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ソフトバンクアドベントカレンダーは20日目の記事です。
こんにちは、クラウドエンジニアの須藤です。
この記事では AI-102 (Azure AI Engineer Associate) 取得に向けて、新卒2年目の私が行ったこと(取得までどのくらい時間がかかったか、何を用いて勉強したかなどの勉強方法)について、私が以前書いたAI-900 (Azure AI Fundamentals)に引き続き紹介していきます。
「AI-102 の資格を取得したいが何を勉強したらいいか分からない」、「AI-900 とはどのような難易度や出題形式の差があるのか知りたい」という方に向けて書いた記事なので、参考にしていただければ幸いです。
AI-102 とは Microsoft 認定資格の1つである Azure AI Engineer Associate のことです。ちなみにAI-102 は試験番号であり、資格の名前ではありません。
似たような資格にAI-900があるので比較していきます。
試験番号 | 名称 | 難易度 | 概要 |
---|---|---|---|
AI-900 | Azure AI Fundamentals | 初級 | AI ソリューションを作成するための Microsoft Azure のソフトウェアとサービスの開発に関連する基本的な AI の概念を学習します。 |
AI-102 | Azure AI Engineer Associate | 中級 | Azure AI サービス、Azure AI 検索、Azure Open AI を使用して Azure AI ソリューションを設計して実装します。 |
実際に以下の画像が資格取得後に Microsoft から送られてきた資格証明の画面になります。
AI-102 は Azure の AI ソリューションを作成するための基本的な概念やサービス名に関する基礎知識は持っていることが前提で、そのサービスを扱う際にどうやって作成するかの中身を聞かれます。レベル (難易度) はホームページには「中級」との記載があります。以下に AI-102 に関する情報をまとめました。
試験時間 | 140分 |
---|---|
試験方法 | パソコンを使って行います |
試験場所 | テストセンターor自宅(私はテストセンターで受験しました) |
問題数 | 56問? だった気がします |
合格点 | 700点(1000点満点) |
合否結果 | その場で通知(試験終了後にスクリーンに結果が表示されます) |
受験料 | ¥20,300(税込) |
出題範囲 | ・Azure AI ソリューションの計画と管理(5~10%) ・コンテンツモデレージョンソリューションの実装(5~10%) ・Computer Vision ソリューションの実装(25~30%) ・自然言語ソリューションの実装(20~25%) ・ナレッジマイニングとドキュメントインテリジェンスソリューションの実装(15~20%) ・生成 AI ソリューションの実装(15~20%) |
AI-900 の時と比べると AI-102 は「実装」という言葉が多く見受けされます。実際に手を動かして AI ソリューションを作成するときのことを問われるということがこの言葉から推測できます。
結果からいうと、私は 820/1000点で合格することができました。
ここからは私が実際に勉強で行ったことや、AI-102を受験するにあたって思ったことを記載していこうと思います。
私が AI-102 を受験するまでに勉強した時間や受験をした際のことなどを以下にまとめてみました。
① 勉強時間と勉強期間:約 30 時間(3週間くらい勉強した気がします)
② 出題された問題の感想:すごい細かいところまで問われる
私が AI-102 に費やした勉強時間と期間は約3週間で、30時間ほどの勉強量でした。
私は AI-900 を取得済みで Azure の AI ソリューションに関する基礎知識は有していたので、 Azure AI ソリューションに関して一から学んでいくということではありませんでした。多少なりとも基礎知識がある前提で AI 102 の学習をしていくうえで行うことができましたので、スムーズに勉強が進んでこの勉強期間と時間になりました。Azure の AI ソリューションに関する知識等がない方は、もう少し時間がかかるかもしれないと個人的には思います。
実際に受験してみて感じたことは、「細かいところまで聞かれる」と感じました。中級の資格なので、AI-900 とはレベル感が全然異なり難しいです。以前 AZ-104 に関する記事をご紹介しましたが、その時と感想は同じです。
AI-900 の試験では、
・〇〇 とはどのようなサービスですか??
・上記のサービス内容に該当するサービス名は何ですか??
で解けていたものが、AI-102 の試験では、
・〇〇 を使用して ✕✕を行うためにはどのようなことをすればいいですか?
・〇〇 を使用すると、どのような結果になりますか??
