社員紹介
小林 夢大
Mudai Kobayashi

ポスト5Gの世界を見据え、
IoTと通信の未来を追求していく

小林 夢大 システムエンジニア システムエンジニア
[ 2019年度新卒入社 ]
[ 2019年度新卒入社 ]

大学院では機械工学を専攻。IoTに関する技術勉強会への参加をきっかけにソフトバンクのIoT事業に興味を持ち、インターンに参加。現場の熱量の高さを肌で感じ、入社を決める。現在は、IoTプラットフォームの導入と次世代通信技術の研究開発という2つのポジションを兼務している。

キャリアサマリー

CAREER SUMMARY
1年目

IT-OTイノベーション本部 プラットフォーム統括部 プラットフォーム開発部

入社後は法人向けIoTプラットフォームの導入部門に配属。先輩社員のフォローを受けながら、新サービス導入における技術企画やプロジェクトマネジメントを担当した。また、1年目の秋にはエッジAI向けの基盤システム構築など新規技術向けの調査にも携わり、業務の幅を広げていった。

2年目〜現在

プロジェクトリーダーを務めるなど業務職域を拡大

2年目からはIoTプラットフォームの導入プロジェクトのリーダーを担当。これまで手掛けてきた技術企画に加えて、開発部門や運用部門など他部署との調整業務や開発方針の策定などにも取り組む。2020年8月からは「国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」が主催する国家プロジェクトの公募提案や研究開発業務も兼務している。

ポスト5Gの世界を見据え、
IoTと通信の未来を追求していく

入社の決め手は、インターンで感じた現場の熱量

ソフトバンクのインターンに参加したのは、大学院1年生の時です。当時の私は就職先として大手企業を選ぶべきか、ベンチャー企業に進むべきか、かなり悩みました。しかし、IoTのプラットフォーム開発部でのインターンが終了する頃には、「ソフトバンクで働きたい」という気持ちが完全に固まっていました。

IoTプラットフォームとは、IoTの導入を検討するさまざまな企業・団体の広範なニーズに対応し、デバイスとの接続やデータの収集・蓄積・流通を担う基盤システムのこと。当時、ソフトバンクは静岡県藤枝市の協力を得て、LPWA(Low Power Wide Area)ネットワークと自社IoTプラットフォームを活用した市民向けのIoTサービスの実証実験を行っていました。そうした先進的な取り組みの技術会議への参加は、私にとって胸が躍る経験でした。

また、上からの指示を待つのではなく、現場の社員がアイデアを持ち寄って試行錯誤し、時に四苦八苦しながらモノづくりに励んでいる姿にも心を惹かれましたね。大手ならではの大規模プロジェクトに、スタートアップさながらの自由度と熱量で挑めることが理想的だと思ったのです。

規模と品質を両立するIoTプラットフォーム

入社後は、希望していたプラットフォーム開発部に配属されました。ソフトバンクのIoTプラットフォームの強みは、あらゆる業界・業種のニーズに応える規模と品質の両立にあります。IoTデバイス向けのLTE通信「NB-IoT」において、世界で初めてIPアドレス不要でデータ通信を可能にする「NIDD(Non-IP Data Delivery)技術」の商用環境での接続試験に成功し、低消費電力と高セキュリティを実現していることは、他社にはない強みです。

しかし、「通信間隔を柔軟にカスタマイズしたい」「もっと高頻度で通信を行いたい」など、IoTに対するニーズは日進月歩で変化しており、プリセールスが収集した顧客要望をもとに新サービスの企画・導入をスピーディーに行わなければいけません。

私は、こうした導入プロジェクトの技術企画やマネジメント業務に取り組んでいます。大規模なシステムであり、プロジェクトの推進には営業・開発・運用などを担う他部署や社外の開発ベンダーなど、関係各所との綿密な連携が必要不可欠です。そのため、私は他部署の理解を得てスムーズにプロジェクトを進められるよう、先輩からレクチャーを受けながら、プロジェクト管理に必要な調整・交渉スキルを磨いていきました。

ポスト5G時代を見据えた技術研究にもチャレンジ

先輩から学んだ対人スキルはさまざまなシーンで生きています。
例えば、1年目の10月には新規サービスに関するプリセールス向けの勉強会を自ら企画・実行しました。その際、100名ほどの社員が聴講してくれたのですが、技術的特徴やセールスポイントをかみ砕いてプレゼンできたのは、数々の会議・打ち合わせを重ねた成果だと感じています。

また、入社2年目の今年はNEDO主催のポスト5G情報通信システムに関する先導研究プロジェクトの公募提案や研究開発に関する技術リーダー業務にも挑戦しています。私たちが取り組むのは、5Gの特長のひとつでもある「超低遅延」のさらなる向上を目指したリアルタイム制御技術の研究。日々、プラットフォーム開発と並行して最先端の技術調査を行い、新規技術の実用化に向けた仮説設計に臨んでいます。

こうした通信技術の進化に合わせて、IoTの可能性は今後ますます広がっていくはずです。単に利便性の向上だけでなく、例えばアート性・エンターテイメント性の高い画期的でインタラクティブな体験が生まれる可能性も十分あります。私の仕事が、世の中を楽しく、幸せに変えていく技術革新に少しでも貢献できたら素晴らしいと思っています。

1日の流れ

DAILY STREAM OF TIME

出社。メールチェック

IoTプラットフォーム開発に関する会議

技術的要件書の作成

ランチ

ポスト5Gの先導研究に関するミーティング

資料作成

技術調査

明日のタスクを確認後、業務終了

メッセージ

IoTはもちろん、AI、自動運転、次世代通信など、ソフトバンクではあらゆる先端テクノロジーを開発・研究・提供しているので、「これがやりたい」と思える領域が必ず見つかると思います。能力とやる気次第で、自分から手を挙げればどんな挑戦も後押ししてくれる文化なので、働きやすさも保証できます。私自信がIoTに楽しみながら携わっているように、好きなことに従事しやすいですし、行動力と提案力がある方には良い職場になるはずです。

※2020年12月時点の情報です。

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