システムやネットワークが一定時間内に処理できるデータ量のこと
PCの処理能力やネットワークのデータ転送速度を表す指標
スループットとは、一定時間内にどれだけのデータが処理されるかを示す指標です。主に通信や情報技術の分野で用いられ、一般的には、1秒当たりのデータ転送量をビット単位で表す「bps」やバイト単位で表す「B/s」などで示されます。スループットの数値が高いほどシステムの性能やデータ処理の効率が良く、システム全体のパフォーマンスが高いとされます。
身近な例として、スマートフォンでのデータ通信時の下り・上りの通信速度もスループットで表されており、数値が高いほどウェブページの読み込みや動画のストリーミングを高速に行うことが可能です。IoTやAIの活用が進むビジネスシーンにおいても、膨大なデータを処理する上で、高度なスループット性能を備えたシステムやネットワークは必要不可欠です。
ソフトバンクでは、より高品質なモバイル通信を目指し5Gネットワークの高度化を進めるとともに、さらに高速な通信環境構築に向けて次世代通信システムの開発に取り組んでいます。
スループットの関連情報
(掲載日:2025年1月10日)
文:ソフトバンクニュース編集部