株式取引を行うときの売買単位のこと
株主総会の議決権行使や、株主優待を受ける基準に
企業が株式取引を行う場合に定める1単位の株式数のことを単元株と言います。この単元株制度は、株式市場の活性化を目的に、2001年10月から導入されました。日本の上場企業では、原則として1単元=100株で統一されています。株主総会における議決権行使として1単元を1票として扱うほか、株主優待の多くは1単元以上の株数を持つことを基準としています。一方で、近年は日本国内の証券会社では1単元に満たない「単元未満株」の取引サービスも提供されています。
株式は1単元単位での取引となるため、株価と単元数に応じて購入に必要な金額が変わります。例えば、株式を複数に分割する株式分割が行われた場合、1株あたりの金額が下がり、投資家にとって投資のハードルが下がると言われています。ソフトバンクは2024年10月1日に1株を10株に分割する株式分割を実施します。
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(掲載日:2024年9月27日)
文:ソフトバンクニュース編集部