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木梨憲武展がグランドフィナーレ! 東京・上野の森美術館で楽しめるARアート

木梨憲武展がグランドフィナーレ! 東京・上野の森美術館で楽しめるARアート

お笑いや音楽、芸術活動と幅広く活躍する木梨憲武さん。2018年7月から自身2度目となる全国美術館ツアーを開催中の「木梨憲武展 Timing -瞬間の光り-」が、2022年6月4日から26日にかけて、いよいよ東京・上野の森美術館でグランドフィナーレを迎えます。

木梨さんが東京会場に合わせて新作した新作アートやこれまでに発表してきた数々の作品が展示される本展では、ロンドンの個展で新作を発表した「REACH OUT」シリーズや、木梨さんが生み出した妖精を表現した「フェアリーズ」シリーズなど、ソフトバンクの「5G LAB」とコラボしたスマホやタブレットから体験できる3Dデジタルアートも展示中です。開幕前日に行われたメディア向けのお披露目会を取材してきました。

木梨さんがVR空間に描いた“幹”に、「AR SQUARE」を通して“花”を咲かせる

木梨さんがVR上に描いた“幹”に、「AR SQUARE」を通して“花”を咲かす

今回、「木梨憲武展」初の試みとして、参加型のデジタルアートを展示。上野の森美術館の館内には、ソフトバンクとのコラボ作品の一つ「みんなでつくろう AR 『REACH OUT FLOWER』」のコーナーが設けられています。木梨さんが専用デバイスを用いてVR空間に描いたベースとなる“幹”に、「AR SQUARE」アプリを通して好きな色やスタンプの形、イニシャルを反映した“花”を加えることができる、会場内外から参加可能なアート作品です。

投稿した“花”や作品の成長過程、完成品は「AR SQUARE」アプリから見ることができます
投稿した“花”や作品の成長過程、完成品は「AR SQUARE」アプリから見ることができます

投稿した“花”や作品の成長過程、完成作品は「AR SQUARE」アプリから見ることができます

手を差し伸べるという意味の「REACH OUT」は、さまざまな色や形の手をモチーフに描く作品で、仲間とのつながりや助け合いというメッセージが込められています。今回の美術展では、制作初期から現在まで、キャンバスの形や素材、色などさまざまな変化を遂げてきた「REACH OUT」シリーズを見ることができます。

木梨さんがVR上に描いた“幹”に、「AR SQUARE」を通して“花”を咲かす
木梨さんがVR上に描いた“幹”に、「AR SQUARE」を通して“花”を咲かす

小さな妖精が動き出す!? 会場限定で楽しめるARアート

小さな妖精が動き出す!? 会場限定で楽しめるARアート

代表作の一つ「フェアリーズ -街- 」は、「AR SQUARE」を通して見ると、木梨さんが生み出した妖精「コッカ」たちが縦横無尽に動き出す、木梨さんならではの世界観が楽しめます。息子さんが小さい頃に見ていたという妖精からヒントを得たそうです。時々しゃべり出す様子も見られる本作品は、会場限定での体験なので、来場の際はイヤホンをお忘れなく。

よく見てみると、誰かに似ているような……。

よく見てみると、誰かに似ているような……。

他にも、お菓子などの商品パッケージや段ボールといった身近な素材を用いて作った作品や、窓の外から人の暮らしを想像させる「OUCHI」、制作チームや来場者への感謝が込められた「感謝」をはじめ、絵画やドローイング、映像、オブジェなど、木梨さんの頭の中の世界が形となって表れた作品約200点が展示されています。有料の音声ガイドでは、作品の制作裏話を語る木梨さんと映画コメンテーターのLiLiCoさんの会話も聞くことができます。

メディア向けお披露目会に、木梨さんご本人も登場!

メディア向けお披露目会に、木梨さんご本人も登場!

木梨さんはメディア向けお披露目会で今回の展覧会の内容や作品の見どころを紹介。初の試みとなった参加型の3Dデジタルアートの展示については、「自分のスマホの画面から、“花”のスタンプを飛ばすことで、参加者一体となって作り上げる『REACH OUT FLOWER』の制作にもチャレンジしました。今の時代ならではの参加型アート作品なので、ぜひ楽しんでいただきたい」と思いを語りました。

2018年からスタートし日本中をめぐり開催した「木梨憲武展 Timing-瞬間の光り-」は、上野の森美術館での展示でフィナーレを迎えます。木梨さん自身が各会場の展示プランも手がけてきた本展は、ロンドンから始まり、これまで日本全国19カ所を回ってきました。「Timing-瞬間の光り-」に込められた「タイミングが合ったときに良いことが起きる。“今”が楽しい」という思いは、木梨憲武流の展示作品にも表れています。

作品のタイトルには木梨さんによる直筆コメントも

作品のタイトルの余白には木梨さんによる直筆コメントも

最後に、来場者へのメッセージとして、「皆さんが何かを表現したくなる、新しいことにチャレンジしたくなるような展覧会になっています。それぞれの作品に僕が付けたタイトルはありますが、それぞれの感性で作品の中に別のものを見いだしたら、自分でタイトルを付けてもらってもいいくらいです。“余白アリ”の展覧会となっています」と伝えました。

自由な発想と表現方法で出来上がった作品の数々が展示される「木梨憲武展 Timing-瞬間の光り-」は、東京・上野の森美術館で6月24日(日)まで開催中です。ぜひ会場で木梨ワールドにどっぷりつかってみてはいかがでしょうか?

木梨憲武展 Timing-瞬間の光り-

木梨憲武展
Timing-瞬間の光り-を
チェックする

AR作品「REACH OUT FLOWER」の制作風景も取材、木梨さんにインタビューもしています。

(掲載日:2022年6月9日)
文:ソフトバンクニュース編集部

「AR SQUARE」から一緒に「REACH OUT FLOWER」を作ろう!

「AR SQUARE」のアプリを通して、“花”にみたてたスタンプを自由に貼り付けていくことで、木梨さんが作った「REACH OUT FLOWER」に参加できます。さらに6月4日から26日まで上野の森美術館(東京都台東区)で開催されている『木梨憲武展 Timing-瞬間の光り-』の「REACH OUT FLOWER」のコーナーでは、圧巻の3D作品として公開しています。ぜひ足を運んでみてください。

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