前職は新卒で入社した大手金融機関で、富裕層向けのBtoC営業をしていました。金融機関に就職した理由は、扱う金額的に大きな仕事ができそうだと思ったからです。東北配属となり、地元有力者・中小企業相手の仕事も、非常に人間味が溢れ面白くはありました。
ただし日々経済情勢や世界市場の動きを見ている中で、「目の前のお客さまだけでなく、もっと世の中に大きな影響を与えるような仕事がしてみたい」という意欲が芽生えてきました。
そんな折、たまたまソフトバンク(現ソフトバンクグループ株式会社)がアメリカのスプリント社を買収するというニュースを目にしました。それまでソフトバンクに対しては「携帯電話の会社」というイメージしかなかったのですが、そのニュースを機に孫さんのビジョンやビジネスの規模感に興味を持ったことを覚えています。
まさに自分が求めていた「世の中に影響を与えるような大きな仕事」がソフトバンクならできそうだと感じ、飛び込む決意をしました。
未経験の異なる業種への転職でしたが、不安はなく、期待しかありませんでした。