公開日:2024年2月22日
現在冬の真っただ中ということで、とても寒い日が続きますね。
エアコンやこたつなどを使用する機会が増え、電気代は上がる一方ではないでしょうか?
もしどこか電気代を節約できるなら……ということで、日々の生活には欠かせない食事に関して、電気代節約を意識したレシピをご紹介したいと思います。
食事で数品作る場合は、別々に調理するとその品数分の光熱費がかかってしまいます。
そこで「同時調理」を行えば1品分の電気代で2品以上作れ、光熱費をグッと抑えて大きな電気代節約につながると考えました。
ではどの調理法で同時調理するのか?ということになりますが、「白ご飯」は毎日の食事に欠かせない主食。
白ご飯は炊飯器を使用して炊いている家庭が多いと思いますが、実はこの炊飯器、とても優れており炊飯時に一緒におかずを仕込んでおけば同時調理することができ、かんたんに仕上げることができるのです。
食卓によく登場する白ご飯だからこそ、炊飯のついでに……となるとさらに電気代節約感が強く感じられるのではないでしょうか。
では早速台所に立つ時間を短くできて手間もかからない、超かんたんレシピをご紹介していきたいと思います。
まず1つめのレシピは、子供ウケ最高のカレーレシピになります!
カレーには必須の白ご飯。ご飯と一緒にカレーも炊いちゃいましょう。
米は絶対に必要だからこそ、炊飯の際にキーマカレーも一緒に炊飯器で調理して完成してしまえば電気代も炊飯1回分で済み、節約できます。
1
玉ねぎ、人参はみじん切りにします。
2
クッキングシートで高さを作り、合い挽きミンチと[1]★を入れて軽く混ぜバターを乗せて包み込んでください。
材料はそれぞれ半分ずつ使い、これを2セット作っておきます。
3
米を洗米し、水を2合の目盛りまで入れます。その上に[2]を置いて、通常炊飯します。
4
炊き上がったらお皿に乗せてカレールーが馴染むまで混ぜ合わせる。
5
カレーはシートに乗せたまま端に寄せてご飯を盛り、シートを抜き取ったら完成!
しっかり美味しく仕上がりました。
ポイント
炊飯時は水がはみ出てしまわないように、クッキングシートはしっかりと包み込んでください。
メインのカレーだけでなく生卵をラップに包んで一緒に炊飯すれば、副菜で使用している固ゆで卵が一緒に仕上がり電気代節約につながります。
キーマカレーに温泉卵や卵黄を乗せるととてもよく合います!
さらに手を加えてアレンジするなら、白ご飯とキーマカレーをよく混ぜ込んで耐熱容器に入れて、真ん中を窪ませて卵を落とし、たっぷりチーズを乗せてオーブンで焼いたら、とろ~り卵黄とチーズがたまらない食感のキーマカレードリアにもなります!
2つめのレシピは炊飯器で3品同時調理!
今回は主食、主菜、副菜の3品を一緒に作ってしまいます。
手がかかるように思われがちな鮭のちゃんちゃん焼きを炊飯器にお任せで作ってしまいましょう。
副菜の白菜は調味料とウインナーから出る味がしっかり染み、旨みたっぷりの仕上がりになります。
1
キャベツはざく切り、玉ねぎは薄切り、人参は短冊切りに、しめじは根元を切り落としてほぐしておきます。
★調味料はすべて混ぜ合わせておきます。
2
クッキングシートに高さを作り、玉ねぎを敷き、鮭の切り身、キャベツ、にんじんを入れて★で混ぜておいた調味料を回し入れてバターを乗せ、キャンディー状に包みます。これを2セット作ります。
続いて2品目。白菜とウインナーのコンソメ蒸しの準備をします。
3
白菜はざく切りにします。
クッキングシートに白菜、ウインナー、顆粒コンソメ、酒を入れてキャンディー状に包みます。
続いて3品目。わかめごはんの準備をします。
4
米は洗米し、2合の目盛りまで水を入れて(分量外)★を加えて混ぜ合わせておきます。
5
[4]の上に作っておいた鮭のちゃんちゃん焼き、白菜とウインナーのコンソメ煮を乗せて通常炊飯します。
6
ご飯が炊けるまでに乾燥わかめを水で戻し、食べやすい大きさに切っておきます。
7
ご飯が炊けたら、クッキングシートを取り出し、[6]で切っておいたわかめと白ごまを混ぜ合わせます。
具材がたくさんのっていましたが、通常炊飯と変わらず美味しく炊き上がっています。
8
クッキングシートに包んで作ったほかの2品も確認してみましょう!
