フィーチャーフォン時代も含め、発売から23年の歴史を誇るシニア向けスマートフォン「らくらくスマートフォン」。この度、株式会社NTTドコモだけでなく、初めてソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)でもらくらくスマートフォンシリーズを取り扱うことになり、FCNT合同会社(以下「FCNT」)の新商品発表会で、ワイモバイルの「らくらくスマートフォン a」が発表されました。
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情報格差解消へ。らくらくスマートフォンが果たす役割
らくらくスマートフォンの開発・製造を担うFCNTの桑山泰明副社長は、「スマホでの情報収集に自信がないと答えた60歳以上の割合は44%、約2,000万人。スマホでの予約手続きに自信がないという人は58%となっている※」とし、増え続けるシニア世代への対策は、今後より重要な課題だと言います。
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NRI社会情報システムの調べ
65歳以上の人口が3,700万人、3人に1人がシニア世代となる「2025年問題」。しかし、コロナ禍以降、社会全体のデジタル化が加速。デジタル庁によると、2025年末までに行政手続きの97%以上がオンライン化される予定です。キャッシュレス決済、行政手続き、公共交通機関、診療・予約などがデジタル化されることで生活は便利になるものの、「2,000万人の方は、便利になると思っていないのではないか」という疑問を投げかけました。「ありとあらゆるサービスがスマホでできる時代だからこそ、スマホの操作などに自信のないシニアの方の立場に立ち、らくらくスマートフォンを作っていきたい」としました。
続いて、FCNTの外谷一磨副本部長からはシニア世代が抱える孤独について、「社会とのつながりを感じなくなったときや、付いて行けなくなったとき、非常に孤独を感じるとのこと。われわれの製品・サービスを通じ、デジタルを使いこなすことで、社会とつながっていると感じ、より豊かな生活を送ってほしい」と開発の背景を説明。これを実現するため、「シニア世代の方の “できる” を大切に、らくらくスマートフォンを提供してきた」と振り返ります。
「今回、新しくワイモバイルから発売される『らくらくスマートフォン a』は、よりアクティブ(積極的)にアクション(行動)するシニア世代に向けたもの。らくらくスマートフォンの新しい可能性を広げていくという、われわれの挑戦でもある」と「らくらくスマートフォン a」を紹介しました。
シニア世代の不安を安心に変える「らくらくスマートフォン a」
続いて登壇した、ソフトバンク株式会社 コンシューマ事業推進統括 LINE&Y!mobile事業推進本部 本部長の有馬英介は、「60代の86%と、ほとんどの方がスマートフォンを保有している状況。注目すべきは70代。5年前は3人に1人と、まだまだスマートフォンを使っている方が少なかった。直近では64%と、3人に2人が使っているところまで急速に普及が進んだ」とのこと。
「らくらくスマートフォン a」を提供するにあたって追求したのが、シニア世代のお客さまの “安心” だと言います。「シニア世代が抱えている、さまざまな不安。主に『スマホの料金』や『操作』、『詐欺や犯罪』『健康』など、これらの不安に対する “アンサー” を新機種に搭載している」とし、「らくらくスマートフォン a」の充実の機能を説明しました。
不安解決への「らくらくスマートフォン a」のアンサー
新商品発表会の会場に展示された「らくらくスマートフォンa」の実機を、一足先に手に取ってみました。 「らくらくスマートフォンa」で展開するのは、渋い赤色が印象的なマゼンタと、上品なゴールド、落ち着いたディープブルーの3色。らくらくスマートフォン史上最大※1の約6.1インチの大型ディスプレーを搭載しています。
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2024年10月31日現在(FCNT調べ)
アンサー①:通話時間を気にせずに電話できる定額プラン
音声通話の利用率が高いシニア世代。時間を気にせず話してほしいという思いから、60歳以上を対象に、国内通話し放題と4GBのデータ量がコミコミのおトクな料金で提供します。
アンサー②:操作の困りごともボタン1つ押すだけで解決
スマホに関する困り事がある場合に、ホーム画面右列の緑のボタン「押すだけサポート」を押すだけで、内容を診断し、解決可能。もし解決できない場合、ワイモバイルユーザーなら、専用のコールセンターにつながり、無料電話サポート※2してくれるのだそう。これならシニア世代でも安心ですね!
