社員紹介
春日 輝
Hikaru Kasuga

4Gから5Gへ。モバイル通信の変革期に、
自らの意志でチャレンジを重ねる。

春日 輝 ネットワークエンジニア
[ 2019年度新卒入社 ]
[ 2019年度新卒入社 ]

修士課程では、情報システム工学を専攻。情報通信ネットワークの負荷分散手法の理論研究(※)に没頭した。ソフトバンクの就業体験型インターンシップに参加し、ネットワーク機器の管理部門の仕事を体験。社員の仕事への前向きなスタンスと、上司の掲げるミッションに共感して入社を決意した。現在は、ネットワークエンジニアとして、4G・5G通信のネットワーク機器の設計・検証・構築を担当している。


(※)ネットワーク内の機器間の通信体系の使用率が、ネットワーク全体で均等になるように分散すること

キャリアサマリー

CAREER SUMMARY
1年目

ネットワーク機器を管理するシステムの要件定義

インターンシップでの配属先と同じ部署に入社。入社後は、ルーターなどのネットワーク機器を管理する、社内システムの要件定義を担当。機器を使用する社員にヒアリングを行い、システムの仕様を策定していた。1年掛けてネットワーク機器に関する知識を幅広く学ぶことができた。

2年目〜現在

ネットワーク機器の設計・検証・構築

自分の希望と会社の意向がマッチしたこともあり、ネットワークエンジニアへとキャリアを転向。モバイル通信において、全国の通信を集約して処理を行うルーターの設計・検証・構築を担当。選定された機器を既存のネットワークに組み込む際に、「どのように組み込むのか」を設計し、「組み込んだ際に問題はないのか」を検証し、現地での工事などを統括して構築している

4Gから5Gへ。モバイル通信の変革期に、自らの意志でチャレンジを重ねる。

ネットワークエンジニア未経験で、重要なプロジェクトにアサイン

2年目からネットワークエンジニアとしてのキャリアがスタート。その矢先に新機種を導入する際の検証業務のリーダーに任命されました。

知識や経験が乏しい中で重要かつ大きなプロジェクトにアサインされたことに対して、身が引き締まる思いをしたことを今でも鮮明に覚えています。


新しい機器を既存のネットワークに組み込んで問題がないのか、さまざまな試験を行って検証する業務なのですが、装置を提供するベンダーと、パートナー企業のネットワークエンジニアに指示を出す立場だったので、まずはひたすら勉強しました。機器のマニュアルを読み込んだり、インターネットで通信技術について調べたり。約2カ月にわたって、知識の吸収と検証の作業に没頭しました。そうすることで、徐々にベンダーの発言の意図が理解できるようになり、社外のエンジニアとも議論ができるようになりました。社内では、3人でプロジェクトを進めていたのですが、連帯感が生まれて助け合いながら、検証業務を進めることができました。

ネットワークは1人ではなく、みんなで作っていくものだと、このときに実感しましたね。何とか期限通りに検証が終了して、実際にその機種が使われるようになったときは、大きな達成感を得ることができました。


 

個人のチャレンジを、チームが応援してくれるカルチャー

ソフトバンクには、年齢や経験年数に関係なく、手を挙げる人、チャレンジする人の意志を汲み取って、応援してくれるカルチャーがあります。


私自身も自分の意志でネットワークエンジニアとしてのキャリアをスタートし、その後も大きなプロジェクトにアサインされています。担当するネットワークの領域を少しずつ変化させることで、幅広いスキルを身に付けることができました。また、周りの社員からのサポートも手厚いので、思い切ったチャレンジができる環境です。

上司である課長や、少人数のチームをまとめるリーダーとは密にやりとりしながら、業務以外のこともじっくり相談できるミーティングも、定期的に実施しています。やりたいことを伝えたり、困ったことをすぐに相談できる環境は、本当にありがたいです。新たなチャレンジを行う際には、どうしても自分の知識や経験が足りないケースが出てきます。その際に1人で悩むのではなく周りに相談しながら進めることで、トラブルも回避できますし、自分の中での気付きも多く得ることができるのです。

その末に生み出した成果が、公平に評価いただけるのもソフトバンクの特徴のひとつ。毎日、目の前の課題に対して迷いなく取り組めて、気持ち良く仕事ができています。


 

4Gから5Gへの移行期間。そのど真ん中で働くことで、社会的な意義を感じられる

現在、4Gから5Gへの移行が進んでいますが、まさにそのど真ん中で仕事をしています。求められる通信速度が速くなる中で、ネットワーク機器の更新を進めるのが私の役割です。現在は、3Gと4G、5Gが併存する期間。それぞれを上手く機能させながら、数千万人の皆さまに快適な通信を提供する、その社会的意義を感じながら仕事をしています。

私自身も、携帯電話でニュースや動画を見たり、LINEでコミュニケーションを行い、決済はほぼPayPayで行っています。モバイル通信の速度が向上すると、生活のクオリティーはもっと良くなりますし、逆に通信が止まってしまうと、多くの方の生活が成り立たなくなる。機器の検証ひとつにしても、社会に与える影響は大きいので、常にその責任感は忘れないようにしています。

今後も、私はネットワークエンジニアとしてのキャリアを続けていきます。通信技術はアップデートされますが、自分自身のスキルも向上させて、社会を支え続けたいです。また、社内では先輩のエンジニアにいろいろなことを教えてもらったので、今度は私が後輩を育てていく役割を担いたいです。自分だけでできることは限られているので、チーム全体が進化して、新たなチャレンジをみんなで実現していきたいですね。


 

1日の流れ

DAILY STREAM OF TIME

リモートで業務開始、メールやチャットのチェック

5人のチームでの進捗共有ミーティング

ランチ

担当案件およびチーム内案件の設計検討

チームメンバーへの相談

検証結果に対する資料作成

翌日の作業の整理

業務終了

メッセージ

就活生の皆さまに伝えたいことは2つあります。
一つ目は、自分が「楽しい」「好きだ」と思えることを仕事にするのが大切だということです。自己分析や学生時代の経験を通して、人生で大切にしていく軸を決め、会社や仕事を選んでください。二つ目は、今しかできないことに、全力で取り組むことです。就職活動に限らず、学生時代に頑張ったことは、落ち込んだ時や自信がなくなった時に、自分を支えてくれる大切な糧になります。私も大学院時代に研究に没頭した経験が、今でも心のよりどころになっています。

※2023年8月時点の情報です。

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