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「Microsoft Top Partner Engineer Award」はパートナー企業の中で活躍するエンジニアを対象に、Azure、AI、Modern Work、Business Applications、Security の5カテゴリにおいて、案件の実績や先進性、マイクロソフトテクノロジーの社内普及活動などを評価し、贈呈するものです。この受賞制度は2023年から開始され、今回は2回目の発表となりました。
今回選出された4名のエンジニアを紹介します。受賞者には下記の質問に答えてもらう形で受賞の喜び等を語ってもらいました。
茂木さんは法人向けソリューションサービスの運用を手掛ける「ICTオペレーション本部」の本部長として、クラウドやセキュリティに関わるエンジニア部門を率いています。
特に、セキュリティ事業においては、お客さま社内のセキュリティ環境の運用管理を行う「マネージドセキュリティサービス(MSS)」の立ち上げを指揮し、大手企業の「Microsoft 365 E5」や「Microsoft Sentinel」の構築プロジェクトでは責任者として提案、構築、運用業務にも携わっています。
― 日頃の業務で心がけていること・工夫しているポイントがあれば教えてください。
「セキュリティ業界は常にトレンドが変わり続けており、トレンドの先端である海外の情報を収集しつつ、最適な提案ができるように心がけています。また、セキュリティは攻撃予兆の発見や初動対応が非常に重要なので『マネージドセキュリティサービス』はアナリストによる人手の対応に加えて、運用者視点でお客さまに喜んでいただけそうな機能を可能な限り自動化し、提供しています」
― Microsoft 製品のどんなところが魅力だと思いますか?
「ラインナップが豊富なことだと思います。例えば『Microsoft 365 E5』のライセンスを購入すると、セキュリティを強化すべきポイントが網羅的に対策できるだけでなく、製品間が相互に最適に連携できるところが魅力だと思います。
他にも『Microsoft Defender XDR』は製品内で最適な連携がされるので、従来のSIEM(Security Information and Event Management)のみに頼ったSIEMセントリックなセキュリティ対応よりも効果的なオペレーションを実現できます。また、最近では管理コンソールの統合や『Microsoft Copilot for Security』との連携も進んでおり、生成AIを活用した一歩進んだセキュリティオペレーションも実現できます。
ただ、セキュリティの運用には最適な環境で製品を実装し、提供できるパートナーが必要なので、お客さまには『マネージドセキュリティサービス』と組み合わせてご利用いただければと考えております」
― 今後の抱負などがあれば教えてください!
「Microsoft の製品技術を広めながら、当社のサービスを強化・推進し、お客さまのお役に立てればと考えております。その結果、当社のビジネスにも貢献できたら良いと考えています」
・茂木さんのインタビュー記事
企業や組織のDX化を推進──柔軟で高度なIT運用サービスを創造し顧客課題を解決(Forbes JAPAN)
水野さんは「Microsoft365」や「Google Workspace」等の導入支援を手がけており、これまでに大企業を中心に数多くの企業の「Modern Work化」を支援してきました。
特に、大手企業向けの「Microsoft 365」への移行プロジェクトでは「Microsoft 365」と「Google Workspace」両方を熟知したエンジニアによるプロジェクト体制を構築し「Microsoft 365」への円滑な移行を推進しました。「Microsoft Teams」を活用したコラボレーションの活性化や、一部サードパーティー製品の利用による業務改善等を実現し、お客さま社内の生産性向上に大きく貢献しました。
また、エンジニア部門のマネージャーとしても、組織内で「Microsoft 365」や「Microsoft Power Platform」等のクラウド技術のスキルアップを支援し、マイクロソフトの認定資格の取得推進活動を行っています。
― 日頃の業務で心がけていること・工夫しているポイントがあれば教えてください。
「エンジニアとして、最新の技術動向をキャッチアップすることは必要不可欠だと思います。その上で、エンジニアもある種の接客業だとも思っています。そのため、技術に偏りすぎず、お客さま視点を持って提案や課題解決をすることを常に心がけています」
― Microsoft 365をはじめとする Microsoft 製品のどんなところが魅力だと思いますか?