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お客さまがワイモバイル回線を解約された場合にはご利用いただけません。
アンサー③:ニュースでも話題となるスマホを利用した詐欺・迷惑電話にも対応
年々増加している、スマホを使用した詐欺・犯罪。「らくらくスマートフォン a」には、被害を未然に防ぐための機能を標準搭載。迷惑電話対策機能は、電話帳に未登録の番号から着電した際に「迷惑電話にご注意ください」と受信者に注意喚起したり、「迷惑電話防止のため録音します」という警告ガイダンスが発信者に流れることで、悪意ある第三者をけん制します。
また、「らくらくスマートフォン a」から発信した場合、通話内容に還付金詐欺と思われる会話を音声認識技術が自動で察知すると、お客さまのスマホ画面に注意喚起が表示され、音声で犯人をけん制。通話している双方に警告を行います。
さらに、ハローページに登録されている電話番号であれば自動的に発信元の名前を表示。過去犯罪に使われたことのある電話番号やしつこいセールスなどの可能性がある場合は、警告が表示されます。
アンサー④:いつでも健康相談できるって!? フレイル対策や自律神経測定も
ホーム画面の「健康相談」のボタンを押すと「かんたんHELPO(ヘルポ)」のアプリが起動。「健康お悩み相談」のボタンを押すだけで、24時間365日いつでも何度でも追加費用なし※3で、チャットでの相談が利用可能です。HELPO専属の医師や看護師、薬剤師などの医療チームが対応してくれるので安心です。
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ワイモバイル回線のご契約者のみ。健康相談のご利用に追加費用はかかりません。ご利用の際に通信量に応じたパケット通信料がかかります。
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「かんたんHELPO」はヘルスケアテクノロジーズ株式会社の商標およびサービスです。
フレイル対策として搭載されている「うごくま」は、キャラクター「うごくま」が、楽しく歩くことの習慣化をサポートする歩数計アプリで、日常的なウォーキングを始めるきっかけづくりをお手伝いします。
さらに、スマホで生活改善のアドバイスが受けられるというのが「ララしあコネクト」です。背面のカメラレンズ下にあるセンサーに指を密着させると、自律神経の状態が計測でき、 今の自分の状態を見える化。
その他にも、「らくらくスマートフォン a」はIPX5、IPX8※4の防水性能で、浴室のような高温多湿な場所でも快適に使えるようになっていたり、アルコール除菌や石鹸で丸洗いもOK! お孫さんや子どもたちにも自慢できる写真が撮れる、らくらくスマートフォン史上最高峰の高解像度カメラ機能や、独自の技術により長期間劣化しにくいというバッテリー※5も。
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[IPX5]内径6.3mmのノズルを使用し、約3mの距離から約12.5l/分の常温の水道水を3分以上注水する条件で、あらゆる方向からノズルで直接噴流を浴びても電話機としての性能を保ちます。[IPX8]常温で水道水、かつ静水の水深1mの水槽に電話機本体を静かに沈め、約30分間水底に放置しても、電話機本体内部に浸水がなく、電話機としての性能を保ちます。
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バッテリーの寿命は利用状況によって変化します。1.5日に1回の頻度で充放電を行った場合、約4年経過時点において電池容量が初期容量の80%残ることを確認。(FCNT調べ)
シニア世代の皆さんが “欲しい!” と思うような機能をシンプルな画面や操作で提供し、安心・快適なスマホライフをサポートする「らくらくスマートフォン a」。これだけ充実した機能で、他社からののりかえだと価格は9,800円(税込)という驚きプライス! ぜひ手にとってみてくださいね。
「らくらくスマートフォン a」を11月7日に“ワイモバイル”で発売(2024年10月31日 ソフトバンク株式会社 プレスリリース)
(掲載日:2024年11月7日)
文:ソフトバンクニュース編集部
あんしんのサポートが充実「らくらくスマートフォン a」
ワイモバイルの「らくらくスマートフォン a」は、おトクな定額プランに加えて、詐欺・迷惑電話対策機能や、スマホ操作に関するサポート機能、健康管理など、充実の機能を搭載しています。