撮影ルール

本や雑誌の情報を勝手 に撮る… それいいの?

本や雑誌の情報を勝手に撮る・・・それっていいの?

カメラ付きケータイを使って書店で情報誌などの記事を撮ったりしていませんか?それはルール違反なんですよ。便利で手軽なだけに、ケータイのカメラ機能は、ほかにもさまざまな場面で社会問題となっています。気を付けて!

便利だからといって、安易に撮影しないで。

本や雑誌の情報を勝手 に撮る… それいいの?

ケータイのカメラは写メールや記念撮影など、コミュニケーションをより楽しむためのものです。知りたいページだけ盗み撮るなんてひどいルール違反!情報も売り物であり、著作物です。また、写真には、肖像権などの権利問題を含むことがありますから、むやみな撮影は控えて!

カメラ付きケータイによる問題の具体例

【美術館で展示された芸術作品を無断で撮影】
鑑賞を主として楽しむ静かな場所では、まずケータイの電源を切るのがマナー。
ましてや無断での撮影は、著作権法上の問題も含んできます。

【人物を無断で撮影】
個人を許可なしに取ると、肖像権の侵害に当たる場合があります。また、有名人の肖像は、営利上の価値があるため、無断で利用することは財産権である「パブリシティ権」侵害の対象となる場合があります。

【わいせつな目的での盗撮】
水着の女性を盗撮するなど羞恥を覚えさせるような行為は、痴漢同様、迷惑防止条例違反となります。

著作権の侵害にはくれぐれもご注意ください。

上記のように、カメラ付きケータイで著作物の情報を撮ることは悪質なルール違反ですが、それ以上に、撮影した情報を広く公開した場合には著作権の侵害に当たりますのでご注意ください。

  • 著作権とは、作者が著作物を勝手に利用されないよう(財産的な利益や人格的な利益を)保護する権利です。

美術館では、マナーと著作権の問題が。

美術館では、着信や通話による迷惑音対策として、もともとケータイの持ち込みを禁止している所も多くあります。しかし、それ以上に、著作権を侵害する問題があるほか、フラッシュが作品を傷めるおそれもあるようです。カメラの使用および著作権への配慮をお願いいたします。