1. ホーム
  2. ドライブ
  3. プレスリリース
  4. 2023
  5. 浜松市、スズキおよび遠州鉄道と共同で「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」の実証実験を実施
浜松市、スズキおよび遠州鉄道と共同で「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」の実証実験を実施

2023年12月26日
BOLDLY株式会社


浜松市、スズキおよび遠州鉄道と共同で「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」の実証実験を実施

~安全な運行を支援する「Dispatcher」の他、乗客の利便性向上に役立つ予約システムと車内HMIを提供~

ソフトバンク株式会社の子会社であるBOLDLY株式会社(ボードリー、代表取締役社長 兼 CEO:佐治 友基、以下「BOLDLY」)は、浜松市、スズキ株式会社(以下「スズキ」)および遠州鉄道株式会社(以下「遠州鉄道」)と共同で、2023年11月28日から、自動運転技術を活用したスマートモビリティサービスの事業化を目指す「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」の第4回の実証実験(以下「本実証実験」)を実施しています※1。BOLDLYは、BOLDLYの自動運転車両運行管理プラットフォーム「Dispatcher(ディスパッチャー)」の他、LINEで利用できる予約システムやルートなどを案内する車内HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)※2を提供し、遠隔地から安全な運行を見守ると共に、乗客が快適かつスムーズに目的地まで移動するための環境を整備しました。

本実証実験は、浜松市における自動運転サービスの事業化により、地域住民の移動の利便性向上を図ることを目的に実施しているもので、自動運転機能(レベル2)や遠隔監視システムを搭載したスズキの小型車「ソリオ」をベースにした実験車両2台が、片道約9.1キロメートルの区間を、定時・定路線で運行します。第3回の実証実験よりも走行区間を5キロメートル以上拡大し、約3カ月にわたる長期実証を行います。

後部座席に設置したタブレット型の車内HMIには、「Dispatcher」と連携した案内システムを搭載し、乗客は現在地や行き先を確認できる他、緊急時に遠隔監視者との通話も可能です。また、本実証実験で利用する車両は小型車で乗車定員が2人と限られることから、BOLDLYが開発した、LINEで利用できる予約システムによる事前予約制の運行とすることで、確実に乗車できる仕組みを整えました。

  1. 本実証実験は、2016年9月に4者が締結したスマートモビリティーに関する連携協定に基づいて実施しています。詳細は、こちら(https://www.softbank.jp/drive/press/2016/20160905_01/)をご覧ください。本実証実験の期間は、2023年11月28日~12月23日、2024年1月9日〜2月17日です。
  2. Human Machine Interface:人間と機械の間で情報をやり取りするための道具や手段などの総称。
車両の写真
運行ルート
運行ダイヤ
「Dispatcher」の画面
車内HMIの画面
予約システムの画面
車内の様子(乗車定員2人)

なお、2023年12月26日に開催した試乗会では、浜松市長をはじめ、BOLDLY、スズキおよび遠州鉄道の代表が試乗して、乗り心地やサービスの実現可能性について確認しました。

  1. Dispatcher は、BOLDLYの商標です。
  2. このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
  3. このプレスリリースに記載されている内容、製品・サービスの価格、仕様、問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。 これらの情報は予告なしに変更される場合があります。