高校生の時にポケベルが流行ったり、携帯電話やPHSなどの最新の通信技術が広がっていった時代だったので、大学では電気工学を学びました。同級生の就職先は電気設備業界が多い中、私は今後の発展が見込める通信事業を選び、新しいことに挑戦したいと思いました。その時に入った会社が、ソフトバンクに買収されて現在に至ります。入社後は基地局の建設や地下鉄トンネルの通話エリア整備、プラチナバンドの整備など数多くのプロジェクトに関わる仕事を経験してきました。当時はどの企業も手掛けていない新たな事業だったため、私自身も技術スキルのみならず、特にプロジェクトマネジメントや対外的な交渉力も身に付けることができました。今のVR事業も、未来に可能性がありながら、まだ実例が少なく自ら開拓者になれる可能性がある領域なので、ずっと興味があった分野でした。
