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ロボットで蚊の退治や自宅警備。「あいちロボフェス」で、子どもたちが思い描いたロボットフレンドリーな未来社会

子どもの発想は無限大。 “見て” ”触れて” “体験できる”「あいちロボフェス」で育まれたロボットが社会に溶け込む未来像

STEAM教育や探究学習が注目されている教育現場では、子どもたちがロボットやAIに触れる機会が増えてきているようです。ソフトバンクは、日建設計株式会社、SynapSpark株式会社(日建設計とソフトバンクの合弁会社)とともに、「ロボットフレンドリー」な社会の実現を目指しています。その取り組みの一環として、12月12〜14日に開催された子ども向けロボットイベント「あいちロボフェス」で、ロボットと暮らす未来社会を考えるワークショップを出展しました。会場の様子をレポートします。

ロボットと一緒に生活する社会はどんな暮らし? 想像力とロボットフレンドリーな未来像を育むワークショップ

ロボットと一緒に生活する社会はどんな暮らし?想像力とロボットフレンドリーな未来像を育むワークショップ

「あいちロボフェス」は、愛知県の中部国際空港セントレアの隣に所在するAichiSkyExpo(愛知県国際展示場)で開催されました。会場に入ると、最新のロボット技術の展示や職業体験型テーマパークキッザニア監修のロボット関連の仕事体験のほか、企業や教育機関によるブースが立ち並び、来場者はロボットの操作やプログラミングといったワークショップを体験できます。

ロボットと一緒に生活する社会はどんな暮らし?想像力とロボットフレンドリーな未来像を育むワークショップ
ロボットと一緒に生活する社会はどんな暮らし?想像力とロボットフレンドリーな未来像を育むワークショップ
ロボットと一緒に生活する社会はどんな暮らし?想像力とロボットフレンドリーな未来像を育むワークショップ
ロボットと一緒に生活する社会はどんな暮らし?想像力とロボットフレンドリーな未来像を育むワークショップ

調理ロボットや泳ぐロボットなど、どのブースにも人だかりがあり、親子で真剣にロボット操作に取り組んだり、デモンストレーションに見入る姿が見られました。

株式会社日建設計とSynapSpark株式会社、ソフトバンクの3社が合同で、「もしロボットとくらしてみたら?」というテーマのワークショップをブース出展。家や学校、病院といった身近な場所のイラストが描かれたボードに、「こんなロボットがあるといいな」というアイデアをシールや付箋を使って書き込むもの。人とロボットが共生する未来の街を想像しながら、みんなで話し合い、実現したいロボットフレンドリーな未来像をつくることがゴールです。

子どもたちがどのようなアイデアを書き込んでいるのかのぞいてみると、「犬の散歩をする」「蚊を退治する」「家を守る」「壊れたロボットを直す」「おんぶしてくれる」「乗って遊べる」「1人のときに話し相手になってくれる」…といった思い思いのアイデアが書き込まれていました。

ロボットと一緒に生活する社会はどんな暮らし?想像力とロボットフレンドリーな未来像を育むワークショップ

ロボットと一緒に生活する社会はどんな暮らし?想像力とロボットフレンドリーな未来像を育むワークショップ
ロボットと一緒に生活する社会はどんな暮らし?想像力とロボットフレンドリーな未来像を育むワークショップ

ワークショップは盛況で、ボードが足りないくらいアイデアでびっしりになったそう。並べてみると圧巻の作品に!

ロボットと一緒に生活する社会はどんな暮らし?想像力とロボットフレンドリーな未来像を育むワークショップ

ふと、ブースの前に目をやると何やら人だかりが・・・

ロボットと一緒に生活する社会はどんな暮らし?想像力とロボットフレンドリーな未来像を育むワークショップ

会場の中をゆっくり走る四角いフォルムに、優しい表情のロボットを発見! ソフトバンクの竹芝本社内でも、実証が行われている自律走行型ロボットの「Cuboid(キューボイド)」です。本社ビルでは、人や物を回避しながらエレベーターの乗り降りができるかどうかなどを検証しています。

