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公開日:2025年8月8日

電力会社の切り替えはかんたん!電気代を節約して家計にやさしい生活を送ろう

電力会社の切り替えはかんたん!電気代を節約して家計にやさしい生活を送ろう
電力会社の切り替えはかんたん!電気代を節約して家計にやさしい生活を送ろう

「電力会社を切り替えて電気代を節約したい」と考えているものの、手続きが煩雑そうという理由で、そのままにしている方もいるのではないでしょうか。

一見すると手間がかかるように思えますが、電力会社の切り替えはかんたんです。手続きは切り替え先の電力会社へ申し込むだけで完了します。

今回は、電力会社を切り替える方法といった具体的な流れや、切り替えによるメリットなどを解説します。電力会社を切り替え、ご家庭に適した料金プランを選択し、電気代を節約しましょう。

電力会社を切り替える手続きの流れ

電力会社を切り替える手続きの流れ
電力会社を切り替える手続きの流れ

電力会社の切り替え手続きの流れについて、順を追って解説していきます。

切り替え先の電力会社へ申し込む

まずは、切り替え先の電力会社に契約を申し込みます。申し込み方法は電力会社によって異なりますが、電話やウェブサイトから申し込むのが一般的です。

電力会社を切り替える際に必要な情報があります。

ソフトバンクの「おうちでんき」の場合は、下記が必要です。

・ご契約者名義
・お客さま番号
・供給地点特定番号
・ご利用中の料金プラン名
・ご契約電流/容量
※中国電力・四国電力・沖縄電力エリアは不要です。

お客さま番号や供給地点特定番号は、各電力会社のマイページなどで確認できます。これらの情報が不明な場合は、現在契約している電力会社に問い合わせましょう。

なお、現在契約している電力会社への解約手続きは、切り替え先の電力会社が行ってくれます。つまり、現在の契約先に対して解約の連絡をする必要はありません。

電気の使用を開始する

申込時から実際に電気の使用を開始するまでに必要な期間は、切り替え先の電力会社によって異なります。

ソフトバンクの「おうちでんき」の場合は、10~45日前後かかります。

手続き前の注意点・ポイント

手続き前の注意点・ポイント
手続き前の注意点・ポイント

電力会社の切り替えはかんたんである一方、事前に確認すべきポイントがあります。住居形態によってはそもそも切り替えができなかったり、切り替え時に解約金(違約金)が発生したりするかもしれません。自分が該当しないかチェックしておきましょう。

集合住宅の場合は自由に切り替えできない場合がある

一戸建ての場合、原則として住んでいる人が自由に電力会社を選べます。どの会社とも個別に契約でき、料金プランの選択も自由です。

しかし、アパートやマンションに住んでいる場合、賃貸・分譲にかかわらず、個人が自由に電力会社を切り替えることができないケースがあります。

具体的には、高圧一括受電契約を締結している物件が該当します。電力会社ではなく、管理会社や管理組合から請求書が届いている場合、高圧一括受電契約の物件である可能性が高いでしょう。

契約内容を知りたい場合は、マンション内の規約などを確認したり管理組合に問い合わせたりして、切り替えが可能か相談してみてください。

解約金(違約金)が発生する場合がある

電力会社によっては、解約金(違約金)を設定しています。事前に確認しておかないと、切り替え時に数千円~数万円程度の費用が発生する可能性があるため、注意が必要です。

なお、解約金(違約金)が発生しやすいケースは以下のとおりです。

・契約期間が定められている料金プランを契約している場合
・新規契約時にキャンペーンを適用した場合
・短期間で解約する場合

解約金(違約金)の有無や金額は、契約関係書類で確認できます。不明な場合は、現在契約している電力会社に直接問い合わせましょう。

切り替え先の電力会社を選ぶポイント

切り替え先の電力会社を選ぶポイント
切り替え先の電力会社を選ぶポイント

切り替え先の電力会社を選ぶ際には、確認すべきポイントがいくつかあります。「今よりも電気代が安くなるかどうか」を軸に考え、料金プラン内容や付帯サービスなども確認しましょう。

ライフスタイルにあった料金プランを選ぶ

電力会社ごとに、料金体系(基本料金・従量料金・時間帯別料金など)や用意している料金プランは異なります。契約前に複数の会社を比較し、ご家庭に合っているかを必ず確認しましょう。

なお、世帯の特徴と、適した料金プランの例は以下の通りです。

世帯の特徴 料金プランタイプ
ワンルーム、電気使用量が少ない一人暮らし 一人暮らし向け
3~5人家族、電気使用量が多い ファミリー向け
夜間に電気を多く使う共働き・オール電化家庭 夜型・共働き向け

多くの電力会社では、ウェブサイト上で料金シミュレーションが可能です。現在の消費電力量を調べて、現在よりも安くなるか確認するとよいでしょう。

付帯サービスもチェックする

電力会社によっては、ポイント還元や自社サービスの割引など、おトクな付帯サービスを用意しています。日常的に貯めているポイントがある場合、そのポイントが貯まる電力会社を選ぶとよいでしょう。

電気代はそこまで変わらなかった場合でも、付帯サービスの活用により、家計の節約につながる可能性があります。興味がある会社のサービスを調べてみるとよいでしょう。

販促キャンペーンを確認する

電力会社によっては、新規入会者向けのキャンペーンを実施しています。タイミングよく契約すれば、通常よりもおトクに電力会社の切り替えができます。

キャンペーンの内容は電力会社によりますが、代表的な内容は現金キャッシュバック・電気料金の割引・提携ポイントの付与などです。最新のキャンペーン情報は、各電力会社の公式サイトで確認できます。

まとめ

電力会社の切り替えは、新しい電力会社に申し込むだけでよく、解約手続きは切り替え先の電力会社が代行してくれるため、手間はかかりません。

電力会社を切り替えることで、電気代の節約やポイント還元などのメリットを得られる可能性があります。その一方で、解約金(違約金)が発生したり、料金プラン選択を誤ると電気代が高くなったりする場合もあるため、注意が必要です。

まずは現在の電気使用量と料金を把握し、複数の電力会社で料金シミュレーションを実施することから始めてみましょう。