自社のVMwareライセンスを確認することから始め、コストがどのくらい影響するのかを把握することが重要です。
具体的に把握することで、自社にとって適材適所なクラウドサービスを選定でき、スムーズな移行計画を立てることができます。
VMware環境の維持が必要な場合、クラウド型VMwareを活用することがお勧めです。運用・保守の負担を軽減しつつ、将来のニーズに対応できる柔軟で拡張性の高い環境を構築できます。
これを機に、各クラウドプロバイダーで用意されているVMwareサービスを活用し、すべてのシステムをクラウド環境へ移行。脱VMwareでコスト削減と柔軟な運用を実現。
既存のVMware環境は必要最低限で運用し、それ以外をお客さまが運用しやすいクラウド環境を選択して移行。適材適所で最適で効率的な運用を実現。
Broadcom Inc.より、VMwareのライセンス体系が従来のライセンス販売からサブスクリプション型へ移行することが発表され、多くの企業がその影響を懸念しています。この変更により、多くの利用者がコストの増加を経験する可能性があります。
この状況を受け、企業はVMwareの利用範囲を再評価し、必要に応じて脱VMwareを検討することが求められます。また、クラウドへの移行を通じてコスト削減や運用効率の向上を図ることが、今後のIT戦略において重要なポイントとなります。
今まで | これから | お客さま影響度 | ||
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VMwareをご使用中 | ご検討予定のお客さま | |||
ライセンス | 永続ライセンス | サブスクリプション 期間限定ライセンス | 保守が必要な場合 3年サブスクリプションを買いなおし | 3年サブスクリプションを購入 |
課金体系 | CPUソケット単位 | core単位 | ソケット単位よりも高額 | ソケット単位よりも高額 |
エディション | 必要なエディションを 選択して購入 | お客さまごとに購入できる エディションが異なる | お客さまによっては 上位のエディションを購入 | お客さまによっては 上位のエディションを購入 |
VMware Cloud on AWSの商流 | AWSから提供 | Broadcomまたは | リセラーチェンジが必要 | ー |
OEMライセンスの廃止 | ハードの保守・運用含めてOEM先に一任 | OEM先に任せていた 保守・運用が停止 | お客さまご自身で 運用・保守が必要になる | お客さまご自身で 運用・保守が必要になる |
今後は、「VMware Cloud Foundation(VCF)」と「VMware vSphere Foundation(VVF)」の2つに集約され、4つのエディションに統合される予定のため、必要のない機能に対しても費用が発生する可能性があります。
また、提供方法はサブスクリプション型のCoreライセンスに統一され、買い切りの永続ライセンスは廃止されます。
Broadcom社に現行システムの見積もりを依頼することで新しいエディションをご確認いただけます。
クラウド〜ネットワークまでお客さまの要望に合わせた環境作りを経験豊富な実績を持つエンジニアがご支援します。
POINT 01
VMwareをクラウドへ移行時に、オンプレミスや複数クラウドとの通信に不可欠なネットワークまわりも含めてご提案し、最適なクラウド環境を提供いたします。
POINT 02
さまざまなクラウド環境の構築支援・移行支援実績を持つエンジニアが多数在籍しています。クラウド環境整備の幅広いニーズをご支援します。
POINT 03
これまで蓄積したノウハウを元に、クラウド環境の移行、構築、運用の他にネットワークやセキュリティなど含めて最適な環境をご提案いたします。不安に思われていることは何でもご相談ください。