仕事と育児・介護の両立支援

仕事と育児の両立を支援する

次世代の社会を担う子どもを安心して産み、育てられる職場環境をつくることは、企業に求められる基本的な役割の一つであると考えています。従業員が仕事と育児を両立しつつ、その能力を十分に発揮できる職場環境づくりに積極的に取り組むため、育児支援制度のポリシーや次世代育成支援対策推進法に定められた一般事業主行動計画を定めています。

仕事と育児の両立支援に関する方針

企業として少子化問題に取り組む

企業として少子化問題に取り組む

少子化問題に企業として取り組み、子どもを安心して産み、育てることのできる職場環境をつくるための施策の一環として、従業員を対象に、第1子5万円から第5子500万円までの出産祝い金を支給しています。2016年度は、第1子・2子は約840名、第3子以降は約90名に支給しました。

勤続年数 1年未満 1年以上
子どもの数 一律 第1子 第2子 第3子 第4子 第5子以降
支給額 2万円 5万円 10万円 100万円 300万円 500万円

育児支援制度・内容

妊娠・出産・育児期の従業員を支援するため、妊娠中から子どもが小学校6年生終了時まで利用できる柔軟な勤務体系を整えています。

育児支援制度・内容

制度詳細

区分 制度 内容
妊娠・出産のための休暇 チャイルドプラン 不妊治療による通院・入院等のため勤務が難しい日
(積立年休充当可能)
マタニティ通院休暇 妊娠中~産後1年未満における健診のための通院に必要な日
(無給。積立年休充当可能。半日単位の取得可能)
母性保護休暇 医師等から指導を受けた場合
(作業軽減または母性保護休暇等の措置を適用)
(母性保護休暇は無給。積立年休充当可能)
産前・産後休暇 産前6週間、産後8週間
(販売職の従業員は、妊娠判明後すぐに産前休暇を取得可能)
配偶者出産休暇 配偶者の出産予定日の1週間前から出産後1カ月以内の5日間
(有給。半日単位の取得可能)
育児中の休業・休暇 育児休業 子の1歳の誕生日の前日まで
(うち5日間は有給。育児休業の有給休暇は、配偶者が子を養育できる状態でも取得可能)
[注]
  • 夫婦共に取得する場合は、子の1歳2カ月までの1年間まで(パパママ育休プラス)。
  • 保育園入園不可で復職が困難な場合は1年ごと(1歳、2歳の時点)、最長で子の3歳の誕生日前日まで延長が可能。ただし、販売職の従業員は、育児休業の開始日から最長で子の3歳の誕生日前日まで取得可能。
看護休暇 子の小学校就学前まで子1人につき年間10日間
(無給。積立年休を充当可能。半日単位の取得可能)
用途:子の看護、予防接種・健康診断への同行
キッズ休暇 子の小学校卒業時まで年間10日間
(無給。積立年休を充当可能。半日単位の取得可能)
用途:子の看護、予防接種・健康診断への同行、保育園・学校行事への出席、保育園・幼稚園・小学校側の都合や配偶者の入院等により当該子の保育・養育ができない場合
勤務措置制度 妊娠中短時間勤務 妊娠判明後から出産前まで
(最大2時間45分の短縮)
妊娠中のスーパーフレックスタイム勤務 妊娠判明後から出産前まで
(コアタイムのないフレックス制度
[注]
  • フレキシブルタイム 午前7時~午後10時
育児短時間勤務 子の小学校6年生終了時まで
[注]
  • 最大2時間45分の短縮
育児のためのスーパーフレックス勤務 子の小学校6年生終了時まで
(コアタイムのないフレックス制度
[注]
  • フレキシブルタイム 午前7時~午後10時
育児のための繰上・繰下勤務 子の小学校6年生終了時まで
(始業時刻を午前9時から15分単位で繰り上げ(一番早い始業時刻は午前7時15分)もしくは、午前9時~午前10時の間、15分単位で繰り下げ可能。育児短時間勤務併用可能)
育児時間外・深夜勤務制限
時間外勤務免除
子の小学校6年生終了時まで
育児時間 子の1歳の誕生日前日まで
用途:労働時間中に育児のために育児時間を確保可能

育児に対する不安を軽減するための取り組み

育児に対する不安を払拭するための取り組み

育児休業中に待機児童問題で不安を抱える社員の救済措置と早期復職支援として、約100園ある企業主導型保育園の共同利用※1を導入しています。さらに、託児所、ベビーシッター、家事代行などのサービスが受けられる福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」※2が利用できるほか、提携保育園の保育料補助などを受けることができます。
また、育児休業後の復職に向けて不安なく過ごすことができるよう、育児休業中(産前・産後休業期間中も含む)も業務用携帯電話・iPadを継続貸与し、会社との連絡やeラーニングの受講ができるだけでなく、コミュニケーションの一環として赤ちゃん連れで参加できるオリエンテーションや相談会を開催しています。

