就職活動では多種の業界で悩んでいましたが、2006年当時にソフトバンクが発表した新料金プラン「ゴールドプラン」に全てを吹き飛ばされました。業界初の同一ブランド内なら通話し放題という定額プランで、たまたま当日アルバイトとしてソフトバンクのキャンペーンスタッフを担当していたのですが、申し込み殺到で受付できなくなるほどの人気だったのです。業界に新規参入した会社が、過去に捉われないやり方で道を切り開いていく姿を目の当たりにし、いち大学生の自分にとって本当に魅力的に見えて入社を決意しました。
現在は家電量販店のAMを務めています。課せられているのは「チームのメンバーをまとめ、限られた環境の中で実績を上げること」。中でも数字の分析を行い、半年先まで見据えて指示を出していくこと、メンバーの将来を考えて育成プランを練り、全員を成長させていくことを主な役割としています。
営業で全国1位を目指す上で考えているのは「コミュニケーション」と「数字」、この2つだけです。今週はこれだけの数字を取らないといけないとなったとき、正社員には「これをやって」だけで通用しますが、数字にかかわらずお給料をもらえる派遣や販売契約社員にも奮起してもらうためには、異なるメッセージを出さなくてはいけません。クルーによっていろいろな考え方がある中、それぞれコミュニケーションのとり方を変えて、指示に納得してもらうこと…この仕事で一番難しく、だからこそ重視している点です。
