1月24日、福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀監督がソフトバンク竹芝本社を訪問し、孫正義球団オーナーへ2024年シーズンの報告を行いました。
ソフトバンクホークス誕生20周年。目指せ、日本一!
2024年の福岡ソフトバンクホークスは、就任1年目の小久保裕紀監督のもと、91勝49敗3分の成績で「パーソル パシフィックリーグ」の優勝を果たしました。続く「パーソル クライマックス パ」でも北海道日本ハムファイターズを相手に3連勝し、4年ぶりに「SMBC日本シリーズ2024」進出。 日本シリーズでは惜しくも横浜DeNAベイスターズに敗れ、悔しさの残るシーズンでもありました。
シーズンの成果や現在の状況などを報告するため、小久保裕紀監督が孫正義球団オーナーを訪ね、記者団の会見に応じました。
昨シーズンを振り返っていかがでしたか?

孫 「いや、もう素晴らしかったですよね。小久保監督は1年目で91勝という実績を残しました。これは簡単にできることではありません。申し分のない大活躍だったと思います。
小久保監督が2年目の指揮で、さらなる高みを目指してほしいと願っています。目標はまず日本一。そして、世界一と胸を張れるチームづくりを進めていきたいです」
上沢選手と栗原選手、攻守の柱としてどのような期待をしていますか?
小久保 「上沢選手は、昨年悔しい思いをした分、その経験を生かして今年はホークスで活躍してほしいと思っています。
まだ3年連続で活躍したことがない栗原選手には、そろそろ主力選手としての自覚と責任を持って、チームを引っ張る存在になってほしいです。特にサードという重要なポジションで、その役割を果たしてくれることを期待しています。彼の持ち前の明るい性格を生かし、レギュラーとしてチームを支えて飛躍の年にしてもらいたいですね」

ホークスは「めざせ世界一」を掲げています。世界に飛び出す選手も出てきてほしいですか?
孫 「球団そのものが世界一のレベルになる。一個人の選手ももちろんそれぞれ大切ですけど、ソフトバンク球団として自らが世界一のレベルを作る。今、国対抗はありますけど、チーム対抗で世界一の決定戦があるのが僕の理想。その中でホークスが世界一のチームになる。それが僕の高い望みです」
今年はソフトバンクホークス誕生20周年。改めて、今シーズンへの期待は?
孫 「小久保監督には、2年目の指揮でさらなる高みを目指してほしいと願っています。目標はまず日本一。そして、世界一と胸を張れるチームづくりを進めていきたいです。選手の皆さんには、怪我をせず万全の体制で活躍されることを心から願っています」
(掲載日:2025年1月27日)
文:ソフトバンクニュース編集部