全国各地にいる、Google のスマホ「Google Pixel」の広い知識を持つ「Google Pixel プロダクトスペシャリスト」。本シリーズは、「観光 × Pixel」をテーマに、各地の Google Pixel プロダクトスペシャリストが在籍する地域の魅力や観光名所、特産物などを Google Pixel で撮影して紹介していく企画です。
今回は、三重県に在籍する Google プロダクトスペシャリストに三重県の魅力やおススメのスポットを紹介してもらいます。
Google Pixel プロダクトスペシャリスト

全国に約2,000人おり、Google Pixel をはじめとしたスマホで使える Google 関連の製品やサービスの高い知識を持つ。定期的に行われる研修への参加、全国にいる「Google Pixel プロダクトスペシャリスト」同士が情報共有できるオンラインプラットフォームでの最新情報の共有など日々知識の研鑽に励んでおり、お客さまへ Google 製品やサービスを分かりやすく説明している。
山内 亮(やまうち・りょう)さん
「Google Pixel プロダクトスペシャリスト」の第1期生として、「ソフトバンク伊勢度会橋店」に在籍、ご夫婦で「Google Pixel プロダクトスペシャリスト」。
「Google Pixel スマホのデモでは、驚きと発見を提供し印象に残る対応をモットーに。ご来店いただいたお客さま一人一人に寄り添い、最適なソリューションを提案できるよう心掛けています」
目次
“心のふるさと” 伊勢神宮がすぐ近く。グルメも自然もそろう三重
三重県は豊かな自然と歴史、おいしい食べ物と、観光にピッタリな要素がつまっているのが魅力。私が住んでいる伊勢市には、古くから日本人に親しまれている「伊勢神宮」があり、参拝はもちろん、古都ならではの風情が味わえる場所として人気です。伊勢えびや松阪牛など、全国的に有名な食材を使ったおいしい料理も豊富で、伊勢うどんもおススメ。また、伊勢市、鳥羽市、志摩市などにはたくさんの温泉旅館があるので、観光やグルメと一緒に温泉を満喫でき、心身ともにリフレッシュできるのもいいですね。
人気のフォトジェニックなスポット「天空のポスト」、「二見興玉神社」
「天空のポスト」は伊勢志摩スカイラインの朝熊山(あさまやま)の山頂展望台にあります。名前の通り空に浮かぶように見える場所にあるので、下からのアングルで撮影しました。

編集前は、雲の色も赤いポストも暗い
残念ながら撮影した日はどんより曇り空。「空」の編集機能で「ラディアント」を選択し色味を調整しました。真っ青な空にはなりませんでしたが、かえって幻想的な一枚に。
「志摩地中海村」を訪れた際に撮った下の写真では、空の色の編集により地中海のリゾート感が増しました。


Google Pixel の機能「空の編集」
Google フォト上で、空が写っている写真を開き「編集」をタップすると、「ビビッド」「ラディアント」「サンセット」など複数の色加工から選択できます。
次に、こちらの鳥居はどんな場所に立っていると思いますか?
実は海岸に位置する「二見興玉(ふたみおきたま)神社」の夫婦(めおと)岩の上。砂浜からはとても小さく見えるので、「超解像ズーム」を使用して20倍で撮影しました。まるで人が通れる大きな鳥居のようですよね。これだけ倍率をあげてもとてもキレイに撮ることができます。もう少し倍率をあげることもできますが、今回はこれで十分。被写体との距離によって適度な倍率を決めてください。
パワースポットになっていて、岩の間に日の出が入った構図の写真を見たことがある方もいるかもしれません。タイミングがあったらぜひチャレンジしてみてください。

左の岩(9m)の上に立つ鳥居。約30m離れた場所から見たところ
Google Pixel の機能「超解像ズーム」
望遠レンズを備える Google Pixel は、超解像ズームで被写体に寄ることができ、高品質な写真の撮影が可能です。Google Pixel Pro シリーズでは30倍まで可能。
遊べるスポットいろいろ。「鳥羽水族館」「なばなの里」「VISON」
ラッコが乗っているかわいいポストがあるのは「鳥羽水族館」前です。国内でラッコに会える数少ない水族館として知られています。建物とラッコのポストを撮ろうとすると車が入ってしまったので、「編集マジック」で消しました。元の写真にはなかったポールが1本現れているものの、ほぼ違和感なく修正できていますよね。「消しゴムマジック」でもいいのですが、広い範囲や複雑な背景の場合、より自然に編集できる「編集マジック」がおススメです。


次は国内最大級の花のテーマパーク「なばなの里」。「ナガシマスパーランド」やアウトレット施設からも近く、三重観光の王道ルートになっています。ベゴニアガーデンの温室は、入ると目の前いっぱいに色とりどりの花が。間違え探しのようになってしまいましたが、せっかく撮影したキレイな写真なので、写り込んだ人物を「編集マジック」で消しました。