野菜は歯応えが残りつつしっかり火が通っているベストな柔らかさになっており、鮭もふっくら仕上がりました。
ウインナーもぷりっとした仕上がりになっています。
野菜は苦手なものがあればお好きなものに変えていただいても大丈夫です!
もやし、ピーマン、じゃがいもなども美味しく召し上がっていただけますよ。
コーンを入れると、小さなお子さまも食べやすくなるのではないでしょうか?
このままでも美味しい鮭のちゃんちゃん焼きですが、ここからさらにアレンジを加えるなら、鮭を崩しながら混ぜ込んだら炒飯風混ぜご飯ができます。
たれがとてもご飯に合う味付けなので、しっかりと白ご飯と絡み美味しく召し上がっていただけます。
フライパンで炒めながら混ぜ込むと仕上がりがよく、野菜のみこちらの方法で調理していただいても、鍋の最後の〆のような感覚で楽しんでいただけます。
3つめのレシピは、炊飯器で鶏むね肉を含めた3品同時調理を行います!
鶏むね肉を下処理して丸ごと入れる蒸し鶏。
大丈夫なの!?って思われるかもしれませんが全く大丈夫。
鶏むね肉から出る旨味がだし汁に混ざり、さらに美味しい炊き込みご飯ができます。
そして蒸し鶏も炊飯器で作ったとは思えないほどしっとり柔らかな食感に仕上がりますよ。
1
鶏むね肉は皮を取りのぞき、★を揉み込んで10分ほど置きます。
時間があるなら、前日から漬けておくとさらに味がしみ込んだお肉になります。
2
白ネギはみじん切りにして★と混ぜ合わせる。
3
じゃがいもは皮を剥き、一口大に切り、クッキングーシートに高さを作りじゃがいもと卵を入れて包み込む。
4
きゅうりは小口切りにして塩揉みして水気を絞り、ハムは短冊切りにして準備しておきます。
5
油揚げとにんじんは細切りにして、こんにゃくは短冊切りに。
しめじは根元を切り落としてほぐしておきます。
6
洗米した米に★を入れ、2合の目盛りまで水を入れて軽く混ぜ、[5]の具材を入れる。
7
鶏むね肉をポリ袋から取り出し、炊飯器に入れる。
ポテトサラダのクッキングシートも入れて通常炊飯する。
8
炊き上がったらじゃがいもと玉子は潰し、切っておいたハムと塩揉みしておいたきゅうりとポテトサラダ用の調味料★を入れて混ぜ合わせる。
9
鶏むね肉は食べやすい厚みに切って皿に盛り、作っておいたネギだれをかける。
とってもしっとり仕上がってますよ。
10
炊き込みご飯はしっかりと混ぜ合わせる。
底には香ばしいお焦げもついていて味染みもばっちりでした。
ネギだれ蒸し鶏を薄切りではなく裂いてから和えると、小さなお子さまも召し上がっていただきやすくなります。
たれは、胡麻ドレッシングやシーザードレッシングでも合いますのでお好みで合わせてください。
下にキャベツの千切りや豆苗、茹でもやしなどを敷いて盛り付けすれば野菜もたくさん食べていただけますよ。
ちなみにこちらの蒸し鶏は、裂いて野菜と和えれば副菜にも活用いただけます。
ほかの料理の際にも、ぜひチャレンジしてみてください。
炊飯器で作るメリットとして、炊飯ついでに一緒に調理すると電気代が節約になるということが第一にありますが、ほかにも炊いている間に別のことができたり、時間を有効に活用することができます。
フライパン料理と違って火加減を気にしなくてよく、仕上がりは音で教えてくれるので時間を気にかけなくてもいいなど、電気代節約以外にもメリットはたくさんです。
普段から炊飯時に野菜などを一緒に炊く、というように心がければ、小さなことでも積み重ねとなり、電気代節約につながるのでお勧めです。
まだまだ寒い日が続き、暖房などにも電気代がかかる日々が続くと思うので、こういったちょっとしたことから気にかけて取り組んでいきたいですよね。