2月8日、9日に開催された「Pepper World 2017」。
Pepperの法人導入事例などの基調講演が開催されるとともに、展示会場では、万引き防止や観光案内、商品紹介、高齢者見守り支援サービスなど、Pepperを活用した業務の自動化を実現する40以上の最新ソリューションが展示され、多くの来場者でにぎわいました。
会場入り口ではPepperが、誕生からの歴史を説明。
展示会場は大勢の来場者で混み合っていました。活気がありますね！
川崎重工業株式会社の人共存型で産業用途向けの双腕スカラロボット「duAro（デュアロ）」とPepperのコラボも。Pepperが受け付けすると、連携した「duAro」がスマホのディスプレーに保護シールを貼ってくれるデモンストレーションを行っていました！
史上初のファッションショー「Pepper Tokyo Collection 2017」
史上初のPepperによるファッションショー「Pepper Tokyo Collection 2017」にノミネートされたPepperたち。左から「工事現場スタッフ」「病院スタッフ」「“和”お出迎え」「空港コンシェルジュ」「保育士」。グランプリは、「空港コンシェルジュ」に！ 業務を連想できる分かりやすさ、前からも後ろからも綺麗に仕立てられていた点が高評価。
活用事例を競う「Pepper App Challenge 2017」
活用事例を競う「Pepper App Challenge 2017」。決勝に進出した10作品も展示されていました。
家族が亡くなった時に、残された記録を知ることができる「ロボカタミ」や、グラスにお酒を注いでくれる「バーテンダー for Pepper」など、ユニークなものばかり。
最優秀賞に選ばれたのは、TEAM JOYSOUNDの「健康王国 for Pepper」。Pepperが高齢者の方々に「レクリエーションの進行」「顔認識を活用した対話」「カラオケのアシスト」を提供し、スタッフをサポートするというもの。超高齢化社会を迎える日本には、ニーズの高いサービスですね。
Pepperの導入企業は約2,000社。
これからもっと街角でPepperに出会う機会が増えるはず☆ 今度はどんなPepperが誕生するのか楽しみです♪
生活を進化させるロボアプリも続々登場！
Pepperの進化は企業向けのサービスだけではありません！
日々の暮らしの中で、Pepperと共に楽しめるロボアプリも続々と登場します。「Pepper World 2017」の前日に行われた記者会見では、Pepperの動きやセリフをカンタンに作成しSNSで共有できる「Pepper Maker」、健康をサポートするロボアプリとして、脳トレロボアプリ「Pepperブレイン」や人の心の状態を把握してアドバイスをする「Pepperヒーリング」などが紹介され、2月8日から無料で利用可能に！
3月以降には、Pepperと連携したスマートフォンを利用してPepperを遠隔操作できる「Pepper View」と、Pepperを通じて家電を操作できる「iRemocon for Pepper」などの提供も予定されているのだとか。Pepperの進化に目が離せませんね！
（掲載日：2017年2月17日）
文：ソフトバンクニュース編集部
