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スマートフォンで支援の輪を広げたい 「かざして募金」による寄付総額が1億円を突破

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)では、企業活動を通した社会貢献の一つとして、SoftBankの携帯電話利用料金の支払いと一緒にさまざまな非営利団体へ継続的な寄付ができるプラットフォーム「かざして募金」を2014年3月5日より提供しています。このたび寄付総額がお客さまのご支援により、2015年11月30日付で1億円を突破しました。今回、「かざして募金」の企画・運営をする担当者に、「かざして募金」への思い入れや今後の展望についてインタビューしました。

非営利団体の活動を応援するために

「かざして募金」を始めたきっかけを教えてください。

「かざして募金」を使ったイベントを実施

木村: ソフトバンクでは、東日本大震災をきっかけに「ソフトバンク かんたん募金」(2015年3月に「かざして募金」に統合)と「チャリティホワイト」という二つの仕組みを立ち上げ、被災地支援のための活動を行ってきましたが、寄付先である非営利団体が限定されていました。より多くの団体に寄付先として登録いただき、ご利用の方自身が支援したい団体を選択して簡単に寄付していただけるよう新たに提供開始したのが「かざして募金」です。

利用者や登録団体からの反応はいかがですか。

日野: ご利用の方にアンケートを実施したところ、半数以上の方より「『かざして募金』をきっかけに寄付をした」という声をいただくことができました。また、SoftBankのスマートフォンをご利用の方はクレジットカード番号などの個人情報の入力が不要で、月々の携帯電話利用料金と一緒に支払いができる手軽さも好評だったようです。

木村: 非営利団体の登録数は、サービススタート時の37団体から、2015年12月時点で274団体まで増えました。他に例のない、ソフトバンクならではのプラットフォームとして興味を持っていただけているという印象です。

今後の展望を教えてください。

人事総務統括 CSR室 CSR企画部 木村 幸絵(写真左)、日野 泰宏(写真右)

木村: ソフトバンクが持つ技術やサービスをさらに活用し、社会貢献活動に取り組む非営利団体を支援することで、社会課題の解決に貢献していきたいというビジョンを持っています。まずは、さまざまな社会課題の解決を図るために努力している非営利団体の存在を広く知っていただき、その上で支援の輪を広げる必要があると思っています。「かざして募金」を通して、団体の現状、社会課題、寄付の意義などを一人でも多くの人に伝えていきたいです。

日野: 「かざして募金」の直接的な役割は、非営利団体に対する資金面での支援ですが、ソフトバンクの社会貢献活動としては、それ以外にも人・モノ・情報など、多方面からのサポートを行っていく必要があると考えています。今後もさまざまな企画を立案し、いかに非営利団体への支援を広げられるかを模索し続けていきたいと思います。

現在、「かざして募金」のご利用者さまと寄付先の団体が、より身近にコミュニケーションを取れるような仕組みづくりを検討しています。その一環として、寄付先の団体からのお礼メッセージをソフトバンクがお預かりし、代理で寄付をしてくれた方へメール配信をするなどの取り組みをすでに行っています。ご利用者さまに寄付先の団体のファンになっていただき、「寄付して良かった」と感じていただけるよう活用していければと考えています。

木村: 今回、「かざして募金」による寄付総額は1億円を突破しましたが、通過点と受け止めています。社会貢献活動の一つとして、今後も継続して多くの皆さまに寄付の機会提供を行うことで支援の輪を広げ、世の中で起きている社会課題の解決を目指していきたいです。その第一歩として、「かざして募金」をきっかけに寄付活動に興味を持っていただけたらと思います。

「ハートラッピングプロジェクト」を実施

皆さまからのご支援により、寄付総額1億円達成した感謝の気持ちを込めて、2015年12月4日から2016年2月29日までの期間中、寄付回数に応じた金額をソフトバンクから非営利団体に追加で寄付する「ハートラッピングプロジェクト」を実施します。また、対象団体への「毎月継続寄付」をお申し込みいただいた皆さまに「お父さん社会貢献バッジ」をプレゼントします。

(掲載日:2015年12月4日)