社員紹介
竹下 舞
MAI TAKESHITA

携わる案件により視野が世界に広がる
新卒1年目からJVの設立に携わる

竹下 舞 事業開発
[ 2017年度新卒入社 ]
[ 2017年度新卒入社 ]

シンガポール、タイ、カナダに住んだ後、日本へ。学生時代は「さまざまなものに触れたい。自分に何ができるかを知りたい」という思いから、興味があるものや声が掛かったものに果敢に挑戦してきた。現在は、事業開発統括でソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先企業など海外の有力企業とのアライアンス実現を推進している。

キャリアサマリー

CAREER SUMMARY
1〜3カ月目

研修

10月に入社。プレゼンテーションスキルやビジネスマナーなどの集合研修に参加後、ソフトバンクショップ銀座店での販売研修で接客・販売を行いました。その後、事業開発統括に配属されました。

3〜6カ月目

海外スタートアップの情報収集と分析

企業と業界の分析やイベントへの参加などを通して、スタートアップの情報収集をしました。ソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先企業を中心とした企業分析や、国内外の注目業界の分析を一から行い、最終的には本部長への発表を行いました。分析した企業がJV(ジョイントベンチャー)を設立するなど、アライアンスを具現化することもあり、新卒からJV設立に向けた実務の主担当を任されることもあります。

6カ月目〜

JV設立に向けた社内コミュニケーションや実務を担当

今現在、1件のJV設立に向けた社内調整や実務を主に担当しています。JVにはソフトバンクとパートナー企業のそれぞれから出資するのですが、それぞれの出資金額や取締役の派遣人数など、その契約内容が重要です。私は、その契約内容を双方の合意に導くプロセスにおいて必要な交渉材料や資料をまとめています。徐々に、パートナー企業との会議で直接議論に参加することも増えてきました。

携わる案件により視野が世界に広がる
新卒1年目からJVの設立に携わる

情報格差をなくしたい。バックグラウンドから生まれた問題意識

私はタイやシンガポールで暮らした期間が長く、そこで情報格差の問題を体感してきました。携帯電話などのモバイル端末を持っている人は多いですが、端末を持っていてもインターネットにつながっていない人が多くいます。
ツールはあるのに情報を受け取れない人をどうやって助けたら良いかを考えたとき、インターネットが通じない地域に衛星通信でインターネットを届ける技術を開発しているOneWeb(ワンウェブ)という企業を知り、とても魅力的に感じました。端末とインターネットさえあれば、情報を届けられるし、そこから教育にもつなげられると考えています。
OneWebにはソフトバンクグループが出資していると知り、面白そうだ、私もこれに携わりたいと思い、ソフトバンクに入社しました。

今ソフトバンクは、最先端テクノロジーや革新的なビジネスモデルを有する、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先海外企業などとのJVを次々と日本で設立しています。私のチームではそれらの企業がソフトバンクと組んだときに、日本市場で成功できるか否かを企業ごとに調査・分析しつつ、実際に日本でスタートする事業の立ち上げまでの実務オペレーションをサポートします。日本での事業展開はJV設立が主軸ですが、子会社の設立や、プロダクトの販売ライセンス契約などもあり、その検討プロセスや契約締結に向けた提案、サポートを行っています。

入社1年で社内研修の講師に抜擢され、「挑戦」で自分の価値を上げる

私がソフトバンクに入社して最も感じたのは「挑戦」の文化です。若くても経験が少なくても、手を挙げる人には任せるという文化があるなと。逆に言えば、自ら手を挙げなければ、やりたい仕事を得て成長する機会には巡り合えないかもしれない。少しでも興味があって、やってみたいと思うことであれば「やります!」と言えば、周囲はサポートしてくれるし、新しいことを学ぶことができます。

