ソフトバンクへ入社する前は、二次請けが中心のSI企業で公共系や金融系の開発案件などを担当していました。転機となったのは、事業会社のお客さまに、業務委託の社内SEとして常駐するというプロジェクト。それまでは元請け会社とのやり取りが中心だったため、顧客と直接やり取りすることがとても新鮮だったことを覚えています。同時に世の中には、案件として表面化していないだけで、システムで解決できる課題が想像以上にたくさんあることを知りました。
このことがきっかけで、今後はより顧客に近い元請けの立場で、顧客の理想を実現できる技術者になりたいという気持ちが芽生えたのです。その希望が叶う転職先としては、元請け中心のSI企業やITコンサル、あるいは事業会社の社内SEという選択肢がありましたが、分野に縛られず、開発の中心的な役割を担える会社に絞ることにしました。中でも興味を惹かれたのがソフトバンクで、幅広い商材があり、お客さまの事業に貢献できるチャンスが無数にある点が、私の目指すキャリアにフィットすると感じました。また、現在の部長が面接対応をしてくれたのですが、そのときの雰囲気が抜群に良く、「こんな上司がいる職場で働きたい」と思えたことも大きかったです。