SNSボタン
記事分割(js記載用)

「5G LAB」担当者に聞く、ソフトバンクが木梨憲武さんと作りたい新しいARアートの世界

「5G LAB」担当者に聞く、ソフトバンクが木梨憲武さんと作りたい新しいARアートの世界

今回の木梨さんとの企画では、ソフトバンク側でもグループ会社間のシナジー効果が働いての新しいチャレンジとなりました。なぜこのようなこのようなコラボレーションが実現したのか、担当者にインタビューします。

栗尾 和真

栗尾 和真
ソフトバンク株式会社 コンシューマー事業統括 プロダクト&マーケティング統括
サービス企画本部 コンテンツ推進統括部 制作渉外部 シニアプロデューサー

プロフィール
2006年よりGYAO事業に携わり番組制作を担当。2009年からヤフー動画との統合後コンテンツビジネス開発、編成戦略を担当。2017年(~2020年退任) 株式会社GYAO 取締役。2020年4月よりソフトバンクに出向し、「5G LAB」のエンタメコンテンツの企画制作を担当している

「共創型の3Dデジタルアート」への挑戦

「共創型の3Dデジタルアート」への挑戦

このたびの木梨憲武さんとのコラボが実現した経緯は?

私はもともと動画配信サービスのGYAOの所属で、長くコンテンツ制作の仕事に携わってきました。ここ数年、ソフトバンクとヤフーの連携がさまざまな形で行われていますが、ソフトバンクの「5G LAB」でエンタメコンテンツを強化しようというときに、その分野に強みを持つヤフー傘下のGYAOに白羽の矢が立ったのです。そこで2年前に、私を含めた数名がソフトバンクに出向することになりました。そこから5G LABで何をすべきかの模索が始まりました。

実はGYAOにいた時代に、「木梨の貝。」という番組のプロデューサーを務めていました。そのため木梨さんのアート活動のことはよく知っていましたし、ソフトバンクに移ってからも、たびたび企画の相談に乗っていただいたりしていました。当時、5G LABのARコンテンツにアートがなかったこともあり、木梨さんの手がけている作品と絡めてみたら面白いのではないかと着想しました。そこでご本人に相談したところ、快諾いただけたという経緯です。

最も強調したいポイントは?

これまでになかった「共創型の3Dデジタルアート」に挑戦できたこと。制作者が作品を作り、一方的にお披露目するのではなく、「木梨さんがみんなと作るアート」ということが目玉です。こういう美術展は木梨さんだからこその発想で、いまだかつてないのではと思っています。「REACH OUT FLOWER」のベースとなる3Dアートを木梨さんに作っていただきましたが、素晴らしい出来栄えでした。

想像を超える作品が完成してしまった

インタビューで木梨さんは、「下書きのない一回勝負」とおっしゃっていました。

木梨さんは番組作りも同じ姿勢で、良い意味で台本を壊す方。今回、「REACH OUT」のオブジェクトを貼り付けていくアイデアはありましたが、実際に目の前で想像を超えたものが作られてしまい、驚き、感動しました。これが開催期間を経て、多くの皆さんの手でどうなっていくのか、ワクワクしています。

想像を超える作品が完成してしまった

成長した「REACH OUT FLOWER」を見ることはできますか?

会場に足を運んでいただき、その場でスタンプを投稿いただいた方には、自分のスタンプが作品の中に入っていく演出を仕掛けています。これは結構感動いただけるのではと思っています。一度投稿された方、あるいは会場に来られない方も、アプリから「REACH OUT FLOWER」が成長していく様子をリアルタイムに観察できるようになっています。また、自分の投稿したスタンプを「探しに行く」こともできますので、参加している実感がより得られるよう工夫しています。

上野の会場では、「REACH OUT FLOWER」のほかにもうひとつARのコンテンツをご用意しています。臨場ならではの体験ができる作品となっていますので、ぜひ会場でご覧いただければと思います。

木梨さんが手がけたからこそ意義がある

改めて木梨さんとの新しいチャレンジはいかがでしたか?

木梨さんは、とにかく新しいものに興味を持ってくれますし、さらにこちらが想像していたものを圧倒するアイデアを打ち返してくれるので、驚きの連続です。バラエティ番組もアートも同じスタンスでどんどん進んで行くスピード感が、木梨さんならでは。スタッフサイドもとてもエキサイティングです。なにより「みんなで一緒につくろう」という姿勢は、このご時世だからこそ意義深いものになりますし、木梨さんの人柄、キャラクター、アートへの向き合い方をも象徴していると思っています。

木梨さんが常々おっしゃっているのが、「アートってもっと気軽に、もっと楽しくあってほしい。ひょっとしたら自分もできちゃうんじゃないのって思ってもらいたい」ということです。多くの皆さまにとって、今回の木梨憲武展を通じてより広く作品に触れていただく機会にしていただき、また「xRの技術とアートの掛け合わせでこんなこともできるんだ」という、スマホの可能性にもぜひ触れてもらいたいです。

木梨さんのアトリエにお邪魔しインタビューしています

(掲載日:2022年6月3日)
文:ソフトバンクニュース編集部

「AR SQUARE」から一緒に「REACH OUT FLOWER」を作ろう!

「AR SQUARE」のアプリを通して、“花”にみたてたスタンプを自由に貼り付けていくことで、木梨さんが作った「REACH OUT FLOWER」に参加できます。さらに6月4日から26日まで上野の森美術館(東京都台東区)で開催されている『木梨憲武展 Timing -瞬間の光り-』のソフトバンクブースでは、圧巻の3D作品として公開しています。ぜひ足を運んでみてください。

「AR SQUARE」をダウンロード!

AR SQUARE

App store
Google Play
木梨憲武展 Timing -瞬間の光り-

木梨憲武展
Timing -瞬間の光り-を
チェックする