のように具体的なサービスの内容や、あるシチュエーションの下でサービスを使用した場合についての結果について問われることが多かったです。AI-900 のように暗記だけでは合格できないように感じました。あとは API を実行する際のコードの内容について問われることが多かったです (個人的には全体の 1/4 程度聞かれた感じです) 。
以下に私が AI-102 を取得するにあたって行った勉強内容を記載します。結論から話しますと、Udemy で Azure の AI ソリューションのサービスの構築過程等を実際に操作している動画を見て学び、Udemy で模擬試験を受講し、MS learn のコンテンツの調べ方を特訓しました。最後の MS learn に関しては「どういうこと?」と思われる方もいるかと思われますが、後程その理由をご紹介します。
まずは実際に AI ソリューションサービスの構築や過程を実際に操作している情報が欲しかったので、こちらのハンズオンの講座を見てそれぞれの Azure の AI サービスの操作方法や設定方法等に関する知識やイメージを掴みました。この講座のおかげで、それぞれの AI サービスがどのように構築され実行されるかを学ぶことができました。AI-900 で学んだ概要だけの知識から具体的な実装方法・内容についての知識を得るステップアップのような感じです。MS Learn からでも自分で Azure の AI ソリューションの構築や実装を行うことができるらしいので、実際に自分で手を動かしてみたいよといった方はこちらのほうがよいと思います。こちらの Udemy の講義は英語の講義となりますので注意が必要です (字幕は日本語出来ました) 。
こちらは実際の試験を想定した模擬試験になります。こちらの講座を使うと実際の試験形式に近い形で模擬試験を受けることができます。試験前に慣れるために使用することをお勧めします。しかしこちらの講座も Udemy:AI-102 Microsoft Azure AI Solution Complete Exam Prep 2024 と同様、英語の講義となりますので注意が必要です (私は Chrome の言語を翻訳する機能を使用して、日本語に訳して勉強しました) 。本試験ではこちらの講座で解いた問題が全部で 10 題弱出題されていました。
私は MS Learn のコンテンツの調べ方について慣れることも行いました。その理由はなんと試験中に MS Learn を使用することができるからです。この情報を知ったときはビックリしました。たしかに試験中にも MS Learn を使用することができました。これができれば勉強しなくても合格できるんじゃない!?って思うかもしれません。結論を申し上げますと「不可能」ではないと思います。しかし、MS Learn を閲覧したことがある方はご存知かと思いますが、あの莫大な量の資料の中から試験中の問題の解決に適した資料を探すことは難しいです。MS Learn 内での検索しかできないので、いつものブラウザから数あるサイトの中から MS Learn の内容を検索している方にとって、いきなり試験本番で MS Learn 内の検索を使いこなすことは困難だと思います (私も普段 MS Learn 内で検索することは滅多になかったので) 。なので試験中に素早く欲しい資料を見つけることができるように MS Learn を検索する練習をしていました。
これは自分の勉強不足かもしれないですが、試験時間はまったく余らなかったです。最後まで解くことはできましたが、回答が不安な問題もいくつかあり、MS Learn を使って見直しを行いたかったですが、すべての見直しを行う時間はありませんでした。
上記に記載した通り、自分が思っていたよりも試験内容で細かいことまで聞かれました。正直こんなとこまでコードの細かい内容覚えてないよ…みたいな問題も多く出題されました。
今回の試験はこれに尽きると思います。上記の②のように細かいとこまで聞かれていた際に素早く MS Learn を用いて検索して必要な情報を得ることができて、ギリギリ時間内に解くことができました。そもそも試験中に MS Learn が参照できる時点で「それぞれのソリューションの実装に関する細かいコードの内容まで全部覚えてますよ!」ということを要求しているのではなく、「AI ソリューションに関する用途や実装方法の概要を理解できていることが前提で、細かい内容は AI ソリューションの用途とかを知っていれば、各自すぐに調べられて解けるよね」という印象を個人的に受けました。その中でもMS Learn を使わなくても解ける問題はありました。すべての問題を MS Learn を使って調べていると時間が足りなくなると思いますのでご注意ください。
私は業務で Azure の AI サービス (Azure Open AI, Azure AI Search など) を触れる機会があり、触れた場所も本番の試験に何題か出題されたのでサービスを扱う機会・経験があって良かったなと感じました。一切迷わずに瞬時に答えることができたので試験時間の短縮にもつながりました。実際にサービスを扱って技術的なスキルも習得することが勉強という点も含めて記憶に残りやすいと思いますので、可能な限りサービスを触ってみることをおススメします。
試験中のお話ですが、ある問題の回答をリセットしたくてリセットみたいなボタンを押したときに「リセットしますか?」というようなポップアップがでてきて、それがずっと消えない (問題文に丸被りして問題文が見えない) ハプニングが発生しました。テストセンターで受験していたのでブザーを押して試験官を呼びました。どうやら試験の端末 (パソコン) が問題らしく、端末を変えてもらったら、回答を進めていた問題から邪魔なポップアップ画面も消えて試験を再開することができました。こういう問題も発生するときもあるんだなと個人的に勉強になりました。
今回は Microsoft 社が提供するAzureの認定資格試験、Azure AI Engineer Associate(AI-102)取得に向けて私が行ったことについて紹介しました。
AI-102 取得に向けて私が行ったことは、Udemyを用いて、Azureに関して勉強することと、模擬試験を受講したこと。あとは MS Learn を使いこなせるようにコンテンツの検索練習をしたことです。特に MS Learn の調べ方等の練習についてはしておいた方がいいかと思われます。
「 AI-102 の資格を取得したいが何を勉強したらいいか分からない」という方、「AI-900 とはどのような難易度や出題形式の差があるのか知りたい」という方々に、この記事が参考になれば幸いです。
では、ソフトバンクアドベントカレンダーは21日目に続きます!
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