[注]
  • ※1
    他社の設置した保育園の空き枠を利用する新しい保育園の利用方法(2018年10月現在の利用園数)
  • ※2
    ベネフィット・ステーションは株式会社ベネフィット・ワンが提供する福利厚生サービスです。
産前休暇前相談会 妊娠中に利用できる制度や出産後の手続きや給付金について説明、人事の窓口に相談できる場を提供。
参加できない従業員向けにeラーニングも用意。
育児休業中オリエンテーション 育児休業中に赤ちゃん連れで参加できるオリエンテーション。復職に向けた準備・制度の説明や、先輩ママの過ごし方、お休み中従業員同士による座談会などを開催。久しぶりに会社に来る機会としても好評。
復職明けオリエンテーション 復職後に利用できる制度や社内コミュニティの紹介、復職後の悩みを話せる座談会を開催。

家族が触れ合い、絆を深める機会を提供する

家族が触れ合い、絆を深める機会を提供する

家族が触れ合い、絆を深める機会を提供する

NPO 法人 C・C・C富良野自然塾の協力を得て、「親と子の健全な関係づくり」「環境・自然を真剣に考える」をテーマにしたオリジナルプログラムを毎年夏休みの時期に開催しています。北海道の大自然の中での環境学習やさまざまなアクティビティを親子で経験することは、家族のコミュニケーションを深めるきっかけとなっています。

従業員と家族を職場に招く「ファミリーデイ」や、家族写真を募集する「ファミリーアワード」、有給休暇の取得促進を実施するなど、家族や友人など大切な人との絆を深めるきっかけを従業員に提供しています。

2017年8月末には、プレミアムフライデーを活用しソフトバンク本社にて「ファミリーデイ2017」を開催しました。従業員の家族約320名を招き、オフィスツアーなどを実施したほか、お子さま向けには名刺交換体験やPepper プログラミング教室を行いました。

従業員同士のネットワークを築き、子育てを応援する

従業員同士のネットワークを築き、子育てを応援する

親と子が気持ちを通い合わせ、深い絆を築くためのコミュニケーション・トレーニングの場として、2004年度から子育て中のピアサポーターにより開催されているのが「おやおや倶楽部」です。

カウンセリングやコーチングの知識を基礎としたワークショップを通じて、子どもが出すサインに気付き、親と子の心に信頼の架け橋を築く会話スキルを身に付けることを狙いとしています。昼休みの時間を使って、男女20名ほどが参加する全9回の講座を年2期開催しています。これまでの累計受講者数は410名ほどに達しました。

その他、女性向けコミュニティ「春うらら」では不定期でランチ会や講演会を開催、父親向けの「ワクワクパパ」などのコミュニティも活動しています。

仕事と介護の両立を支援する

少子高齢化が進んだ日本は人口オーナス期に入り、誰もが介護が身近な「大介護時代」を迎えようとしています。

仕事と介護の両立を希望する社員の不安や悩みに応える支援制度や、情報提供体制を充実させることで、家族の介護を理由とした離職の防止を図るべく「介護離職ゼロ」を目指します。

区分 制度 内容
介護のための休業・休暇 介護休業 最大1年間
(分割取得可能。積立年休充当可能)
用途:家族の長期的な介護
介護休暇 年間10日間
(要支援状態から取得可能。正社員・準社員以外は5日間)
用途:家族の介護・通院等の付添い
勤務措置制度 介護短時間勤務 最大2時間45分の短縮
(1年ごとの延長申請可
[注]
  • 制限なし
介護のためのスーパーフレックス勤務 コアタイムのないフレックス制度
(販売職は取得不可)
[注]
  • フレキシブルタイム 午前7時~午後10時
介護のための繰上・繰下勤務 始業時刻を午前9時から15分単位で繰り上げ(一番早い始業時刻は午前7時15分)もしくは、午前9時~午前10時の間、15分単位で繰り下げ可能
(短時間勤務と併用可。販売職は取得不可)
介護時間外・深夜勤務制限
時間外勤務免除
家族の介護のため時間外勤務の制限、免除、深夜勤務の制限を受けることが可能
その他 常時介護者の新幹線(特急)通勤 家族の介護を行う正社員を対象として、必要な要件を満たす場合、新幹線などの特急列車通勤を許可