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打って、歌って、踊って! 3万人のファンが熱狂した福岡ソフトバンクホークス ファンフェスティバル 2025

11月24日、みずほPayPayドーム福岡がにぎやかな “宴” の舞台に変わりました。「打って、歌って、踊って!バリタカ球宴 Presented by Fanatics」と題した今年の福岡ソフトバンクホークスのファンフェスティバルは、「音楽とスポーツの宴」をテーマに選手とファンが一体となって盛り上がれる企画が盛りだくさん。午前中に行われた優勝パレードに続いて、会場の様子を取材してきました。

バリタカ球宴、スタート。選手たちの意外な姿がとても新鮮!

オフィシャルダンス&パフォーマンスチーム「Honeys(ハニーズ)」によるダンスパフォーマンスで、華々しく始まった今年のファンフェス。何を隠そう、ファンフェスに参加するのは初めての経験。選手たちのどんなパフォーマンスが見られるのか楽しみにしてきたのですが、オープニングだけで圧倒されてしまうほどです。何より驚いたのが、ハリーホークとハニーがめちゃめちゃダンスが上手ということ。ハニーズとの息のそろったダンスにノリノリで手拍子しつつ、思わず見入ってしまいました。まさにフェスの幕開けにふさわしいパフォーマンスです。

そしていよいよ選手たちの入場です。今年は、柳町達キャプテン率いる「めんたいRockers」と大津亮介キャプテン率いる「とんこつSparks」の2チームに分かれての対決形式。それぞれのチームカラーのスウェットを着て選手がステージに登場するのですが、ユニフォーム姿しかほとんど見たことがないので誰が誰だか…(笑) いえ、いつもと違う装いがまた新鮮です!

歌うま、モノマネ、選手たちの多才ぶりがハンパない

最初の企画「バリタカ ヒットスタジオ」は、歌うま対決からスタート。一番手として登場したのは「めんたいRockers」の秋広優人選手なのですが、カツラにサングラス、あごヒゲ、ともしかして松山千春さんのモノマネ!? 客席からもどよめきと笑いが起こります。ところが、秋広選手がいざ歌い始めると、想像以上の美声。客席からも「こんな声してたの!?」「めっちゃうまい!」と驚きの声が次々と上がっていました。これに対して、「とんこつSparks」からは今年ドラフト1位で入団した村上泰斗投手。カラオケが特技ということを証明するかのように、自慢の声を響かせていました。野球場では絶対に見られないであろう姿に、他の選手もどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみで仕方がありません。

ものまねで盛り上げる秋広優人選手

ものまねで盛り上げた秋広優人選手

しっとり歌い上げた村上泰斗投手

しっとり歌い上げた村上泰斗投手

続くイントロクイズ対決では、主力選手たちが解答者として参加。選手の入場曲のイントロが流れるたびに「これ聞いたことある!」「あー! 曲名が出てこない!」と本気で悩む選手たち。その前に現れたのが、モノマネ隊長、上茶谷大河投手。中村晃選手や柳田悠岐選手、今宮健太選手の打撃フォームなどのモノマネでヒントを出すと、誇張しつつも絶妙にそっくりで、会場中から笑いが起こりました。

あの伝説の「川瀬コール」大合唱に参加できて、思わず感動…

続いて行われた「バリタカ ミュージックフェス」では、この日限りの特別ユニットが登場。ダンスやコール、振り付けまでしっかり練習を重ねてきた本気のステージを披露しました。

ミュージックフェスのクライマックスを飾ったのは川瀬晃選手。川瀬選手の登場曲といえば、もちろんあの曲「YAH YAH YAH」。今シーズン、数々の名シーンで流れた伝説の曲です。川瀬選手が歌い始めると、曲のサビでは、客席から自然と「川瀬コール」が巻き起こり、気づけば3万3千人が声を合わせる大合唱になっていました。

そして、ステージ企画の最後に発表されたのは、ファンが選ぶMVPです。今年いちばんの名シーンといえば、多くのファンがこう答えるでしょう。5月2日の9回2アウトからの川瀬選手の逆転サヨナラの一打だと。MVPには川瀬選手が選ばれました。

