社員紹介
正木 恵
Megumi Masaki

日本全国の都市を、
誰もが過ごしやすい場所へと変えていく

正木 恵 事業企画
[ 2022年度中途入社 ]
[ 2022年度中途入社 ]

徳島県生まれ。人口減少などの課題を抱える地元の現状を見るうちに、地域貢献への想いが強くなり、都市環境工学の道へ。新卒でシンクタンク会社へ入社し、建設コンサルタントとして都市・交通計画におけるデータ分析および現状課題の把握、施策提案などを行う。やがて、当事者として事業をやりきることを志すようになり、同領域かつ事業会社への転職を決意。スピード感ある事業展開に加え、ビジネスとして真摯に街づくりに取り組む姿勢に惹かれ、ソフトバンクに入社。

キャリアサマリー

CAREER SUMMARY
1~3年目

デジタルトランスフォーメーション本部にて、スマートシティ事業の企画に従事。所属部署内でのシナリオ合わせから、竹芝エリアで蓄積されたスマートシティのノウハウを他の都市へと展開するための戦略立案、駐車場稼働データを活用した事業企画などを担当。また、前職でも携わっていた、一定規模以上の建物を新築する際に敷地内に駐車場を設けることを義務付ける「駐車場の附置義務制度」の改革に関する業務も継続して行う。

コンサルタントではなく、当事者として街づくりに挑む

前職では大学で学んだ都市環境工学を生かし、国や自治体、ディベロッパーの都市・交通政策立案のサポートをしていました。コンサルタントとして日本各地の街づくりに携われることはとても楽しかったのですが、徐々に当事者として事業を遂行したいという気持ちが大きくなり、「都市」「交通」をキーワードとして事業会社への転職を志しました。最終的に選んだのは、テクノロジーのノウハウを都市・インフラ運営に生かし、皆が過ごしやすい街をつくるスマートシティ事業を推進するソフトバンクです。

決め手は、所属部門長との面接。表面的な知識だけでは決して語れない「駐車場の附置義務制度」についてお互い語り合えたことで、ソフトバンクがビジネスとして街づくりに本気で取り組む姿勢が伝わってきました。前職でも制度改革に向けたデータ分析・立証に取り組んできましたが、ここでならさらに活動も発展させられそうと確信が持てました。ソフトバンクが掲げる東京・竹芝エリアでのスマートシティ事業への横展開という目標も、日本全国にスマートシティを広げていきたいという私の想いとまさに同じものでした。

街づくりの最前線から課題を捉え、都市を発展させる

入社以来、竹芝で行うスマートシティの取り組みを他の都市に横展開する戦略立案業務に携わっています。“共創”を通して企業との多様なコラボレーションを進めてきたソフトバンクでは、前職とは異なり、案件が発生する前から動き出します。クライアントに課題をヒアリングし、仕事を自らつくることへと業務プロセスが変化しました。街にまつわるデータ分析で培った前職の経験を生かして、より深いところから街づくりに携われるようになったのです。

リアルタイムでの駐車場稼働データの集計など、前職から続けてきた駐車場施策の分析においても、通信会社としてのノウハウ、タッチポイントの多さを実感しています。入社から1年半後には駐車場稼働データの活用について国土交通省のワーキンググループでスピーカーとして登壇する機会もありました。大舞台で業界の方々にソフトバンクが行う街づくりについて認知してもらえ、とても嬉しかったです。また、制度改正に当たっての駐車場稼働データの必要性についても声が挙がるなど後押しをいただけたことで、私が実現したかった、実情に基づいた制度の実現に近付けたのではないかと手ごたえを感じています。

“共創”でスマートシティのノウハウを地元、徳島へ

前述した“共創”を通してクライアントと課題を共有し、得意領域を生かして連携することで、同志のように対等な関係性で事業に取り組めるようになりました。特にソフトバンク内では、通信技術にとどまらず、AI・IoT・モビリティなど先端テクノロジーにおけるノウハウを有しているため、さまざまな領域で協業できることが多いです。グループ会社を含めると可能性はさらに広がります。新規施策検討のためにデータが欲しいと思った際にもすぐに取り寄せられるなど、あらゆる角度からのアプローチが可能になったと実感しています。

今後は、実態に即した「駐車場の附置義務制度」の実現に努めながら、駐車場データを用いてスマートシティに通じる新たな事業をつくっていきたいです。また、竹芝でのスマートシティで培ったノウハウを他の都市に横展開し、いずれは地元である徳島の地方創生につなげていきたいですね。そのためには、街で取得したデータを現行の都市・交通制度にいかに反映していくかがカギとなります。通信会社である強みと都市・交通分野の専門知識を生かして引き続き、課題を乗り越えていければと思います。

 

1日の流れ

DAILY STREAM OF TIME

メールチェック

資料作成

プロジェクトの進捗を上長へ報告

共創先に移動・ランチ

共創先と対面ミーティング

共創先の近くのサテライトオフィスで作業

チームメンバーの相談対応

駐車場稼働データに関する定例会議

データ分析・資料作成

翌日のタスク整理、退勤

メッセージ

スピード感をもった事業展開と、建設コンサルタント出身者が活躍している事実もソフトバンクに入社を決めた理由の一つでした。
入社してみると、優秀で向上心が高い方が本当に多いことに驚きました。私の所属ではキャリア入社者も多く、官僚や自動車業界出身者、ディベロッパー出身者など多様なバックグラウンドやケイパビリティを持った方と一緒に街づくりに従事できる面白さがあります。部署を越えたコラボレーションも多く、新しいことを始めたいと思ったときにも社内にいる「専門家」を紹介してもらえています。街づくりに関わらず、社会に求められるビジネスをつくり出していきたい方にとっては最適な場所だと思います。

※2024年3月時点の情報です。

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