
米国のAI開発企業であるBrain Technologies, Inc.が開発した「Natural AI Phone」は、写真撮影や翻訳など、AIを活用した機能を備えたスマートフォンが増える中で、操作そのものをAI(Natural AI)がサポートする点が特長です。2026年4月24日の発売に先立ち、メッセージのやり取りやWebページの閲覧、スケジュール情報をもとに、予定調整やメッセージ返信、予約までが一連で進む操作を体験してきました。
目次

お話を聞いた人
ソフトバンク株式会社 プロダクト本部 プロダクトデザイン2部 サービスデザイン課
澤田 健太郎(さわだ・けんたろう)
モバイル端末の企画・検証を担当。新機種の評価や活用シーンの検討を通じて、サービスへの展開を推進。
ユーザーのニーズに合わせて感覚的にスマホが使える。Natural AIが寄り添ってサポート
「Natural AI Phone」は、ユーザーの操作を起点とするのではなく、目的に応じてNatural AIが自動で動く設計が特長です。 AIと会話した内容だけでなく、ECの購入履歴、スケジュール、メッセージの内容などをもとに、情報の整理や次の操作をサポートします。また、アプリを切り替えることなく一連の操作をシームレスに進められる点も特長の一つです。
このボタンは何だろう? 先回りで情報や話題を提案するAIボタン

「本体側面の右下に他のボタンとは色が違うボタンありますよね?このボタンを1回押すとNatural AIが起動し、表示している画面の内容を理解しその後のアクションを提案してくれます。プロンプトを入力する必要がなく、そのまま次のアクションにつなげられる点が特長です。さらに2回押すと、画面に表示されている情報を記録することも可能です」
実際に、愛犬のSNSを見ている状態でAIボタンを1回押してみました。すると、犬種の特長やドッグフレンドリーな散歩コース、ペット用品のDIYといった提案が表示されました。

自分でプロンプトを入力していない状態で、画面の内容をもとに、Natural AIが「このあと調べそうなこと」を予測し、あらかじめ候補を提示します。さらに、「関連情報を調べる」「別の候補を探す」といった選択肢も表示されるため、何を入力するか考えなくても、そのまま次の操作に進めます。

自分で何を調べるか考えたり、言葉を入力したりしなくても、Natural AIが「これを調べたいのでは?」と先回りして提案してくれます。
アプリを切り替えずに操作が進む。AIがシームレスなUIを実現
LINEで予定を決めるやり取りをしていると、カレンダーでスケジュールを確認し、再度LINEに戻って返信する、といった操作を繰り返す場面があります。その都度アプリを切り替える必要があり、操作の手順が増えると感じませんか?
例えば、友人とGWの予定についてやり取りをしている中で、「5月4日に肉フェスに行きたい!」といったメッセージが届いた場合、どのような操作になるのでしょうか。

「『Natural AI Phone』では、メッセージのやり取りの内容をNatural AIが読み取り、スケジュールを確認した上で候補日を提示します」

「メッセージの内容をNatural AIが読み取り、カレンダーの空き時間と照らし合わせて候補日を提示します。そのまま返信内容の作成まで進められるため、カレンダーを開いて確認し、再度メッセージアプリに戻るといった操作が不要になります。普段無意識に行っている操作をまとめて任せられるイメージです」
シームレスに操作できるのは、Gmail 、Google マップ、Google カレンダー、YouTube、LINE、Yahoo!ショッピング、Amazon、楽天、食べログで今後順次拡大予定とのことです。

アプリを切り替えることなく一連の操作が進むため、これまで複数のアプリを行き来していた操作をまとめて行えるようになります。
日々の出来事やペットの情報まで、スマートフォンがやり取りをサポート
「Natural AI Phone」は、日々の行動ややり取りを通じて、ユーザーの好みや意図を学習します。これにより、使うほどに、一人一人に寄り添った提案やサポートを実現します。
「日々の行動を横断的に記憶していきます。たとえば、Natural AI Phoneでの購入履歴、レストランの予約に加え、『覚えておいて』とNatural AI Phoneに伝えた内容。さらに、AIボタンを2回押して、LINEの会話やスケジュール、ウェブサイトの情報など、覚えておきたいことを簡単に記憶させることができます」
実際に、SNSに掲載されていた愛犬のプロフィールを表示し、AIボタンを2回押して内容を記録してみました。

