クロストーク

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TALK 01
グループ会社出向で
広がるキャリア 〜スタートアップでの新たな挑戦〜

ソフトバンクグループには、
先進的な事業を手がけるグループ会社へ出向し、
キャリアの幅をさらに広げる機会があります。
その魅力について3人の社員が語ります。

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  • 吉岡 隆介Ryusuke Yoshioka

    ソフトバンク株式会社
    法人統括 デジタルトランス
    フォーメーション本部
    ヘルスケア事業統括部 事業開発室 担当課長 兼
    株式会社HEMILLIONS 事業開発部 CSO
    [ 2005年度新卒入社 ]

  • 臼井 明穂Akiho Usui

    PayPay証券株式会社
    事業推進本部 事業企画部 副部長 兼
    プロダクト本部 Product Management部 兼
    ソフトバンク株式会社
    アライアンス戦略本部 投資事業推進統括部
    フィンテック事業開発室
    [ 2017年度新卒入社 ]

  • 田口 智章Tomoaki Taguchi

    ソフトバンク株式会社
    法人統括 デジタルトランス
    フォーメーション本部
    フィンテック事業統括部 事業戦略部
    DXコンサルティング課 課長 兼
    リードインクス株式会社
    カスタマーサクセス本部 DXコンサルティング部 部長
    [ 2020年度キャリア入社 ]

CROSSTALK TALK05

少数精鋭、
先進事業を手がける
スタートアップだからこそ
できる成長がある

通信事業を基盤とし、
さまざまな新規事業を創出し続ける
ソフトバンクグループ。
グループ内のスタートアップ企業では、数多くのソフトバンクの社員が兼務や出向で活躍しています。
少数精鋭の組織で大きな裁量を持って幅広い役割を担うことは、自身の成長とキャリアの可能性の拡大に繋がります。
また自ら新しいサービスを生み出し、世の中に届けていくという成長期の企業だからこそ味わえるやりがいも非常に大きなもの。
ソフトバンクからグループ会社に出向して働く3人の社員が、スタートアップで働くことで得られた成長や今後の目標について語りました。

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新たなビジネスの先駆者として
挑戦を続け、
キャリアの可能性をさらに広げる

スタートアップで働く魅力や
スタートアップでできる成長について語るのは、
医療データの流通と利活用を推進する
株式会社HEMILLIONSの吉岡隆介、
急成長中のネット証券サービスを手がける
PayPay証券株式会社の臼井明穂、
DXコンサルティングやアライアンス事業の創出を担う
リードインクス株式会社の田口智章の3人です。

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ソフトバンクへ入社した理由とグループ会社への出向について

吉岡
私はソフトバンクに新卒で入社しています。就職活動の軸として、さまざまな事業を展開している会社を志望していました。ある一つのビジネスモデルだけを追求するのではなく、時代の流れに合わせてビジネスを変換していく、最新のテクノロジーに合わせて事業を変えていくというソフトバンクの戦略性や柔軟性に魅力を感じて入社を決めました。
臼井
私も新卒入社です。大学では情報系を専攻していました。就職活動の際に重視していたのは一緒に働く方の雰囲気でした。ソフトバンクのOBに何人も会う中で、「ソフトバンクでの仕事は楽しいよ」と語ってくれたことに魅力を感じ、社員の方の人柄や雰囲気も自身に合いそうだなと思い入社を決めました。
田口
私は新卒で大手損害保険会社に入社し、コンサルティングファームへの転職を経てキャリア入社しました。転職理由は保険業界をデジタルソリューションで変革したいと思ったからです。変革を推進するには、保険以外の異業種をバックグラウンドに持ち、さまざまな企業とアライアンスを組んでプロジェクトをリードできるソフトバンクがそのポジションとして最適だと考え、入社を決めました。
吉岡
入社後は営業企画などを経て、法人事業の戦略部門において事業推進や中長期経営計画などを担ってきました。経営に近く、視座の高い仕事を数多く経験できたことは、私の大きな成長につながっていると感じています。その後、MBA取得を経て、事業開発に軸足を移し自ら新規事業を手がけていくことに興味関心を持つようになりました。
以前DX本部にてヘルスケア関連のプロジェクト推進に携わっていたことから、その経験を生かし、現在はHEMILLIONSに出向し、事業開発を担っています。
臼井
私は入社後にアライアンス事業戦略本部へ配属となり、幅広い領域のスタートアップのリサーチや投資先の管理などを担っていました。そこでは、一つの会社がスタートアップとして生まれ、投資を受けて成長していく姿を間近で見られることに面白さを感じました。
その後、PayPay証券株式会社へ出向となり、マーケティング業務を担当しました。事業状況に応じてソフトバンクへ戻ることもありましたが、現在は再度PayPay証券に出向してアプリのプロダクト企画・推進を担当しています。
田口
私は入社後すぐに「PayPayほけん」の開発プロジェクトや複数の事業企画プロジェクトへ参画しました。その後リードインクスへ兼務出向となり、保険代理店向けのSaaSプロダクト担当として複数の大手アカウントへのコンサルティング営業や導入支援を担いました。
昨年度から前職のコンサルティングファームでの経験を生かしてDXコンサルティングチームを立ち上げ、保険会社や保険代理店の事業変革のために、事業企画やUX改善、データ利活用などの専門知見を組み合わせたコンサルティングサービスを提供しています。
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グループ会社で取り組んでいるミッションについて