「生成AIとの親和性の高さが挙げられると思います。例えば、多くの企業で利用されている『Microsoft Office アプリ』や Windows PCにそのまま生成AIの『Microsoft Coplilot』が組み込まれつつあります。すぐに利用が開始でき、生成AIをより身近に業務に組み込める点が Microsoft 製品の優位性に挙げられるのではないかと思います」
― 今後の抱負などがあれば教えてください!
「Award受賞者をもっと増やせるよう、社内で啓蒙活動や技術者育成などを行っていきたいと思います。また『Microsoft 365』に関する社外への情報発信にも取り組んでいきたいです」
パブリッククラウドのクラウド導入から運用・保守・監視・活用までをトータルサポートする「MSP(Managed Service Provider)サービス」の開発を担当していた辻さんは、昨年の生成AIブームの機運をいち早くつかみ、企業向けサービス「生成AIパッケージ(旧:Azure OpenAI Serviceスターターパッケージ)」のサービスリリースを短期間で実現しました。特にChatUI機能の開発では、プラグインによる機能拡張に対応するなど、お客さまが生成AIを簡単に利用できる環境を構築しました。
また、エンジニア組織を率いるマネージャーとしても、組織内でMCPの取得推進や外部イベントへの登壇等の活動を積極的に行っております。
― AIに関する日頃の業務で心がけていること・工夫しているポイントとかあれば教えてください。
「AI領域は日進月歩で絶え間なく進歩しているため、常に最新情報のキャッチアップが欠かせません。気になる技術があればすぐに自ら試してみることで理解を深め、その技術を自らの業務改善にどう活用できるか、お客さまの新たな価値創出に繋がらないかといった視点で考えるようにしています」
また、ブログでの記事執筆や『SoftBank Tech Night』などのイベントに登壇するなど、習得した知識やノウハウを積極的にアウトプットすることも心がけています。こうした活動を通じて、社内外のコミュニティと知識を共有し、より良いソリューションを提供できるよう努めています」
― MicrosoftのAIについて、どんなところが魅力だと思いますか?
「生成AIの登場により、AIがより身近なものになりました。しかし、生成AIはそれ単独で活用される時代は既に終りを迎え、アプリケーションの一部として組み込まれ、他のアプリケーションやサービスと協調しながら使われるものになっています。
特に『Azure AI Search』や『Azure AI Document Intelligence』などは生成AIと組み合わせることで、高度な検索機能や文書解析機能を持つ非常に強力なアプリケーションとなります。
このように、アイデアと使い方次第で、さまざまなビジネスニーズに対応できるサービスが揃っているのがMicrosoftのAIサービス群の魅力だと思います」
― 今後の目標、やりたいこととかあれば教えてください!
「今後も生成AIを始めとする各種AIを活用したソリューションを開発し、より多くのお客さまのビジネス課題を解決できるよう支援していきます。
また、AI領域の人材育成にも力を入れたいと考えています。AIに関する知識やスキルを持つ人材を育成し、次世代の技術者たちが活躍できる環境を整えることで、業界全体の発展に寄与したいと思っています」
・辻さんの執筆した主なブログ記事
GitHub Copilotを使わずに生成AIを活用してセキュアに開発効率化した話
・辻さんのインタビュー記事
ソフトバンクのエキスパートが語る!ChatGPTの今と未来〜AI実践の秘訣とは?(LINE API Use Case)
宮田さんも「生成AIパッケージ」の担当として、お客さまの生成AI導入を支援するプラットフォームの開発に取り組んでいます。
生成AIパッケージに必要なインフラリソースのデプロイ自動化に従事し、お客さま環境に効率的にサービスをデプロイする基盤を整えました。さらに生成AIパッケージのアプリケーション開発にも従事し、短期間でのサービスリリースを実現しました。
他にも、社内の若手エンジニアコミュニティ「テクシバ」や社外向けの「SoftBank Tech Night」での登壇など、社内外を問わず、技術情報の発信にも積極的に取り組んでいます。
― AIに関する日頃の業務で心がけていること・工夫しているポイントとかあれば教えてください。
「AIに関しての情報は日々新しいアップデートがあるので、その情報を要約して発信するSNSアカウントをフォローしてキャッチアップしています。また、新しい技術を試すことも心がけています。これにより『この技術をこう使えば、あの課題が解決できそうだな』という具体的なイメージを持つことができます」
― MicrosoftのAIについて、どんなところが魅力だと思いますか?
