ついに人間がロボットに乗れる時代がやってきた!?
全長約4メートルの大きさながら、二足歩行ができ、人型や車型に変形できる巨大ロボットの試作機がお披露目されると聞いて、その現場に行ってきました。
そのロボットは「J-deite RIDE」(ジェイダイト・ライド)。
映画やテレビに登場する架空のロボットではなく、リアルに動く人型変形ロボットなんです。操縦席に大人が2人乗ることができ、デザイン協力はなんと「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」「機動戦士ガンダム」などのメカデザインや数多くの変形ロボットのデザインを手掛けた大河原邦男さん。
普段は見ることはできない貴重な機会なので、お披露目会の様子を1分にコンパクトにまとめました! ぜひ動画をチェックしてくださいね!
全長約4メートル、重さ1,695kg! 人型から車型に変形、そして足踏み
「J-deite RIDE」はとにかく大きいのが特長。
全長は約4メートル。人間の身長をはるかに超え、一般住宅の2階建てに相当する高さだそうです。また重さは普通車と同じくらいの1,695kg。本当に大きいのが実感できますね。
車型から人型、人型から車型に変形するときも、人が乗った状態で変形可能。まるで出動するロボットのコックピットにいる気分です。
変形(ビークルモードへ):人型から車型へ
変形(ロボットモードへ):車型から人型へ
ロボットモード:足踏み
ジェイダイトってどんなロボット?
「J-deite RIDE」って何かアニメのキャラクターなの? と思われる方がいるかもしれませんね。
実は「J-deite RIDE」は次世代を作る変形ロボットの建造およびロボット技術の研究を行う「Project J-deite」というプロジェクトから生まれた「J-deite」シリーズの一つで、ソフトバンクグループでロボット・ソフトウエア事業を行うアスラテックと、BRAVE ROBOTICS、三精テクノロジーズの3社が2016年から共同で開発を始めたロボットなんです。
イベントでの展示などエンターテインメント分野での利用に加えて、今後はアミューズメントパーク向けに変形ロボットの技術を活用したアトラクション開発を進めていくそうですよ。
もう少し待てば、「J-deite RIDE」のようなロボットにいつでも乗ることができる日がやってくるのかもしれない…と思わずワクワクしてしまう編集部メンバーでした。
(掲載日:2018年5月17日)
文:ソフトバンクニュース編集部