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【アジャイル】 ~1分で分かるキーワード #213

【アジャイル】 ~1分で分かるキーワード #213

プロジェクトを短期間で繰り返し改善する開発手法

さまざまな変化に対応する柔軟性とスピード感を備えた開発手法

アジャイルは、主にシステムやソフトウエア開発において、効率的により素早く開発を進めることを目的とした開発手法です。開発工程を機能ごとに短いスパンで分割し、計画・設計・開発・テストのサイクルを繰り返し実施します。短いサイクルでの反復とフィードバックを基本としているため、何か不具合が発生した場合も従来の完成品による検証と比べて、修正に必要な工数を抑えられるほか、プロジェクトの途中でも要件の変更に対応しやすいなど、スピーディに進めることができることがメリットです。

市場の変化や技術革新の激しい現代において企業が迅速かつ柔軟な対応を求められる中、アジャイルの手法や考え方はシステム開発のみならず、ビジネスにおいても取り入れられています。 毎日の短いミーティングで進捗(しんちょく)を確認しながら課題を解決しプロジェクトを迅速に進める「デイリースクラム」や、顧客のニーズに応じて最適な人材を配置し柔軟な対応や速やかな意思決定を可能にするアジャイル型の組織づくり、最小限の機能を持った試作品を短期間で作り、顧客のフィードバックをもとに改善していく経営手法「リーンスタートアップ」など、企業がスピード感と品質向上を追求する上で有効な手段として幅広い分野で活用されています。

アジャイルの関連情報

(掲載日:2024年7月17日)
文:ソフトバンクニュース編集部