世界中で競技人口が増加していて、海外では高額賞金が出る大会も開催されている「eスポーツ」。エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)の略称で、対戦ゲームを競技として捉えるものです。
3月10日に、「日本でもeスポーツを盛り上げよう!」とソフトバンク、福岡ソフトバンクホークス、ヤフーの3社共催で「関東eスポーツ高校センバツ大会」が行われました。日本ではまだeスポーツ大会が少なく、高校生が参加可能なものはさらに希少だそう。熱戦が繰り広げられたヤフー本社での大会の模様をご紹介します。
「モンスターストライク」と「PUBG MOBILE」。2種類の人気ゲームで勝敗を競う
大会は4名1組のチーム対抗戦で、競技(ゲーム)は「モンスターストライク」と「PUBG MOBILE」の2種類です。ゲームをプレイする端末はSHARPの「AQUOS zero」が使われました。
最初に行われた「モンスターストライク部門」には計10チームが参加。各チームが5試合を行い、総合成績で優勝が決まります。大半のチームは「プレイ室」で競技を行いますが、2チームのみライブ配信用の特別席で対戦。緊張のためか、序盤戦はミスによって勝敗が決まる場面もありましたが、終盤戦ではミスも減りハイレベルな戦いが繰り広げられました。
続いて行われた、戦場で生き残りをかけて戦うバトルロワイヤルゲーム「PUBG MOBILE部門」には計16チームが参加。こちらは全チームが同時に参加するバトルロワイヤルを3回行い、順位ポイントや獲得ポイントの総合点で優勝チームが決まります。
戦場でのバトルということもあり、プレイする高校生たちの目は真剣そのもの。チーム内で声を掛け合い、プレイがうまくいった際には歓声が上がる一方、全滅してしまったチームではため息も…。まさにチーム一丸となって競う“スポーツ”です!
高校生たちの競技の様子はアーカイブ動画で視聴することができます。eスポーツに興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。「スマホのゲームに夢中」というあなた、気付かないうちにeスポーツ競技者になっているかもしれませんよ。
(掲載日:2019年3月12日)
文:ソフトバンクニュース編集部