入社後はゼロからの要件定義を行ったり、経営層にシステムのリプレイスを提案するなど、より上流の仕事ができています。前職では、1つのシステムにかかりきりでしたが、入社後は運用フェーズも含めて10以上の複数のシステムに携わっています。転職後まだ1年ですが、スキルの幅が拡がり、事業や経営観点での視座も持てるようになりました。
この1年間で携わった代表的なプロジェクトの一つに、「審査システムのリプレイス」が挙げられます。ソフトバンクのモバイルユーザーの支払い状況などをチェックするシステムで、データベースの容量の制限が課題であったため、リプレイスを提案しました。
万が一リプレイスが失敗すれば支払い状況の審査が止まり、事業に大きな影響が生じます。そのため、リプレイス後の運用を想定して同じ環境でリハーサルを行い、不具合が起きた場合の影響範囲も想定して損失のシミュレーションを立てるなど、念密にプランして最新の準備を行いました。結果、無事にカットオーバーを迎えることができました。「準備9割・作業1割」が、リプレイスを成功させるための鉄則ですね。