吉岡
現在はHEMILLIONSのCSO(最高戦略責任者)として事業開発全般を担当しています。私たちが取り組もうとしているのが、日本ではまだ進んでいない医療データの流通・活用です。医療データのフォーマットを国際標準規格に統一するためのプロダクトを開発し、医療データの標準化と利活用を推進するのが事業の目的です。
私はその中でビジネスプランの作成や既存プロダクトの営業・営業企画、新規事業の調査・企画、パートナーや顧客開拓に関するプロジェクトリードなど、多岐にわたる役割を担っています。新しい事業で世の中を変革していくというDNAはソフトバンクと共通していますが、30名弱と少数精鋭の組織のため、役割を限定せずに事業のすべてに携わることができる環境です。そのため一人ひとりの裁量や役割の幅が圧倒的に大きいと感じています。
臼井
私は、出向しているPayPay証券で2つの部署を兼務しており、今期のロードマップに載っているプロジェクト推進と今後の事業拡大を見据えたビジネス企画・検討を担当しています。
これまでに手がけた中で印象に残っているのは、新NISAの導入プロジェクトです。複雑な新NISAの制度そのものをまず私たち自身が理解して、それをユーザーにわかりやすく伝える方法をチーム内で考え抜きながら、過去に事例がないプロダクトを限られた時間の中でどう形にしていくかを試行錯誤しました。社内のエンジニアやデザイナーを含むプロジェクトチームで毎日ミーティングを重ね、全員が「NISAで第一想起を獲得する」という一つのゴールに向かって、お互いに足りないパーツを埋めていくことで一歩一歩前進し、無事スケジュール通りにリリースできたときは大きな達成感を得られました。
田口
リードインクスが目指しているのは、保険業界のDXを推進するために保険会社やパートナー企業とのアライアンス事業を創出することです。そのために2023年度にDXコンサルティングチームを立ち上げ、上流の事業課題に対するコンサルティング支援を通じて、事業創出を担っています。
大手コンサルティングファームなどの他社といかに差別化し、リードインクスのコンサルティングサービスを選んでもらうか、戦略を検討することは非常に苦労しました。ソフトバンクグループのソリューションやアセットを組み合わせた事業構想が策定できる強みやチームメンバーのUXデザイナーやデータアナリストの専門知見を組み合わせた提案を作成し、立ち上げから早期に案件受注できたことは大きな自信になりました。前職での経験で培ったコンサルティングスキルと、答えのない問いに対して考え続ける力を生かせたと感じています。
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グループ会社への出向で得られたやりがいや成長とは

臼井
ソフトバンクグループの安定した基盤のもとで、スタートアップ企業として裁量とスピード感を持って実務経験を積むことができたことは、私にとって大きな経験でした。組織の規模が小さいため幅広い業務に対応することになるので、視野が広くなり、できることが増えたと感じています。また一つの会社が事業拡大していくところを間近で見ることができることにもやりがいを感じられました。
吉岡
私はCSOとして経営者視点で事業を捉えて判断を求められる立場となり、限られた資金や人的リソースのもと、理想と現実のギャップの中で最適解を導き出すことに取り組めたことは、今後のキャリアにとって生きてくる経験だと思います。また事業開発全般の幅広い業務を担当したことで、自分が得意なこと、逆に経験が不足していることを棚卸しでき、今後のキャリアにおいても再現性を発揮できる手応えを感じました。
田口
私はDXコンサルティングチームという新しい組織とサービスを立ち上げ、リードした経験がやりがいと成長を感じました。またUXデザイナー、データアナリストといったプロフェッショナルが在籍しているため、複合的な視点で日々ディスカッションを行い、様々な学びを得ることができています。
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今後の目標やビジョンについて

田口
リードインクスのDXコンサルティングサービスをより多くの保険会社や保険代理店へ提供することが、従来にない顧客体験を生み出すことに繋がると考えています。そのため、ソフトバンクグループの力を最大限活用し、ご支援を通じて先進的な事例を私たちのチーム起点で生み出していきたいと思っています。また私自身の目標は、プロジェクトを個人の名前で任せていただけるように実績と経験を重ね、成長し続けていくことです。
臼井
PayPay証券としては、新NISAの対応が始まり口座数も大きく伸びている中で、今後証券業界の中で認知度No.1を獲得し、資産運用を身近に感じていない初心者も含めて誰もが使えるサービスを、より多くのユーザーに提供していくことを目標にしています。私個人としては2024年1月からプロダクトマネージャーの仕事を担うようになったので、まずはその役割に慣れながら、自分の新たな柱となるようなスキルを探し、将来的には金融だけでなく業界を問わずに活躍できる人材になりたいと思っています。
吉岡
今後のキャリアとしては、経営者として高い視座で意思決定と組織マネジメントができるようになることが当面の目標です。HEMILLIONSの事業においては、医療データの標準化と医療データ流通の取り組みを社会実装し、軌道に乗せていきたいと思っています。日本の大きな社会課題である国民医療費の削減や医療のDX、国民の健康増進に貢献していくために、事業を次のステージに向けて成長させていきたいです。
  • 2024年5月時点の情報です。

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