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準天頂衛星対応トラッキングサービス

IoTサービス

準天頂衛星対応トラッキングサービスは、準天頂衛星を活用した高精度な測位ソリューションを提供いたします。ソフトバンクが開発したマルチGNSS端末を用いて複数のGNSS信号(衛星/IMES)を統合することで、屋内外の位置管理をシームレスに実現し、誤差範囲1.0~1.8mでの測位を実現。

  • 誤差範囲は測位環境により増減します

マルチGNSS端末概要

機能 説明
通信方式 LTE DL 10Mbps、UL5Mbps LTE Cat.1
対象衛星 GNSS GPS、GLONASS、QZSS、IMES
通信モジュール SIM7500JE Qualcomm Chipset
LTE周波数 B1、B8 900MHz、2100MHz
QZSS 周波数 L1C/A、L1S
表示 LED 電源(緑)、バッテリー(赤)、LTE(黄)、GPS(緑)
動作電圧 内蔵バッテリー ポリマーリチウム電池 3.7V 2,800mAh
USBコネクタ 5V±10% MicroUSBコネクター
DCジャック 5V±10%
バッテリー動作可能時間 30時間
  • 毎秒測位連続使用時の理論値となります。
  • 測位環境や電波状況によって、送信に時間がかかる可能性や、GPSの受信環境によって可変いたします。
動作保証温度 -25℃~70℃
-20℃~60℃
0℃~45℃
内蔵バッテリー未使用時
内蔵バッテリーで稼働時
バッテリーに充電できる温度範囲
サイズ 90mm × 61mm × 29mm
重量 約165g
搭載センサー センシング 加速度、角速度、気圧、温度(筐体内)、
高度、電源ON/OFF、バッテリー充電率、
バッテリ充電開始/完了、電圧検知
その他 遠隔制御 端末SW、GPSチップのFW更新
端末本体設定変更

マルチGNSS端末の主な機能

屋内外のシームレスな測位に対応

  • 準天頂衛星システム(QZSS)は、日本、東南アジアおよびオセアニア地域で運用されている日本の衛星測位システムです。地理的特徴や電離層誤差による干渉の少ない高精度測位データを日本国内で提供することができます。精度を高めるために測位衛星の軌道は天頂に位置し、気象変動を補正する補強信号が送信されています。
  • また、IMESは、GPSその他のGNSS信号の受信ができないあるいは信頼性が低い場合でも、屋内での正確な測位を提供することが可能です。マルチGNSS受信機は、複数のGNSSとIMES信号を受信し、正確な屋外・屋内の測位をシームレスに実現します。
  • 誤差範囲は測位環境により増減します
  • 屋内測位の精度はIMESの設置密度により増減します

高精度なリアルタイムデータ

  • 業界に先駆けた端末開発

    QZSS L1S、IMESの両方に対応した商用受信端末開発に成功
  • 高精度測位、高精度時間、端末測位を実現

    測位は、対応衛星の誤差範囲は1.0m、屋内測位 IMESは0.9mの高精度ながら、GPS衛星に搭載された30万年に1秒以下の誤差範囲で正確な時間情報で計測
  • L1Sメッセージ対応

    QZSSから放送される緊急災害情報の受信が可能
  • 補正ロジック

    GPS補正補強信号であるL1Sを活用。実測値をもとに補正係数を定義し、高精度な測位を実現

導入事例

車両や荷物の管理が必要とされる業界では、高い精度の位置情報で現在位置把握に活用されています。
多数の施設内で管理され、広大な敷地で試験される車両を屋内外でシームレスに測位できるGNSS端末で瞬時に探せることで運用の効率化に成功しました。

資料ダウンロード

位置情報ソリューションを検討されているお客さま向け資料

準天頂衛星対応トラッキングサービスなら、GPSよりも精度の高い位置情報の取得が可能です。業務用車両や作業員の位置が把握できるなど、実際の導入事例も記載しており、活用イメージが掴みやすいものとなっています。また、導入の際のご提供価格やプラットフォームなどの詳細情報も記載しております。
ぜひ資料をダウンロードし、貴社の業務に「準天頂衛星対応トラッキングサービス」がお役に立てるかご確認ください。

衛星測位の歴史と準天頂衛星の可能性について

2017年までに準天頂衛星みちびきが4機打ち上げられ、24時間体制で運用可能な状況となり準天頂衛星を活用した測位ビジネスの機運が高まってきています。本ホワイトペーパーで衛星測位の歴史と準天頂衛星の可能性について解説します。

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