また、通常Cuboidのボディの素材は、シルバー色の金属製ですが、今回はロボット工学を学ぶ学生が構成を見たり、子どもにも仕組みに興味を持ってもらえるようスケルトンタイプのCuboidを採用。会場内のプログラミングされたポイントを走行したり、タブレットで遠隔操作するデモンストレーションが披露されていました。

ロボットと一緒に生活する社会はどんな暮らし?想像力とロボットフレンドリーな未来像を育むワークショップ

常に大勢の人に囲まれていたCuboid。特に子どもが興味深そうにCuboidを操作するタブレットをのぞき込んでいました。操作担当者がカメラやセンサーが付いていることを説明すると、「警備に使えそうだね」と、すぐさま鋭いコメントがあがる一コマも。

ロボットと一緒に生活する社会はどんな暮らし?想像力とロボットフレンドリーな未来像を育むワークショップ

ロボットアイドルユニット「THE★ROBOTS」がダンスショーを披露。気になるセンターは…

ロボットアイドルユニット「THE★ROBOTS」がダンスショーを披露。気になるセンターは…

さまざまなエリアで構成されるロボフェスの中でも、カラフルでポップな雰囲気がある大きなブースで、ひときわ目立っていたのがロボットタウン。ロボットが活躍する未来の街をテーマに、ショッピングモールや病院、家、エンターテイメントなど、さまざまなシーンごとにロボットのデモンストレーションや実際に触れて体験できるエリアです。

エンターテイメントでのシーンでは、Pepperやaibo、RoBoHoN(ロボホン)などのコミュニケーションロボットと直接触れ合えるデモンストレーションを常時開催。ロボットを取り囲むように人が集まり、子どもだけでなく、大人も身を乗り出して触れ合う様子がありました。

ロボットアイドルユニット「THE★ROBOTS」がダンスショーを披露。気になるセンターは…
ロボットアイドルユニット「THE★ROBOTS」がダンスショーを披露。気になるセンターは…

また、中央のステージでは、ロボットアイドルユニット「THE★ROBOTS」がダンスショーを定期的に披露。「THE★ROBOTS」は、「ロボット業界を盛り上げる」ために結成したユニットで、メンバーは、aibo、Pepper、BOCCO emo(ボッコエモ)、RoBoHoN、Romi(ロミィ)。主に東京・渋谷のカジュアルダイニング「Pepper PARLOR」で日頃からダンスを披露しています。

15分ごとに行われるダンスショーは開始時間になると、どんどん人が集まってきます。

ダンスショーの後には、「THE★ROBOTS」でセンターを務めたRoBoHoNが、観客に向け「THE★ROBOTS」の紹介とあいさつを行いショーを締め括りました。

ロボットアイドルユニット「THE★ROBOTS」がダンスショーを披露。気になるセンターは…

愛知県が主催する「あいちロボフェス」は、同時開催されたWorld Robot Summit 2025 AICHIのサイドイベントとして、次世代のロボット人材やモノづくり人材の創出を目的に開催。未来社会を支えるロボットを ”見て” ”触って” ”体験できる” をコンセプトとしたイベントです。

今回のワークショップおよびロボットタウン出展を担当した、ソフトバンク株式会社 Chief Scientist室 直井理恵は、次のようにコメントしました。

直井理恵

「このワークショップは、子どもたちの自由な発想を大切にし、将来的なアイデアの具現化を目指すイベントの開催も見据えています。想像と現実が結びつく体験を提供することで、ロボットをより身近に感じてもらうきっかけを作りたいと考えています。

また、「ロボタウン」のエンターテイメントブースでは、コミュニケーションロボット体験コーナーへの企業・教育機関への協力依頼や、ダンスショーのBGMにAIを活用した歌詞作成など、多岐にわたる経験を積むことができました。

ロボットのダンスパフォーマンスは、複数のロボットが連携しているように見えますが、実は事前にメーカー各社と協力し、地道に時間とタイミングを調整して実現しています。

私自身、現在は自律走行ロボットの研究開発に携わりつつも、コミュニケーションロボットも大変好んでいます。研究者と生活者の両方の視点から、ロボットが社会に自然に溶け込むための取り組みを継続していきます」

ソフトバンクはこれからも、未来を担う次世代へテクノロジーと触れ合える機会を提供していきます。

(掲載日:2026年1月14日)
文:ソフトバンクニュース編集部