学生時代は情報工学部で、人間工学の分野を研究していました。
絵やデザインが好きで、見ていて疲れないもの、きれいだと思えるものに興味を持っていたことがきっかけでしたね。主に人の行動に影響を与える要因や、人が使いやすいと感じるUIの研究に取り組んでいました。就職活動でソフトバンクに出会い、常に新しいことに挑戦するベンチャー精神や業界の最前線で仕事ができる環境に魅力を感じ、入社を決意しました。
私は情報系の出身ですが、技術的な領域だけでなく、ビジネスサイドにも強い興味を持っていました。そこで入社時点ではビジネス職を志向し、入社後は営業・企画職としてパートナー営業に従事しました。パートナーの方々に成果を上げてもらうためにどうすれば良いのかを考え抜き、関係構築やインセンティブの設計など、さまざまな施策に取り組みました。この経験を通じて、ビジネス戦略の理解を深めることができたと感じています。後にMBAでマーケティング観点からUI/UXを研究することにつながりますが、私は技術領域とビジネス領域の融合を探求することが好きなんです。この学際的なアプローチが、技術とビジネスの両面から問題解決を行う上で、私の大きな強みになっています。