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あなたのスマホがトレーニングルームに!? あの有名アスリートから“個別指導”が受けられる☆

天高く、スポーツが気持ちいい季節がやってきましたね。
秋じゃなくとも定期的に運動してるよ~♪ という愛好家のあなた、今のトレーニングだけで満足していますか? 好きで続けているスポーツだけど、上達しなければモチベーションも上がらない(汗)。

スマホを使って、これまで気づかなかったあなたの弱点をトップアスリートが指導してくれて、しかもそのレッスンを受けることで社会にも貢献できるサービスが、この秋登場!

動画を撮って、トップアスリートにチェックしてもらう。まったく新しい形のトレーニングスタイル

「ハートフルeレッスン」は、スマホを通じてトップアスリートから直接アドバイスがもらえる、夢のようなサービス☆ 自分のプレイシーンやトレーニングの動画をスマホで撮って送信すると、アスリート本人がチェックし改善点などを返信してくれるんです。
講師陣はマラソンの有森 裕子さん、柔道の平岡 拓晃さん、スキーの阿部 雅司さんなど、各分野の一流プレーヤーばかり。受講料は、知的障がい者スポーツを支援する公益財団法人「スペシャルオリンピックス日本」の活動費として使われるので、スポーツを通じて社会貢献もできちゃいますよ♪

ハートフルeレッスンをチェック

有森さんに聞いてきました。
“ハートフルeレッスン”への熱い思い!

10月1日、小雨がぱらつく中、チャリティ・ランイベント「第6回エールラン」が開催されました。「ハートフルeレッスン」の支援先であるスペシャルオリンピックス日本が主催するこのイベントは、走ることを通じて、知的障がいのある方と関わる全ての人々が感動を共有し、各地区に根付いた全国的な運動となることを目指しています。ランナーの参加費は、支援活動に役立てられるんですよ。

今回、会場内に設けられたステージでは、司会のロンドンブーツ1号2号の田村 亮さん、タレントの山田 玲奈さんのほか、スペシャルオリンピックス日本 理事長の有森 裕子さんをはじめ、ドリームサポーターの平岡 拓晃さん(柔道家)、2007年ミス・ユニバース世界大会優勝の森 理世さんが登場して「ハートフルeレッスン」を紹介する一幕も☆

イベント終了後、有森さんに社会貢献活動や「ハートフルeレッスン」への思いを伺ってみました。

第6回エールランも盛況のうちに終わりましたね! そもそも、有森さんがスペシャルオリンピックス日本の活動に関わるようになったきっかけを教えてください。

当時の理事長・細川 佳代子さんからお誘いを受けたのがきっかけです。ドリームサポーターからのスタートだったのですが、「できることはやりますよ」と言っていたら、「副理事にならない?」「理事やらない?」と徐々に肩書が変わっていって。今では理事長を務めてますが、いったい何年やってるんでしょうか? 自分でも分からないぐらいですね(笑)

長年のNPO活動を通じて、知的障がい者のスポーツ活動についての課題も感じてこられたと思います。今、どんな支援が必要なのですか?

歴史が浅いこともあり、知的障がいのある人がスポーツに親しみ、スポーツを通じて社会に参加することへの支援体制や受け皿も含めまだ十分とは言えません。

そこで、全国47都道府県に組織を置くスペシャルオリンピックス日本が率先して、今日のようなランイベントを含め、一般の皆さまの目に触れていただける「交流の場」を作ることで、障がい者スポーツへの認知や理解を高めていきたいと考えています。

よく聞かれるのが、「どうしたら知的障がい者のスポーツを支援できますか」という声です。私たちスペシャルオリンピックス日本では、通常の寄付に加え、ボランティア参加などさまざまなサポート方法を用意していますが、中でも「ハートフルeレッスン」は一番新しいサポート方法です。スポーツを楽しみながら、知的障がい者のスポーツ支援もできるので、とても期待しているんですよ!

「ハートフルeレッスン」への参加を機に、知的障がい者のスポーツ活動にも関心や理解が深まるといいですよね。

なるほど。「ハートフルeレッスン」の講師を引き受けられたのも、そういった理由があったんですね。

活動を支援していただいている方々や関係者の皆さまに、微力ながら何かお返しできないかとずっと考えていました。「ハートフルeレッスン」の講師になれば、 オンラインで全国各地の方々と接点を持ち、レッスンという形で恩返しできる絶好の機会になりますよね。

今回ソフトバンクの「ハートフルeレッスン」という自分たちにはない斬新なアイデアを提案していただき、さまざまな活動の広がりを支えてくださるパートナーとして、非常に感謝しています。ぜひこれからも、色々なお知恵を貸していただけたらと思います。

有森 裕子さん、ソフトバンク 池田 昌人CSR 統括部長

ちなみに、集まった支援金はどのように使われるのですか?

2017年3月にオーストリアで開催される「2017年スペシャルオリンピックス冬季世界大会・オーストリア」への日本選手団派遣を始めとする、スペシャルオリンピックス日本の活動資金に活用させていただきます。

最後に、「ハートフルeレッスン」に興味をお持ちのスポーツ愛好家の方々へ、メッセージをお願いします。

チャリティレッスンという形で皆さまと接点を持てるというアイデアは、とても現代的ですよね。日本全国どこにいても、ネット環境さえあれば参加でき、しかもチャリティになるという新しい仕組みは、もっともっと取り入れていきたい手法だと思います。

遠くにいても近くにいても、同じ目標や夢を持って取り組めるので、ぜひ積極的に参加してくださいね!

トップアスリートから個人レッスンを受けながら、受講料が非営利団体の支援につながるという、新しいチャリティの仕組みである“ハートフルeレッスン”。

一方的な支援だけではない、“支援する”側と“される”側双方にメリットが生まれる、そんな社会貢献の形がこれからどんどん増えていくといいですね!

ハートフルeレッスンをチェック

(掲載日:2016年10月18日)