編集前。赤丸のあたりの人物を削除
全国的に有名なイルミネーションもはずせません。とても広い園内に施されるイルミネーションは圧巻で、毎年テーマや中心になるエリアが変わるのでリピーターも多いです。「夜景モード」で撮影した写真にたくさん写り込んでいた人物も、「編集マジック」でキレイに消せています。「編集マジック」は過去に撮影した写真も加工できます。この写真も実は4年前に撮影したものなんです。
「編集ゴムマジック」で人物を消去

編集前はイルミネーションを楽しむ来場者がたくさんいる
Google Pixel の機能「編集マジック」
写真に写り込んだ人物やモノを消すだけでなく、位置の移動や拡大・縮小ができる、AIを使った機能。編集したい対象をタップ、ブラシで囲む、円で囲むといった方法で選択して操作します。編集マジックを使う場合、対象の写真を Google フォトにバックアップしておく必要があります。
こちらは「VISON(ヴィソン)」というリゾート施設です。伊勢市の中心街から車で30分ほどの場所で、広大な敷地の中にホテルやレストラン、ショッピングエリアのほか、体験プログラムを行う施設などがあります。県内の各地から有名なお土産が集まり、有名スイーツも。ここだけで満喫できますね。山に囲まれた自然を感じられる場所なので、夏は暑く冬は寒いので注意です。時期によってはライトアップされていて、山と星をバックに「夜景モード」でおしゃれな雰囲気に撮影できました。ブレないようにスマホをしっかり固定して、撮影ボタンをタップして5秒ほど待つのが基本です。
Google Pixel の機能「夜景モード」
暗い場所で撮影するときに、明るさを自動補正してくれる機能。イルミネーションをはじめ、さまざまな照明条件に適応して、フラッシュや三脚がなくても人の表情までくっきり明るく、自然な色を再現できるように設計されています。
「おはらい町」「おかげ横丁」で食べ歩き。ホテルの名物チーズケーキも
「おはらい町」は伊勢神宮内宮(ないくう)の宇治橋前から猿田彦神社へ続く通りのことで、グルメや古い雑貨などが集まり、のんびり散策するのにぴったり。
その一角にある、江戸時代風の建物が並ぶ「おかげ横丁」には、伊勢の和菓子として有名な「赤福」の本店があり、店内でいただくことができます。ポートレートモードで撮影する背景にすだれや緑を入れるため、お盆を片手で持ち、ちょうどよい高さにして撮影しました。お店で食べる赤福は、お餅がやわらかくてあんこも新鮮。夏は「赤福氷」、冬は「赤福ぜんざい」など季節限定のメニューも見逃せません。


レトロな街並みを楽しめる「おはらい町」は思わず写真を撮りたくなるスポットがたくさんあるのですが、人がいないタイミングを狙うのが難しいです。そういうときは先ほど紹介した「編集マジック」を使ってみてください。
右の写真は夏に撮ったもので、「ゑびや商店」の店先で「真珠塩サイダー」を涼やかにディスプレーしていました。これもポートレートモードで、手前のサイダーや水滴までしっかりとらえてくれています。
「鳥羽国際ホテル」のチーズケーキも有名です。鳥羽湾を眺めながらアフタヌーンティーにチャレンジしてみました。どれもおいしかった中、やはり右上のチーズケーキ(ハロウィーン仕様のラズベリーチーズケーキ)が絶品でした。
Google Pixel の機能「ポートレートモード」
被写体に合わせて背景をぼかしてくれる機能。 撮影した後に、編集機能を使ってピントを合わせたい位置や、背景のぼかし具合を調整することも可能です。「編集」→「ツール」→「ポートレートのぼかし」で調整します。
おまけ:御座白浜、赤目四十八滝
同じ店舗に勤務するクルーがそれぞれ撮影しました。「御座白浜(ござしらはま)」は「快水浴場百選」にも選ばれた、志摩市にあるきれいな海岸。夜は周りに明かりもなく真っ暗で、肉眼ではほぼ何も見えませんが、夜景モードで撮影することで幻想的な写真になりました。
三重では有名な自然スポット、「赤目四十八滝」の写真は長時間露光で撮影。シャッタースピードを遅くして撮影することで、流れるような水の様子が分かります。ここに行って撮ってくるまで合わせて4時間の大作です(笑)


その他にも「Google Pixel プロダクトスペシャリスト」がおススメする全国各地の観光スポットを紹介しています

全国各地の店舗に所属する「Google Pixel プロダクトスペシャリスト」が、Google Pixel で撮影した写真を通して、その地域のおススメスポットやグルメなどを紹介しています。
(掲載日:2024年11月27日)
文:ソフトバンクニュース編集部
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