雑誌などの定期講読を意味するサブスクリプション（Subscription）の略称。モノやサービスを購入するだけではなく、現在は主に、利用した期間や量に対して対価を支払う、課金提供型のサービスモデルを指すことばとして使われている
増加するサブスク型のサービス
例えば、光熱費など公共料金の支払い、雑誌や新聞の定期購読など「サブスク型」サービス自体は昔から存在するものですが、現在は主にデジタルプラットフォームを通じて提供されるサービスを指します。電子書籍の読み放題サービス、音楽配信・動画配信サービス、コンピュータ用ソフトウエアなど、オンラインで多くのサービスがサブスク型で提供されています。
「所有」から「利用」へ
サブスク型のサービスが普及した背景には、特に若者を中心にした消費者の「所有より利用」という意識の変化があげられます。モノを使うコトで得られる経験に対して価値がおかれ、経済的な不安や社会貢献の意識から、無駄な消費を避け所有することをステータスとしない傾向が見られるようになりました。また、シェアリングサービスによって「買わなくてもすむ」環境であることも、消費マインド変化の要因と考えられます。
ソフトバンクから電子書籍が読み放題の「ebook japan」が提供されるなど、現在サブスクは、自動車や家具、家電製品、食品やファッションに至るまで、生活に関わる商品が幅広く展開されています。
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（掲載日：2021年12月10日）
文：ソフトバンクニュース編集部
