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AIを武器に、自分自身を進化させよう! 2019年度入社式リポート

AIを武器に、自分自身を進化させよう! 2019年度入社式リポート

2019年4月1日、ソフトバンク株式会社とSB C&S グループの2019年度の入社式が開催されました。

人生を切り開くのは自分の思い次第!

平成最後の入社式となった今回は、ソフトバンク株式会社とSB C&S グループの合同で執り行われ、ソフトバンク株式会社に429名、SB C&S グループに65名の新入社員が入社しました。式典では、新入社員に向けて、ソフトバンク株式会社 取締役会長の孫 正義と代表取締役社長 兼 CEOの宮内 謙が祝辞を贈りました。

登壇した孫代表は、新入社員に向けて次のように熱く語りかけました。

ソフトバンク株式会社 取締役会長 孫 正義

「入社おめでとうございます。今から10年ぐらい前、創業30年を迎える際に『新30年ビジョン』を全社員で議論し、作りました。その時はわれわれがまったく手をつけていなかった分野、それが現在は事業分野に入ってきている。例えば、ロボット、AIなどです。あの時に思いを描いたことが続々と現実のものになっています。

皆さんは今日から社会人になるわけですが、これからの人生は自分の気の持ちようで大いに変わります。今から20年後の40代は人生の半分、そして働き盛りです。自分がその20年でどう進化するかということで、皆さん一人ひとりの価値が圧倒的に変わります。

今から20年でビジネス分野においても相当、景色が変わるでしょう。大切な事は常に最低でも10年先のことを考えて、手を打つことだと思います。現実は厳しいことがいっぱいありますが、強くたくましく開花していけるかは、皆さんの気の持ちよう、すべては自分に帰結していると思います。艱難辛苦(かんなんしんく)は自分を鍛えてくれるもので、そこから学んで大きく育つという心構えを持ってほしいと思っています。

仕事を高い次元で成功させていく具体的な鍵はAIです。あらゆる産業、仕事の中身はAIで再定義され、あらゆる技術がAIによって進化する時代が来ます。AIを自分の武器として全員が身に付け、自分自身の技能、知能は常に進化させていかなければなりません。

われわれが何のためにビジネスをやっているのか? それは創業以来変わっていません。人々が幸せになってもらえるように『情報革命』を常に追い求めています。あらゆる知識、技術、力を集約させてより進化する、それは人々に幸せになってもらうためです。そういう意味で皆さんには頑張ってもらいたいと思います。」

情報革命の同志として、新たな10年を切り開こう!

次に宮内が祝辞として新入社員にエールを贈りました。

「入社おめでとうございます。これまでの10年間はスマートフォンが世界中に浸透して情報革命が起こった時代でした。これからは5Gネットワークが主流の時代になり、あらゆる産業に変革がもたらされるパラダイムシフトが起こります。皆さんにはデジタル・AI・グローバル、この3つに常に好奇心を持ち、世界で起こっているテクノロジーの進化などを調べる習慣を身に付けてほしいと思います。それにより10年後は変わります。情報革命の同志としてこれからの10年を一緒に切り開いていきましょう。」と述べました。

ソフトバンク株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 宮内 謙

続いて宮内より新入社員代表へ入社証書が授与された後、それぞれの抱く“志”を集めた新入社員制作の動画が披露されました。最後に新入社員代表の3名がソフトバンクとの出会いや関わり、夢や決意などを語り、入社の決意を表明しました。

(掲載日:2019年4月1日)
文、撮影:ソフトバンクニュース編集部