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支援の輪を広げる! スマートフォンをかざすだけで簡単に募金ができる「かざして募金」

ソフトバンクモバイル株式会社(以下「ソフトバンクモバイル」)では、携帯電話利用料金の支払いと一緒に寄付ができる「かざして募金」の提供を2014年3月5日に開始しました。「かざして募金」は、専用の無料アプリケーション※1をダウンロードしたスマートフォンを、対象となるポスターやチラシなどの画像にかざしてアプリケーションで読み取ることにより、簡単に寄付することができるプラットフォームです。東日本大震災の復興支援をはじめとする社会貢献活動の一環として、移動通信事業者が提供する日本初※2の寄付プラットフォームとなります。

心が動いたら、すぐにスマートフォンで募金ができる

「かざして募金」は、参加する非営利団体が登録したロゴ・文字・ポスターなどの画像をスマートフォンのアプリケーションで読み取り、各団体の募金サイトにて寄付金額を選択するだけの2ステップで簡単に寄付ができるプラットフォームです。6つの設定金額から寄付金額を選択でき、月々の携帯電話利用料金と一緒に支払えるため、クレジットカード番号などの個人認証の入力は不要※3です。また、パソコンやスマートフォン経由で参加している非営利団体のWEBサイトからも寄付することが可能で、一回の寄付のみならず継続して支援されたい方は、毎月継続して寄付する方法もお選びいただけます。
お客さまにも分かりやすく手軽に募金ができる画期的な仕組みにご賛同いただき、2014年3月5日現在で37の非営利団体が「かざして募金」に参加※4しています。「かざして募金」は、お客さまにとっては寄付を手軽に行えるという利点に加え、自前で寄付を集める仕組みを開発することが難しい非営利団体にとっても、大きなメリットとなります。現在、非営利団体の多くが、持続可能な活動を行うための課題として「資金調達の難しさ」を挙げています。ソフトバンクモバイルでは、こうした団体の活動を継続的に支援するためにも本プラットフォームを展開するとともに、お客さま自身が支援したい団体を選んで寄付することで、一人一人が社会に貢献できる仕組みを提供しています。

「かざして募金」利用時の流れ

支援の輪を広げる

2014年3月5日、この「かざして募金」の記者発表会が都内で開催されました。登壇したソフトバンクモバイル 代表取締役社長 兼 CEOの孫 正義は「東日本大震災の際、われわれの各種通信サービスが利用できない、または利用しにくいという状況が一部の地域で発生しました。ご利用のお客さまには大変ご迷惑をお掛けし、通信事業者としての責任を痛感しました。震災発生から3年が経ち、世界中の善意ある人々からの支援もありますが、われわれも何かしなければという思いがあります。われわれの技術によって、もっと簡単に、気軽に、継続的に、人々が支援に参加できるようにこのプラットフォームを開発しました」と語りました。

また、発表会にはスペシャルゲストとして、共に公益財団法人 東日本大震災復興支援財団の発起人である王 貞治さんと、SMAPの中居 正広さん、バルセロナオリンピック女子マラソンの銀メダリストで知的障がいのある方をスポーツを通じて支援する公益財団法人 スペシャルオリンピックス日本の有森 裕子理事長が登壇しました。壇上に上がった皆さんは実際に「かざして募金」を試し、その手軽さに驚いた様子で、それぞれ次のようにコメントしました。

「とにかく簡単です。誰かに何かをしたいという人はたくさんいると思いますが、どうしたら良いか分からない人も多いと思います。そういう『心ある方』にとって、すごく良いものができたと思います」(王さん)
「東日本大震災では、まだ元の生活に戻れない方が約8万人いらっしゃるそうです。僕らがこうして呼びかけることは微力かもしれませんが、少しでも関心を持ってもらえればと思います。そして『かざして募金』を利用された方には、ぜひ『こんな募金があるよ』ということを広めてもらい、みんなで輪になることが大事だと思います」(中居さん)
「私たちの団体は20年活動していますが、なかなか知名度が上がらないこともあり、寄付集めに苦労している状況なので、このような募金システムの登場は夢のようです」(有森さん)

ゲストの皆さんのコメントを受けた孫は、「欧米に比べると、日本の寄付は実は少ないのです。でも『人を思いやる気持ち』『おもてなしの気持ち』は、日本人の持つ特性でもあります。今までは『寄付がちゃんと使われているのか?』『寄付先は本当に信用できるのか?』など、さまざまな問題がありました。でも、このようなテクノロジーで解決できるのであれば、もっと日本人の優しさや思いが、仕組みとして社会に広げられるのではないかと思います」と述べ、「かざして募金」のプラットフォームが社会に貢献できることに期待を寄せました。

ソフトバンクグループはこれからも、人々が気軽に社会貢献活動ができるよう、さまざまな活動に取り組んでまいります。

  • ※1
    対応OSはAndroid™ です。iOS版は今年の夏ころの提供を予定しています。
  • ※2
    日本ファンドレイジング協会調べ(2014年3月5日現在)
  • ※3
    寄付金の領収書発行はできません。なお、ソフトバンクモバイル以外のスマートフォンをご利用の方は、クレジットカード番号の入力が必要です。
  • ※4
    非営利団体の参加には事前審査が必要となり、審査を通過した非営利団体は月額1,980円(税別)と寄付額の1.8%(税別)で利用できます。ただし、2014年8月31日までにお申し込みの場合、サービス利用開始から最大6カ月間は無料で利用できます。なおこの利用料は、運営に関わる最低限の費用となっており、ソフトバンクモバイルの利益は発生しません。
  • Android はGoogle Inc.の商標または登録商標です。

(掲載日:2014年4月22日)