社員紹介
永山 順一
Junichi Nagayama

「金融業界出身」ゆえの実感
ソフトバンクが金融を変革できる理由

永山 順一 事業開発 新規事業開発(FinTech事業)
[ 2020年度中途入社 ]
[ 2020年度中途入社 ]

政治経済学部を卒業後、2015年に新卒でメガバンクグループに就職し、サービス企画に従事する。新しい金融サービスの創出を志し、2018年にフィンテック企業に転職。会社間のアライアンスによる事業開発に携わった後、2020年にソフトバンクに入社。
現在はPayPay証券の立ち上げに携わっている。

キャリアサマリー

CAREER SUMMARY
前々職

メガバンクグループでサービス企画に従事

就職活動中にタッチ決済が登場したことから、今後は決済のあり方が変わっていくと考えてメガバンクグループに入社し、サービス企画に携わる。しかし、慣習やシステム的な制約の多さから、「未来の金融サービスは、よりお客さまに寄り添った便利なサービスであるべきだ」という強い思いを抱くようになる。

前職

新たなFinTechサービスの事業開発

フィンテック企業に転職。他社とのアライアンスによる事業開発をリードし、メッセンジャーアプリ×クラウド会計ソフトの新サービスの企画から立ち上げ後の推進までを手掛ける。一方、競合サービスとしてのPayPayに大きな衝撃を受ける。

現在

PayPay証券をはじめとした金融領域の事業開発

2020年にソフトバンクに入社後、「One Tap BUY」(現PayPay証券)のサービス企画を担当する。PayPayミニアプリで提供する、株の疑似運用体験ができる「ボーナス運用」などの企画に携わり、PayPay証券の立ち上げに尽力する。

「金融業界出身」ゆえの実感
ソフトバンクが金融を変革できる理由

グループシナジーを生み出し、ユーザーの大幅増に貢献

私はソフトバンクのフィンテック事業開発部に籍を置きながら、スマホ専用証券サービスを展開するグループ会社のPayPay証券株式会社(旧:株式会社One Tap BUY)にも40%の比率で出向しています。PayPay証券のプロダクトオーナーのひとりとして機能要件の策定やUI・UXの企画などサービスの企画に携わっています。
また、ソフトバンクの金融事業の拡大において、グループ会社間でのシナジー創出は大きなテーマのひとつ。そのため私はPayPay株式会社などを交えた全体のファシリテーションも行っており、「One Tap BUY」から「PayPay証券」に商号変更するに当たっての環境整備にも関わってきました。
グループシナジーの成果としては「ボーナス運用」をリリースできたことが挙げられます。PayPay内で、株の疑似運用体験ができるミニアプリとして2020年4月にサービスを開始し、わずか90日で運用者が100万人を突破、2020年度のグッドデザイン賞受賞などの実績もあげることができました。

同業者だから実感する、PayPayの真の衝撃

前職の在籍当時、PayPayの登場に衝撃を受けました。意思決定のスピードやキャンペーンの規模などが圧倒的で、金融業界にいたからこそ、その凄まじさを強く体感しました。
ソフトバンクに入社して感じているPayPayの優位性は、徹底した顧客第一志向です。既存の金融サービスの多くでは、まず法律や制約を前提とした上で物事を整理しますが、PayPayではユーザーにとってベストなサービスの要件を第一に考え、その上で法律やバックエンドへの対応を検討していきます。
思考のプロセスのあり方自体が既存の金融サービスとは大きく異なるように思います。加えて、海外のフィンテックサービスのUI・UXを細かに分析しながら、プロダクトを磨き上げていきます。事業規模、関係者の多様さ、予算感など、あらゆる面で今までの私の経験をはるかに超えるスケールの大きさです。前職でもフィンテックに携わり、先進的な環境にいたつもりでしたが、良い意味で予想を裏切られました。

日本の金融サービスのあり方を変えられる

日本は海外の先進国とは異なり、貯蓄の志向が強く、資産運用や投資が広くは浸透していません。利用者の生活に密着したPayPayアプリの中で、簡便な証券サービスを提供することで、日本の金融資産の状況は変わっていくでしょう。
さらには、AIスコア・レンディングのJ.Scoreや、今後Zホールディングスと経営統合するLINEとのシナジーを生かすことで、金融の世界は大きく変わりえると思います。一見、夢物語のようですが、金融機関や前職での経験から、金融を変えていくことがどれだけ困難なことかは、重々承知しています。
それでも、ソフトバンクは本当に金融を変えられる、その可能性がある会社だと信じています。私だけでなく、「金融を変えたい」という思いを持った金融業界出身者が多数在籍していることも、その証だと思います。これから先の変化が今から楽しみです。

1日の流れ

DAILY STREAM OF TIME

出社、ミーティング資料の作成

PayPay担当者とサービス仕様に関するミーティング

アプリデザイナーとUI・UXのレビュー

ランチ

プロジェクトの進捗を上長へ報告

業法対応について弁護士と電話会議

マーケティングプランについてミーティング

エンジニアと開発状況の進捗・課題確認

翌日のタスク整理、業務終了

メッセージ

何かを変えたいと考えている人には、ぜひソフトバンクに飛び込んでいただきたいです。今のフィールドでは実現できない、変えられないことがあるのであれば、きっと素晴らしい選択肢になるでしょう。私自身がソフトバンクに入社して驚いたのは、失敗を責めることなく、若手であっても重大な業務を任せてくれる環境でした。「挑戦できる環境」と発信している会社は少なくありませんが、内側から見たソフトバンクは本当にメッセージ通りの会社です。ぜひご自身の目で確かめてください。

※2021年2月時点の情報です。

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