ステージ周辺では、サイン会や2ショット写真会など選手と触れ合えるイベントも

豪快アーチ連発「ホームランダービー」

目玉企画の一つ「バリタカ ホームランダービー supported by JRA 小倉競馬場」には、「めんたいRockers」から秋広優人選手、助っ人・山川穂高選手、「とんこつSparks」から笹川吉康選手、助っ人・野村勇選手が出場しました。ルールは、各チーム5分間で何本の本塁打を打てるかを競うのですが、助っ人の打席中にランダムでCANDY TUNEの楽曲『倍倍FIGHT!』が流れ、その間にホームランを打つと得点が2倍になるという特別ルールも。

先攻は「とんこつSparks」。チャンス曲で野村勇選手がホームランを連発すると、感覚をつかんだのか笹川選手もホームランを連発。記録した点数はなんと25点。「とんこつSparks」監督の柳田悠岐選手も「勇(いさみ)ちゃんのチャンス曲で完全に乗ってたね!」とうれしそうに語っていました。
大量25点を追いかけることになった後攻の「めんたいRockers」は、焦りもあってか、なかなかホームランが出ません。すると、山川選手は途中でバットを金属製に持ち替えたようで、振り抜くたびに「カキーン!」と甲高い金属音が。客席からも笑いが起こります。さらに、チャンス曲が何度も何度もリピートされますが、なかなか打球が上がらず終了。「めんたいRockers」監督の近藤健介選手は、「ピッチャーの井上(朋也選手)が良すぎたってことでしょうね…」と苦笑い。すかさず柳田選手が「いや、ズルいでしょ。チャンス曲+金属バットですから!」とツッコミを入れ、会場は大爆笑。結果は、25本対11本 と「とんこつSparks」の圧勝でした。

笑いあり、驚きあり。紅白戦はまさかの逆転劇に

「バリタカ 紅白戦 supported by Fanatics」は、普段とは違うポジションに挑戦、ベンチに下がっても何度でも再登場OK、という特別ルールのもと、3イニング制で行われました。先発投手は「とんこつSparks」が野村勇選手、「めんたいRockers」が川瀬晃選手です。

1回表、「めんたいRockers」は渡邉陸選手がヒットで出塁しますが、大関友久投手のショートゴロを大津亮介投手が華麗な守備でダブルプレーに仕留めます。その裏、川瀬晃選手が投手としてマウンドに上がると、なんと初球から143km/hを計測。スタンドから「え!?」「速ッ!」とどよめきが起こるほど。4番の嶺井博希選手も、雄たけびを上げながらの気迫あふれる投球で見逃し三振と、上々の立ち上がりを見せます。

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力強い投球で三振を奪い、場内をどよめかせた川瀬晃選手

試合が動いたのは3回。「とんこつSparks」の3番手投手、山本恵大選手から川村友斗選手、松本裕樹投手の安打でチャンスを作ると、渡邉陸選手の打球の間に「めんたいRockers」が1点を先制しました。しかしその裏、クローザーとして投入した周東佑京選手から、杉山一樹投手が右中間への2塁打を放つと、代走の木村光投手が盗塁を決めて3塁へ進塁。ここで大津亮介投手がタイムリーヒットを放ち「とんこつSparks」が同点に追いつきます。「めんたいRockers」は投手が本職の上茶谷投手に交代しますが、岩井俊介投手、イヒネイツア選手に連打を許し、「とんこつSparks」の逆転サヨナラ勝利で幕を閉じました。

栗原新選手会長が力強く宣言「リーグ連覇の良い流れに乗っていきたい」

イベントの締めくくりとして行われたファイナルセレモニーでは、栗原陵矢選手がファンに向けてあいさつを行いました。栗原選手は来シーズンから新たに選手会長を務めることを自ら発表し、「まだまだ自分の成績も出せていない状況ですが、周東会長が在任していたときにリーグ連覇したので、その良い流れに乗っていけるように、来年まず1年間頑張っていきたいと思います」と力強く決意を語り、スタンドのファンから温かい拍手が送られました。

(掲載日:2025年12月8日)
文:ソフトバンクニュース編集部