル回線に移行する

固定電話のアナログ回線やISDN回線は2024年1月より切り替えが始まります。
NTT東日本/NTT西日本の固定電話網は個人や法人の固定電話や公衆電話などをつないでいますが、加入電話の契約数は減少しており電話の交換設備が2025年ごろに維持限界を迎えます。
そのため、2025年1月までに固定電話網から距離に依存しないIP網への移行が予定されています。利用中の電話番号や電話機は継続して利用できるので、今から固定電話(アナログ回線)に申し込めば、自動的にデジタル回線へと切り替わります。
なお、アナログ回線からデジタル回線に移行すると基本料金は現状どおりですが、通話料金が全国一律に変わります。一部仕様変更、または終了となるサービスもあるので注意しましょう。
固定電話の種類
固定電話には、従来のメタル線を利用するアナログ回線やISDN回線と、インターネット回線を利用するIP電話や光電話があります。固定電話の特徴を順番に解説します。
アナログ回線
この記事で紹介している固定電話のアナログ回線とは、アナログ信号によって通信する電話回線のことです。
回線は安価なメタル線で、一般的にはNTT東日本/NTT西日本から電話加入権を購入して利用できます。下記で紹介するIP電話や光電話と違い停電時にも利用できますが、2025年を目途にすべてIP網に移行する予定です。
ISDN回線
ISDNとはアナログ回線と同じくメタル線を利用し、デジタル信号によって通話を行う回線です。1つの回線契約で2回線分利用できるため、電話をしながらFAXの受信やインターネットの利用が可能です。
音声をデジタル信号に変換してデータとしてメタル線を伝わり相手に届くため、アナログ回線よりも音声品質は高いですが、ISDN回線も2024年1月を目途にIP網への切り替えが予定されています。
IP電話
IP電話とはInternet Protocol(インターネットプロトコル)という通信方式を用いた電話サービス全般を指します。ADSLや光ファイバーなどの固定回線や、基地局を無線でつなぐモバイル回線などのインターネット用の回線を用いて電話をかけることができます。
IP電話サービスごとに内容や料金が異なり、電話番号が050から始まるサービスや、LINEの音声通話やビデオ通話のように電話番号を用いないタイプなどがあり、アナログ回線の固定電話よりも、通話料金が安い傾向にあります。
そのため、固定電話を検討するなら、ソフトバンクの「おうちのでんわ」のようなIP電話がお勧めです。「おうちのでんわ」はでんわユニットと電話機をつなぐだけで利用できるIP電話です。電源を入れてから約60分で使用可能となり、モバイル回線を利用するので開通のために工事をする必要はありません。
「おうちのでんわ」はウェブや電話、全国のソフトバンク、ワイモバイル取扱店で申し込みできます。IP電話が気になる方はチェックしてみましょう。
光電話
光電話は光ファイバーケーブル(光回線)を利用した電話サービスで、IP電話の一種です。「加入電話」と違い、電話加入権を購入する必要がなく、日本全国どこでも同じ料金で通話ができます。そのため、固定電話の電話料金を節約したい方にお勧めです。
ただし、光電話に加入するには光ファイバーケーブルが必要です。そのため、光電話は光回線の契約に付随するオプションであることが多いです。例えば、ソフトバンクの「ホワイト光電話」は「SoftBank 光」や「Yahoo!BB 光 with フレッツ」に加入していないと利用できません。
ソフトバンクの「ホワイト光電話」は3種類の料金プランがあり、電話の利用頻度に応じて自身にピッタリのプランを選ぶことができます。また、番号表示サービスやキャッチ電話サービスなどの便利なオプションサービスも充実しています。
ほかにも、無料オプションサービスのホワイトコール24に加入すれば、ソフトバンクの携帯電話との国内通話はいつでも通話料が0円(※)なので、ソフトバンクユーザーが多い家庭にお勧めです。
ソフトバンクの「ホワイト光電話」に興味がある方は、SoftBank 光の申し込みから始めましょう。
- 各サービスの利用料金が別途必要です。
固定電話を契約するならアナログ回線以外の電話も検討しよう!
固定電話(アナログ回線)を申し込むなら、NTT東日本/NTT西日本の公式サイトにある予約申込フォームか、電話窓口に連絡しましょう。新規申込の場合、開通工事を経て固定電話(アナログ回線)が利用できます。
なお、固定電話にはアナログ回線以外に、インターネット回線を利用するIP電話や光電話があります。ソフトバンクの「おうちのでんわ」はアナログ回線よりもおトクに利用できるので、固定電話の料金を抑えたいと考えている方は検討してみましょう。固定電話と一緒に光回線も導入したい方は、「ホワイト光電話」がお勧めです。
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