所属している事業開発統括では、ソフトバンク内でも誰もやったことがないような新しいことに取り組んでいる組織のため、統括内でよく事例共有や研修を実施しています。先日、まだ入社1年と少しの私が、先輩と共に「会社法」の講師として登壇することになりました。参加者は実務経験豊富な先輩社員も多く、海外生活が長く漢字が苦手な私は嫌だなと思う部分もあったのですが、とにかくやってみようと。タフですよね(笑)。

周到に準備して挑戦しました。会社法の中から「機関設計、株主総会、取締役会」をテーマに研修を実施し、結果は大盛況。今では会社法が分からないというときに、皆が私に聞きに来てくれることがうれしいです。チームへの貢献に向けて自分の価値を向上させるのにマストなのは、「挑戦」することです。私も、これを機に「やりたいことには躊躇せずに挑戦しても良いんだ」と実感しました。

海外の友人からは、「日本の企業は固いよね」「フラットじゃないよね」と言われていました。ですが、入社してみて驚いたのは、ソフトバンクは本当にフラットな企業だということです。新人の私でも先輩社員と同じ土台で議論できますし、自分の意見が言えて、それが反映される風土ができているので、そういうところはとても好きですし、良い意味でソフトバンクにびっくりしたところです。

パッションとプロフェッショナリズムを身に付けたグローバル人材になる

今はまだ規模が小さくても、将来的に私たちの生活を大きく変えうるサービスが、世界各国で数多く誕生していると思います。私がソフトバンクでチャレンジしていきたいことは、まだ世の中に知られていないけれど、大きな可能性のある企業やサービスを世界中から発掘して、日本に限らず世界で必要不可欠となるサービスとして提供することです。

今の私は、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先企業が有する最先端の技術や革新的なビジネスモデルを日本に取り込むことを推進しながら、孫の描いているビジョンを想像し、経験を積んで情報を吸収している段階。この先の自分を考えたときに、どんどん勉強して、知識をつけて、いろんなフィールドに触れたいと思っています。

そして、3年後には自分の好きなものを見つけて、そのプロフェッショナルになりたい。「この人に聞けば分かる」と認知してもらえる、自分のフィールドを見つけたいです。そして、海外に出て自分のスキルを生かしながら、もっといろんな人に会ったり、違うカルチャーを学んだりしていきたいと思っています。

私と同じような帰国子女の方の中には、「すぐに海外で働きたい」と考える方もいるかもしれません。でも、私は、日本人だからこそ日本の文化やビジネスを知らないと、海外に行っても活躍できないと思っています。まずはソフトバンクで日本の考え方についての知識や理解を蓄積しつつ、パッションとプロフェッショナリズムを身に付けて自分の価値を高めていきたいです。これから5年をかけて、自分が描いている本当のグローバル人材になりたいという気持ちがあります。

1日の流れ

DAILY STREAM OF TIME

WeWorkギンザシックスに出社、ニュースを確認

朝会で案件の進捗とタスクの確認、共有

メールの確認と返信、スケジュール整理

同期とランチ(銀座周辺のレストラン散策)

汐留本社で関連部署とのミーティング

汐留本社で関連部署とのミーティング

先方からの送付された最新の契約書内容案を確認

契約書関連の確認ミーティング

メールの確認と返信

退社

働き方改革の制度利用

私のいる部署では、複数の言語を使えて当たり前。皆さん2カ国語以上を話せる中で、例えば中途入社の方は前職で海外とのネゴシエーションをバンバンやってきたとか、JVを立ち上げの経験があるとか、豊富な経験やスキルを持っています。そのようなメンバーがたくさんいるこの部署で活躍するために、「この人たちと何で差をつけられるだろう」と日々考えながらスキルアップを目指しています。
また、JVの設立には関係部署とのコミュニケーションを取るためのスキルも必要です。一時間の間に必要なタスクや状況が変化してしまうスピード感の中で、常に大きな視野を持って物事を見るようにしています。重要な契約を担当する者としての責任を、日々感じているところです。

※2018年11月時点の情報です。

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