後日、「愛犬Hulaちゃんのお誕生日覚えてる?」と確認すると、過去に記録した情報をもとに回答が表示されました。さらに、以前Natural AIとのやり取りの中で考えていた誕生日のプランもあわせて表示され、Google カレンダーへの登録やケーキの予約状況をGmail で確認するといった提案も表示されました。

必要な情報をその都度探すことなく、過去に記録した情報ややり取りの内容をもとに呼び出せるため、次の操作まで一連の流れで進めることができます。
変わるスマホ体験。「Natural AI Phone」の真骨頂とは

アプリを切り替えながら操作するのではなく、やり取りの流れの中で必要な操作がそのまま進んでいく点が印象的でした。こうした使い方が、「Natural AI Phone」の特長になるのでしょうか?
「はい。調べる、確認する、予約するといった操作が一つの流れでつながる点が大きな特長です。これまではアプリごとに操作を分けて行う必要がありましたが、Natural AI Phoneでは、メッセージの内容をもとに予定を確認し、そのまま候補日を提示して返信まで進めるといったように、一連の操作がつながって進むようになっています」
澤田さんが「Natural AI Phone」の推したいポイントはどこですか?
「例えば、WebサイトやSNSを見ている中で気になる情報があった場合に、AIボタンを押すだけで、次のアクションを提案してくれることです。これまでは、書かれている内容をコピーして、Webブラウザに貼り付けるなどしていましたが、そのような手間がなくなるのは、使ってみるとかなり便利に感じると思います」
最後に、「Natural AI Phone」は他のスマホと比べて、メッセージのやり取りや予定調整といった操作はどのように変わるのでしょうか?
「これまでのスマホはアプリを選んで操作するものでしたが、「Natural AI Phone」では、メッセージのやり取りや予定の調整、情報の確認といった操作がアプリを切り替えずに、シームレスな操作で実現します。実際に使っていただくと、操作の流れが自然につながる新しい使い方を実感いただけると思います」
目標に向けた情報をまとめて管理。スマホを “学習のサポート役” として活用
「Natural AI Phone」を使っている中で、画面右上にあるプラスマークが気になりました。そこで、このマークについて澤田さんに聞いてみました。

「画面右上にあるプラスマークはフォーカスといい、計画や目標の達成に向けて、関連する情報をまとめて管理できる機能です。資格取得やダイエット、旅行の計画などに関する情報を一つの画面に整理し、そのまま次の操作にも進めます」

実際に使ってみると、複数のアプリやメモを行き来することなく、必要な情報をまとめて確認できるため、何から手をつけるべきか迷いにくくなりました。資格取得やダイエットだけでなく、旅行の計画など、行き先やスケジュール、移動手段、予約情報といった内容をまとめて確認したい場面でも活用できそうです。
使い続けることで蓄積された情報をもとに、Natural AIがその人に合った提案をしてくれる点も特長です。目的に向けた行動を自然と後押ししてくれるような感覚があり、使い方次第で新しい発見につながる可能性も感じられました!
関連プレスリリース
- 「Natural AI Phone」を“ソフトバンク”で4月24日に発売(2026年4月17日 ソフトバンク株式会社)
(掲載日:2026年4月17日)
文:ソフトバンクニュース編集部
ソフトバンク独占先行販売!あなたに寄り添って動く「Natural AI Phone」登場

「Natural AI Phone」は、使うほどにユーザーを理解し、日々の操作や意思決定をサポートするパーソナルAIを搭載。情報の整理から次のアクション提案まで、自然につながる操作体験を実現します。





