入社5年目までは、「先輩たちのように格好いい営業になりたい」という思いでとにかく仕事をしていました。ある時上司からの勧めで、営業職の女性活躍を推進する外部研修に参加することになりました。さまざまな企業で働く営業職の方とディスカッションをするなかで、営業職の女性がキャリアを諦めてしまう背景として、ロールモデルがいないことが大きな一因になっているという話が挙がりました。
たしかに当時は、女性が営業として長く働き続けている人は少ない状況で、身近にロールモデルがいませんでした。そこで、私自身がロールモデルとなり上位職を目指していこうという決意が生まれました。一方で、性別にかかわらず営業の仕事を辞めてしまう人を少なくしたい、という思いもありました。誰もが成長でき、活躍できる環境づくりに貢献していきたいという目標を持つことができたんです。