

通常の検索エンジンではアクセスできず、特殊なブラウザやツールを使用しないと閲覧できない、高度な匿名性を持つウェブサイトの総称
高い匿名性のため、犯罪者による違法な活動の温床にも
インターネットで閲覧できるウェブサイトは、大きく3つに分けられます。検索エンジンで探すことができるウェブサイトを「サーフェスウェブ」、パスワードでアクセス制限されたサイトや内部データベースといった、検索エンジンでは探すことができないウェブサイトを「ディープウェブ」、その中でも特定のアプリなどを介して匿名でアクセスできるウェブサイトを「ダークウェブ」といいます。
ダークウェブの高い匿名性は、言論の自由やプライバシー保護を求める人にとっては有益ですが、個人情報やクレジットカード情報の売買、マルウエアの配布、違法薬物・武器の取引、サイバー攻撃に関する情報の共有など、近年犯罪者による違法な活動の温床になっていると言われていて、世界的に深刻な問題として取り扱われています。自身の個人情報がダークウェブに流出しているかを調べる方法として、Google の「ダークウェブ レポート」機能があります。
ダークウェブの中には、ウェブサイトを閲覧しただけでウイルスに感染したり、個人情報を盗まれるものもあります。また、意図せず違法行為に巻き込まれるなど取り返しのつかない被害につながることがあるため、興味本位でダークウェブをのぞくことは絶対に避けるべきです。
ダークウェブに関する関連記事
(掲載日:2025年2月26日)
文:ソフトバンクニュース編集部