「『Azure OpenAI Service』を例に挙げると、プレイグラウンド機能を使って、生成AIを簡単に試すことができるのが魅力だと思います。プレイグラウンドを使うことで、チャットアプリケーションをデプロイせずとも『Azure OpenAI Service』のテキスト生成や画像生成をすぐに試すことができます。
また『Azure OpenAI Service』を使ったサンプルコードをMicrosoft社がGitHubで提供しているので、それを参考にすることでサービスに組み込みやすいことも魅力だと思います」
― 今後の目標、やりたいこととかあれば教えてください!
「生活をより便利に快適にするような新技術がどんどん出てくるので、それを一般ユーザーやお客さまが使いこなすための基盤やアプリケーションを作っていきたいです。これにより、人の生活から退屈な作業を減らし、より大切なことに時間を使えるようにしたいです」
・宮田さんの執筆した主なブログ記事
生成AIの重いトークン化処理をWebアプリに組み込む
AI Challenge Dayで学んだRAGの評価指標
・宮田さんのインタビュー記事
日本でたった17人。入社3年目の若手エンジニアがAWSジュニアチャンピオンとAWS12冠のダブル受賞に至るまで(ソフトバンクニュース)
ソフトバンクは、日本市場における企業や自治体のお客さまのDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速することを目的に、クラウドサービスや生成AI(人工知能)領域を中心とした日本マイクロソフトとの戦略的提携を締結しました。
この提携により、マイクロソフトが提供する「Microsoft 365」「Microsoft Azure」「Azure OpenAI Service」「Microsoft Sentinel」と、ソフトバンクが提供する5G(第5世代移動通信システム)をはじめとするモバイルネットワークや、固定ネットワーク、音声通話サービスなどを組み合わせて、さまざまな業種のお客さまの特性に合わせた最先端のワークスタイルの提案と包括的なソリューションの提供を行っております。
このようなさまざまな取り組みが評価され、2024年6月にはSB C&S株式会社、SBテクノロジー株式会社と共同で「2024 Microsoft Country Partner of the Year」を受賞しました。
関連サービスの詳細およびお問い合わせについては、下記をご参照ください。
Microsoft 365 はメールやスケジュール・会議室予約から、情報共有やファイル管理、 Web 会議など多様な働き方を実現し、社員のチームワークを加速させます。
Microsoft Azure は、Microsoft が提供するパブリッククラウドプラットフォームです。コンピューティングからデータ保存、アプリケーションなどのリソースを、必要な時に必要な量だけ従量課金で利用することができます。
Azure OpenAI Serviceは、OpenAIのAIモデルをMicrosoft Azure上のセキュアな環境で利用できるサービスで、機械学習や自然言語処理などの高度な機能を提供します。簡単にAIを組み込み、スケーラブルなソリューションを構築し、効率的にビジネス価値を生み出すことができます。
セキュアなAzure OpenAI Service環境をパッケージとして提供するサービスです。よりスムーズに生成AIの導入を実現することができます。
24時間365日体制でセキュリティの運用監視・分析を行うSOC機能をご提供するだけでなく、セキュリティ運用とネットワーク運用の窓口をソフトバンクに一本化することで、お客さまの総合窓口としてまとめてご相談いただけます。
2024年7月31日、日本マイクロソフト株式会社の表彰プログラムである「Microsoft Top Partner Engineer Award」をソフトバンクのエンジニアが受賞しました。
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